Dream、E-girlsの中心メンバーとして活躍するDream Amiがグループ初となるソロ・デビューを果たす！　元気いっぱいな笑顔や軽快なダンスを封印し、しっとりとせつない恋心を歌ったデビュー・シングル「ドレスを脱いだシンデレラ」はいままで見たことのないAmiの一面が凝縮されたナンバーだ。ソロデビューを飾った率直な思いや、ひとりで歌うことの難しさなど、今の彼女の素直な気持ちを話してもらった。

Ami「正直に言うと、ソロ活動をしたいなんて一度も考えたことがなかったんです。ひとりで歌っている方を“すごいなぁ”と思うぐらいだったので、だから、HIROさんから提案されたときは「えっ！ 私ですか？？」というのが第一声で（笑）。戸惑いや不安のほうが大きかったけれど、私がソロ・デビューを挑戦することでDreamやE-girlsをもっと世間にアピールできるチャンスなんじゃないかって思いました。E-girlsの中でも年齢が上なので、ここは先輩からソロ活動をはじめて、後輩たちに背中を見せつつ、道を切り開いていくべきかなと決心がついたんです」

予想外のソロ・デビュースタートとなったが、やるならばどうしても表現したいことがあったという。

Ami「いままでのAmiのイメージとは違う顔を見せたいと思いました。曲を選ばせていただく中で、この曲であれば自分らしく、且ついままでとは違う私を表現できるとビビッときたんです。明るくて勢いのある曲が得意だと思っていたので、バラードやせつない系の歌に対して勝手に苦手意識があって、自ら距離をとっていた部分がありました。だからこそ、あえてバラードに挑戦することで、成長でき、自分自身も新たな一面に気が付けるかなと考えてこの曲を選びました。だから、「ドレスを脱いだシンデレラ」は自分への決意表明の曲でもあるんです」

決意表明として新たな一歩を踏み出したものの、やはり、初めてのソロ活動は戸惑うことも多かったそう。

Ami「初の1人レコーディングはすごく恥ずかしくて（笑）。当たり前だけど、メンバーもいないし、歌っているのは私だけ。スタッフさんをはじめみんなが私を見ていて期待を寄せられている！って変な緊張をしてしまいました。そして、ビビッときて選んだ曲でしたが、いざ歌ってみると思っていた以上に難しい歌で“これはエライ歌を選んでしまった！”と（笑）。だから、レコーディング前は、いつもにも増して練習しました。」

ミディアム・テンポの難しい曲を歌いこなすため、何度も努力を重ねた。

Ami「いままでのような明るくてポップな曲のときに歌っていた感覚を出そうとすると、ちぐはぐになってしまう。どうすれば、恋愛のせつなさや心に秘めている感情を出せるかを研究して何度も挑戦しました。レコーダーで歌声を録音して“この歌い方のほうがせつなさを表現できているかな”と、歌うたびに確認したり。そうやって少しずつ完成させていきました」

そして「ドレスを脱いだシンデレラ」の歌詞は「恋する女の子なら絶対共感できる部分がいっぱい！」とAmiは力説する。

Ami「歌の中で『あなたに逢えない夜には 本当に泣きたくなるわ』って歌詞があるんですけど、ここがすごくよく分かる！　私、けっこう恋愛体質なので、好きになったら直球＆一直線だから「ドレスを脱いだシンデレラ」の歌詞は共感するところばかりなんです。女の子って恋愛すると1日の中でもどんどん感情が変化すると思うんです。そういうナイーブな気持ちがすごく丁寧に描かれていて、恋愛中の人には胸にささるハズ！」

歌詞の中では、恋をした女の子がキレイになっていく姿が描かれているけれど、Ami自身は恋をしたらまず、どこからキレイになっていくか聞いていみると…。

Ami「内面からです！　外見や服装は人によって好みが違うし、私としては外見はそのままを好きになって欲しいと思うから。だから、料理を頑張ったり、いつも以上に部屋の掃除をすることで内面を磨くことに力を入れるかな。やっぱり人は性格だと思うんです。性格がいい人って女性ならかわいく見えるし、男性ならかっこよく見えるから（笑）」

今回のジャケットではドレス姿を披露したAmi。プライベートではカジュアルなファッションが多いそうだけど、この夏、注目しているファッションアイテムを教えてもらった。

Ami「この夏は靴に力を入れようと思っています。実は私、いままで靴に興味がなくて、何足も買う人の気持ちがいまいち分からなかった（笑）。だから、持っているのもサンダル、スニーカー、ブーツぐらいで。でも、最近、靴によってファッション全体の雰囲気が変わることにようやく気が付いたので、靴を買ってみようかなと。まずは、この夏トレンドの厚底系のサンダルを買おうかなって思っています！」