
なんかね、強気だよね。今までよりも。
<イケてるでしょう>って歌ってるところとか、自信満々って感じで(笑)
前作「ドリームパレード」がオリコン ウィークリーチャート8位を獲得。初の全国ツアーのファイナル・ZeppTokyo公演を収録したBlu-ray&DVDも大好評のi☆Risが、2015年10月28日(水)に10thシングル「ブライトファンタジー」をリリースする。 i☆Risの “次なるステージ”をはっきりと感じさせるこのシングルについて聞いた。
──まずはシングルの表題曲「ブライトファンタジー」についてお聞きしたいと思います。こちらはTVアニメ『プリパラ』(※1)2ndシーズン第3クールのオープニング曲となりますが、今までの『プリパラ』の楽曲と少し違った味わいを感じますね。
茜屋この曲は「Realize!」と同じ方が作曲してくださったんですが、今までの『プリパラ』の曲よりちょっと大人っぽくて、(『プリパラ』の)ストーリーの中で一致団結した6人のキャラクターたちが、その先のステージに行こうとする堂々とした姿がすごく曲から感じられて。私たちもひとつ階段を登って大人になったので、リンクするところがあるって思います。
山北「Realize!」と曲調は似てるのに、違う感覚を得るっていうのがまたすごいよね。
久保田『プリパラ』の曲はこれで5曲目になりますけれど、その中でも「ブライトファンタジー」は不思議な感じがするなと思います。私たちも声優として(『プリパラ』を)2年間演じさせていただいているのですが、キャラクターたちも変化しているんですよ。その成長が歌詞にも入っているので『プリパラ』の曲をずっと聴いていると、あ。大人の階段をひとつずつ登っているんだな、という感じがしますね。
茜屋「なんかね、強気だよね。今までよりも。<イケてるでしょう>って歌ってるところとか、自信満々って感じで(笑)。
山北“イケてる”って表現は今だとなんかダサかわいいですよね(笑)。
若井“イケてる”!?と思うけど、そこがi☆Risらしいよね。
──ちょっと妖艶に歌ってますよね(笑)。特に“でしょう”の部分が。
若井この曲がオープニングとなるクールはお話もちょっとシリアスというか、今までになかった展開になっていくんですが、そういうことも含めてこの曲は合ってるなと思うんです。<奇跡起こそうよ>って言葉が歌詞にあったり、チームで切り拓いていくぞという気持ちも溢れていると思います。
芹澤歌詞的には新しいことも難しいことも言ってなくて、すごいシンプルなんですけど、それがこれまで真っ直ぐやってきたi☆Risのことを表しているんじゃないかなと思います。
──僕も同じような感想を持ったんですよ。誤解を恐れずに言うと“タフ”だなと。
一同(笑)
──“タフ”って言うのは少年漫画の主人公のような真っ直ぐさと力強さって解釈なんです。強くなっていく主人公が仲間だったり、時には敵だったものや後輩たちをどんどん引っ張っていく。「こっち来いよ」的な。 久保田さんも仰ってましたが、『プリパラ』の曲って同じようなことを歌っているようで曲ごとに確実にステージが上がっているんですよ。これまでのストーリーの中でらぁら(※2)たちは数々の試練と想い出の中で成長してきたし、 それと同じようにi☆Risも成長して、次のステージに進んで導いていくような“タフさ”を身につけたのか、と。
茜屋私たちの曲は、その時その時にスポットを当てて書いてくださっているのですが、『プリパラ』の曲も作詞家さんたちが作品のストーリーに合わせてくだっているので、私たちも歌っていて成長を感じるし、楽しいですね。
──「ブライトファンタジー」を初解禁したステージ(※3)を拝見していたんですが、お客さんも最初は「ん? いつもとちょっと感じが違うのかな?」という戸惑いがあるのを最初は感じていたんです。でも聴き終わった後には「イケてるでしょう!」って。
一同(笑)
──でも、ファンではない一般のお客さんも沢山いたあの場で、沢山の人を惹きつけるほどのパフォーマンスを見せたことは、自分たちのポテンシャルをちゃんと示した証拠だと思います。
茜屋ありがとうございます!