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―「スピードライブ」の歌詞は、『ラブ★コン』とすごくリンクしてますね。

misono:『ラブ★コン』はもともと知ってたんですよ。だから、タイアップが決まった時、じゃあ歌詞はまんま二人のよき理解者として書こうと。漫画への思い入れも深いし、スラスラっと一日で書けました。数年越しの想いが、かなりつめこまれてます。

ー今回の歌詞はかなりカワイイ感じのラブソングですが、misonoちゃんの恋愛観も反映されてますか?

misono:それが、全然(笑)。映画やからあんなに可愛らしい曲が仕上がったんじゃないかな。

ーじゃあ、misonoちゃんはどんな人に魅力を感じますか?

misono:うち自身、仕事が一番だから、彼も仕事が一番であってほしい。例えば彼氏が「俺についてこい」タイプだとしても、うちは自分の人生やから自分で歩きたいし、前にいられたらジャマ、みたいな(笑)。逆に、背中を押してくれたり、あたたかく見守ってくれる人がいいかというとそれも違って、彼氏とは隣に並んで歩いていたい。隣で彼がちょっと進んでいたら、それに刺激を受けてがんばろうと思うし、自分が先を歩いてる時はひっぱってあげる。そういう関係でありたいなって。

ーでは恋よりも大事な仕事に関して、これからやってみたいことはありますか。

misono:めっちゃたくさん。以前は自分自身をすごくカゴの中に閉じ込めてた部分があって。飛び立てる羽は持っているのに、もったいなかった。だからこれからは、今までやったことのないことや、できなかったこと、いろんなことに挑戦したいですね。

―確かに、ソロになってからの方が、より「素」に近いのかもしれませんね。

misono:day after tomorrowのmisonoは、理想の自分。いつも明るくて元気だったらいいな、とか、本当はネガティブだから、ポジティブで前向いてる女の子だったらいいな、とか、いいところばかりを出そうとしてた。でも、今は隠さずに、全部出せるようになったんです。

―そのことで、どんな部分が変わりましたか?

misono:前は与えられたものを「じゃあそうします」でやってきたけど、今はゼロの状態から参加しています。自分のことは自分が一番知ってるから、まず伝えたい事を話した上で、他の意見を取り入れて、100点のものと100点のものを合わせて200点にする、そういう作り方ですね。衣装やメイク、見せ方、歌い方、曲、歌詞、映像、写真をすべてリンクさせて一つの事を伝えた方が、misonoっていうものが伝わりやすいかな、と。

―ジャケットやPVの童話シリーズもその一つなんですね。今回の「みにくいあひるの子」もやはり、曲にリンクした部分があるんですか?

misono:今回のPVでは、「misonoにしかできないこと」をいろいろ考えて、着ぐるみに挑戦しました。自信に根拠はなかったけど、今までも「自分ならできる」と思って乗り越えてきたことがいくつもあったから、絶対にうまくいくと思って。「みにくいあひるの子」を選んだのは、誰もがみにくいあひるの子であり、誰もが白鳥になれるんだ、っていうことを伝えたくて。

―この童話のキーワードも、『ラブ★コン』と同じ、コンプレックスですよね。

misono:芸能人や歌手って、いつもキレイで完璧で、遠い存在じゃないですか。でも、misonoはみにくいあひるの子だよ、めちゃめちゃコンプレックス持ってるよってすごく言いたかった。自分の声が嫌いやったから、歌手になろうなんて全然思わんかったし、童顔で子供っぽく見られる部分も嫌。でも、この声は自分にしかないものやし、悩みもいっぱいあるけど、それも見せてしまうことで、misonoちゃんにもできたんやから、私もがんばろうって身近に感じてもらえるかもしれない。コンプレックスって、人と違うところを気にするからコンプレックスなんですよ。でも、人と違うところこそ個性やから、それを好きになってほしい。そんなメッセージが伝わればいいな、と思ってます。

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