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音楽コンシェルジュ・アワード
今週聴くべき3枚:SKY-HI、石崎ひゅーい、Kan Sano 2016.12.16 UPDATE

先週末、代官山UNITで観た男女5人組音楽集団LILI LIMITのライヴが最高でした。白一色の衣装で統一されたファッションは、どこかしら異世界風な眉村卓によるジュブナイル小説『なぞの転校生』(1967年刊)っぽさも感じたり。至福なポップソング「Festa」、心躍る「Living Room」、最新作のリードトラック「A Short Film」、ポップ濃度120%の超キャッチーな「Kitchen」、ダンサブルな「Girls like Chagall」、80’s風なリフやユニゾン風な女性コーラスが切なくもポップな「N_tower」、ふわっとサイケデリックにポップな「Naked」、記号めいたリリックが謎めいた物語性を演出する「On The Knees」、疾走感溢れる極上のドラマティック・チューン「Self Portrait」などなど、ほんと好きな曲がいっぱい。スーパーカー、サカナクション、SEKAI NO OWARIはもちろん、海外ではPassion Pit、TEAM ME、Mewなど、様々なバンドの良質なエッセンスを感じさせる新しい才能です。2017年も要注目。まずは楽曲からお試しを!!!

はい、というわけで、今週チェックすべき音楽作品を紹介していきましょう。新作リリース・アイテムが多い音楽作品の中から、選びきれないあなたへ向けて今週、音楽シーンで話題の3枚を“音楽コンシェルジュ”がセレクト。本気でオススメしたい、三つ星級の作品を独断と偏見で解説していきます☆☆☆

【邦楽シングル部門】SKY-HI「Double Down」

「一番高いオッズからいつだってひっくり返してきた」という、自身の半生を綴ったリリックが力強いSKY-HIの2016年第3弾シングルは、"どこに呼ばれてっても勝利をもぎ取る曲を作ってやる!"というモチベーション高い、ギターのカッティングがシャープにロックテイスト感じられる「Double Down」が登場。カップリングには、テレビ朝日系『フリースタイルダンジョン』エンディングテーマ「Dungeon Survivors」も収録。2017年のSKY-HIの活躍が楽しみだ!

http://avex.jp/skyhi/

【邦楽アルバム部門】石崎ひゅーい『アタラズモトオカラズ』

傑作アルバム『花瓶の花』から半年、早くも届いた3rdアルバム『アタラズモトオカラズ』。プロデューサーに、尾崎豊を送り出した須藤晃を迎えたひゅーいワールド決定盤の登場だ。2曲目「牧場で僕は迷子になって」では、ベック風イントロと尾崎的世界観を掛け合わせながらもコミックソング的に距離感を縮めながらも本質を刺す展開がユニーク。尾崎世界観とのダブルヴォーカルで発表した「おまえは恋をしたことがあるか」のひゅーいソロバージョンも収録。

http://www.ishizakihuwie.com/

【邦楽アルバム部門】Kan Sano『k is s』

12月にして今年BEST的な作品がやってきた。ピアニストでありトラックメイカー、フジロックをはじめ各種フェス界隈を揺るがせた鬼才が生み出すポップネスを感じられる極上の1枚。まずは「C'est la vie feat. 七尾旅人」で、7色にきらめくサウンドに触れて欲しい。ジャイルス・ピーターソンも絶賛するカナダ出身の次世代女性シンガーMaylee Toddを迎えたナンバーも絶品。8曲目「LAMP」での80年代、坂本龍一的ポップ世界観もヤバイ、トロケマス。全曲最&高!

http://kansano.com/

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は12月22日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
https://twitter.com/fukuryu_76
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuryu/

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