今年1月のメジャー・デビュー曲「SHOUT IT OUT」からシングル3作がすべてオリコン週間ランキングトップ10入り。ますます加速する勢いをそのままに、Da-iCEが待望の1stアルバム『FIGHT BACK』を完成させた。まずは、ヴォーカルの雄大、想太の2人が今作の手ごたえを語る。

雄大「この1枚は、結成から4年間の僕たちがギュッと詰まった自信作。今まで僕らのシングルを聴いたことのない方でも楽しめる内容になっているので、この1枚を、たくさんの方に聴いてほしいです」
想太「自分で移動中に聴いていても、全体的に勢いがある作品だなって。ヴォーカルは2人の絶対的な声の違いがある中で、それが合わさったときに1＋1じゃなくそれ以上になっていると思います。その空気感や世界観を味わってほしいです」

今回ならではの新たなチャンレンジや興味深いこんなレコーディング秘話も！

雄大「アルバムの最後の新曲「LOST LOVE」は、今作で唯一ロックテイストが混ざったナンバー。サビのメロディーラインが今までにはない雰囲気になっているので、僕たちの新たな一面を知ってもらえるんじゃないかと思います」
想太「僕は「Noise」が印象的。インディーズ時代からライヴで披露してきた曲なんですが、今回のレコーディングはすごく苦労したんです。１年以上前に録った、やさしいニュアンスで歌う音源を聴いてからブースに入ったら、今の歌声はそれとは違う感じになっていて。ライヴで歌いこんできた分、変化したものがあったんでしょうね」
雄大「想太はホントに苦戦していて、ずっと『どうしよう？』ってボソボソ言ってた（笑）。で、僕が『もっと普段のライヴに寄せて強く歌ってみたら？』って提案したんです」
想太「そしたらすぐにトンネルから抜けられて。雄大くんにはホント感謝してます！　今までで一番メインパートを録るのに時間がかかりましたが、今までより大人になった、ライヴでの自分も初めて出せたかな･･･という曲。今回の経験は本当に勉強になりました」

アルバムのタイトル曲であり表題曲の「FIGHT BACK」は、5人の強い意思が込められたミディアム・チューン。全員が力強い口調で「今の自分たちが詰まっている」と宣言する、アルバムの“顔”というべきナンバーだ。

颯「“Da-iCEはここからだよ”っていう、まさに今の5人のモードが表現された1曲です。タイトルは“抵抗する”とか“反撃する”という意味なんですが、今作はいい意味で好き勝手にやっちゃってるというか、素の自分たちをドーンと出せた気がします。｢FIGHT BACK｣はアルバムを総括するテーマ曲のような存在ですね」
大輝「実はこの曲、デビュー当時からあった曲で、“これがオレらでしょ”っていう強い気持ちがみんなにあったから、今回これがアルバムの表題曲になってよかったなって。周りの環境が変わっても、流されずにしっかり“自分たち”を持って、いい意味で周りに抵抗していこうぜっていう思いが込められています」
雄大「「FIGHT BACK」に詰め込んでること、この曲に対する思い入れは、今までだけじゃなく、この先もずっと持っていたいなって思うことなんです。本当に、それくらいの熱い温度を持った曲ですね」

「FIGHT BACK」の振り付けはロサンゼルスで現地のダンサーに依頼。海外でのダンスレッスンは刺激を受けることが多かったようで、その際のエピソードを5人は興奮気味に語る。

徹「僕たちが振りを付けてほしい人に直接オファーさせていただき、その方にめちゃめちゃカッコいい振りを作ってもらいました。楽曲の魅力が引き立つダンスで･･･内側の感情がにじみ出てくるような」
大輝「外国人の方ならではの豊かな感性というかね」
徹「いろんなジャンルのダンスのイイトコドリって感じ!?」
想太「もうね、とにかくすごいっす！（笑）」
颯「ちなみにその方は、僕らが初めて振りを付けたアーティストだったみたいで」
想太「終わった後、『オレにこんなチャンスを与えてくれてありがとう！』って言ってくれたよね。でもロスでのダンスレッスンは本当に勉強になることが多くて。僕はみんなの前へ前へ精神がすごいなって思った。『前へ出て踊りたい人！』って言われたら日本人は、きっとまばらだと思うけど、向こうの人は全然踊れなくても、とりあえず前へ出る。ああいうメンタルは見習いたいよね」
大輝「一回、先生に『Da-iCE！』って呼ばれて、50〜60人くらいの前で踊ったときあったじゃん？　あれはメンタル鍛えられた！」
雄大「ビックリして振りが飛んじゃって、もうぐっちゃぐちゃ！（笑）」
想太「でもレッスンの最後のほうで雄大くんが『踊りたい人出てきて！って言われたとき、行きそうになった』って言ってて。わ、オレもその変化わかる〜！って思ったんだよね」
大輝「2週間もいるとモチベーションも変わってくるんだろうね。とにかく勉強になることばかりでした！」

11月3日からはDa-iCE史上最大規模となる全国ツアーがスタート。アルバムのリリース直後ということで、パフォーマンスはもちろん、セットリストにも期待が高まる。

想太「今回は過去最多の公演数にもかわらず、最も短い期間で回るツアーということで。気合もめちゃめちゃ入っていますし、ステージに立って、会場のみんなと笑顔になれたらなって思います」
大輝「アルバムと同日発売で今年の春に回ったツアーのDVDが出るんです。だから、それを見てもらえれば楽曲の予習になるのかなと。あとはメジャーな曲しか知らなくても楽しめるように作り込んだり、同じ曲でも過去のライヴとは違う見え方にしたりっていう工夫もしていくつもり」
雄大「これは魅せる曲、これは楽しむ曲･･･とか、今まで一番楽曲ごとのギャップを付けていこうって話をメンバーでしているので。もうね、体だけ来てもらえれば！（笑）」
大輝「そうね（笑）。会場に来たらその場の流れに身を任せて、自由に楽しんでいってもらえればと思います！」

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＜編集後記＞
今回は撮影の小話をひとつ。
ポーズに関して話をしていると、今チマタで話題の“壁ドン”の話に。最近では“床ドン”も流行りなんですよ！と、真面目な顔でレクチャーを交えて教えてくれました･･･が、実践しているのをはた目でみていて、ちょっとドキドキ。そんな進化バージョンもあるんですね･･･!!
それでも、撮影に入るとキリッとONモード。思わずスタッフが口々にカッコイイ･･･とこぼしていました。みなさんは今回の黒スーツの衣装、いかがでしょうか？

次週はメンバー私服写真を公開！ 特別に1枚公開しちゃいます♪
OFFモードのDa-iCEもぜひチェックしてくださいね☆