i☆Ris結成4周年記念イベント「foooour」LIVE REPORT

2016年7月7日に結成4周年を迎えたi☆Risが、それを記念して7月9日に山梨県のi☆Ristellartheater(河口湖ステラシアター)にて結成記念ライヴ“foooour”を行った。

5月に2ndアルバム『Th!s !s i☆Ris!!』を引っさげてのツアーを終えたばかりだが、前回が最新モードのi☆Risを体験する狂騒的なパーティだとすれば、今回の記念ライヴは祭りは祭りでもこれまでの道のりの振り返りと、ファンとの交流に重きを置いたものだと言えるだろう。それは会場周辺で販売されていたメンバー別コラボフードや各ブースで手に入る特典、またセットリストに所謂“定番曲”を極力省き、代わりに趣向を凝らすなど、随所に心を砕いていた事からも伺える。

朝から降り続いた雨が止み、会場周辺の木々から靄が立ち昇る中、ライヴはプロレス風の呼び込みアナウンスから始まった。名前を呼ばれた順にメンバーがステージへの花道を一人ずつ駆け上がり客席をアジテート。6人が揃ったところで「Ready Smile!!」が鮮烈に始まりを告げた。この曲のミュージック・ビデオを撮影したステラシアターで踊るメンバーと、それに熱狂するオーディエンス。映像と現実が交差した瞬間だ。この数分のシンクロは現時点ではこの時しか体感できない。続いたのは「徒太陽」「Happy New World☆」の夏モード全開ナンバー。眩しいまでの日射しを感じさせる灼熱のパフォーマンスに会場が呼応するようにサイリウムを振り上げる。


ここで恒例の自己紹介を経てMCタイム。山北の「今日は結成4周年ということで、アットホームなものにしたいと思いますが、祭りですから。セットリストも普段やらないような曲もあるので」という言葉に会場から「おおおお」と声が上がる。「その前に夏になったということで、初夏の感じを味わっていただこうと思います。皆さん(客席から)落ちないようにフゥッフー!してください(笑)」

この一言が示唆した通り、投下されたのは「Summer Vacation Love」。これから始まる夏への期待に胸を膨らませる、甘酸っぱい歌がすっと喉元を流れていったかと思えば、続く「キラリ」の儚さと「Garnet」の痛みが胸を焦がす。誰もが一度は経験したであろう記憶と感情が、サイリウムの数だけ瞬いて揺れる。

祭りの法被をイメージした衣装替えを経て、カヴァー・コーナーへ突入。

ポンポンを手に「もってけ!セーラーふく」でキレッキレのチアダンスを披露。間に「ソーラン!ソーラン!」とソーラン節を入れ込んでアジテートするなど、“祭り”というテーマに即したアドリヴで楽しませる。フル尺では久しぶりという「最強パレパレード」を披露した後は、「次の曲は…石版を発見して一週間……えっと何だっけ(笑)」とミュージック・ビデオの冒頭の小芝居にMCで触れた後「ウィーアー!」へ。曲終わりに芹澤が「客席が海に見えた!」とコメントしたほど大きく波打っていた。

ここから3周年ライヴ以来のアコースティックタイム。「ユメノツバサ」「Defy the fate」を若井のピアノによる演奏で披露。シンプルに研ぎ澄まされたが故に、よりしなやかさと強度を得た言葉と旋律が波紋状に広がり、しんと聴き入る観客ひとりひとりの胸に染み入っていく。若井はこの演奏のために緊張し、開演前は食事も摂れない状態だったとのことで、演奏を終えた後に緊張がほぐれたのか涙する場面もあったが、客席から彼女へ惜しみない拍手という名の花束が贈られた。


後半戦へ突入し、先陣を切ったのは「Belever's HEAVEN」。鋭いギターとビートが、一瞬にしてアッパーな空気へと切り替える。真っ青なサスペンションライトに彩られたステージから研ぎ澄まされたパフォーマンスが青い炎となって意志を燃やす。間髪入れず「幻想曲WONDERLAND」へ突入。毎度、変化する曲終わりの久保田の一言「今日から5歳のi☆Risをこれからも宜しくお願いします!」に澁谷から「4歳だよ!」と突っ込みが入り「ぎゃあああああ!!」と崩折れるハプニングに会場から笑いが起こった。

ピークタイムは止まらない。タオルを手に「ハチャメチャ×ストライク」がスタート。タイトルの通り、ハチャメチャに展開する曲調と、サビで客席と一体となって回されるタオルが、ステージをクライマックスへと導いていく。なだれ込むように「§ Rainbow」へ。ここからステージと客席のベクトルが反転した。ステージのパフォーマンスが客席を沸かせるのではなく、すり鉢状の客席からステージにパワーが流れ込んでいく。喜びと熱量が弩級の声援に変わる。色とりどりのサイリウムが紙吹雪のように舞い、メンバーを後押しする。最大風速の中、キラー・チューンである「Make it!」が投下。割れんばかりの歓声で大気と地面が震える。建造物全体が興奮しているようだ。このシークエンスを締めたのは「ミラクル☆パラダイス」。多幸感溢れるサウンドと歌が色鮮やかにステージを彩り、歌詞の通り“メイキングドラマ”を会場一体となって作り上げた。

本編ラストは「Color」。4年前、河口湖近辺でミュージック・ビデオの撮影が行われたという始まりの歌を、このステージで披露する意味は一際大きい。原点への立ち返りと、これまでの道のりの振り返り。そうすることで未来への足固めを今一度行う。意図したものかはわからないが、そう考えると本公演のセットリストが現段階で発売されている最新曲の「Ready Smile!!」から始まりデビュー曲「Color」に行き着くのは、示唆に富んでいるようにも思えた。


アンコールは「「Color」を歌った後には(c/wの)この曲を歌いたいなと思いまして」と「らむねサンセット」を披露。ノスタルジックな歌声が雨上がりの匂いと相まって、記憶を刺激する。4年前のi☆Risとステージ上のi☆Risがオーバーラップしているような、そんな気にさせられた。

しっとりとした空気を再びライヴモードに引戻すかのように、2016年8月3日(水)発売の新曲「Re:Call」を披露。重厚なギターが炸裂するi☆Ris史上最もハードなロック・チューン。激しいダンスと、空に突き上げる指に強い意思と意志が込められているのが印象的だ。その迫力に会場中が気圧されたかのように息を呑み、熱を上げていた。


いよいよアンコールもラストナンバーへ。「最初の頃は必ずこの曲で終わってたんだけど、久しぶりだよね」と「Everybody Let's Go !」が始まる。初期のオールスタンディングの会場では、フロア全体をモッシュピットに変えて弾けさせていたこの曲が、今日は新旧ファンの垣根をカラフルなペンキのように塗りつぶしていく。「皆が最高だから、もっと近くで感じたいな!」と若井と叫ぶとメンバーが客席の方へ駆け寄り、共に盛り上がる。

このナンバーが始まる直前のMCで山北は「ここから11月の武道館が勝負だと思うので、これからもi☆Risをよろしくお願いします」と言っていた。そんな言葉があったせいだろうか、これまでの4年間がフラッシュバックして光景と重なる。

メンバーそれぞれの道のりと、オーディエンスそれぞれの道のり。それらがこの瞬間はひとつとなり、同じ方向を向いている。長い旅の途中で少しズレてしまうこともある。互い違いになってしまうこともある。その度に同じ場所、同じ時を過ごす中で、どれだけ向き合えるのか。その積み重ねが、これまでの4年間を培い今に至っている。当然の事のように思いがちだが、この事実はとてつもなく大きい。 会場を出たら、開演前まで靄がかっていた風景がすっかりクリアになって、重たい灰色の雲の隙間から日の光が射し込んでいた。そういうライヴだった。





★8月3日(水)、13thシングル「Re:Call」発売

テレビアニメ『双星の陰陽師』7月クールOPテーマ曲

  • 「Re:Call」 Type-A(CD+DVD)
    2016-08-03
    EYCA-11059/B \1,944(税込)

    CD
    01 Re:Call
    02 鏡のLabyrinth
    03 Re:Call(Instrumental)
    04 鏡のLabyrinth(Instrumental)

    DVD
    01 Re:Call-MUSIC VIDEO-
    02 Re:Call-Off Shot Movie-
  • 「Re:Call」 Type-B(CDのみ)
    2016-08-03
    EYCA-11060 \1,296(税込)

    CD
    01 Re:Call
    02 鏡のLabyrinth
    03 真夏の花火と秘密基地
    04 Re:Call(Instrumental)
    05 鏡のLabyrinth(Instrumental)
    06 真夏の花火と秘密基地(Instrumental
  • ブックレットには音海繭良(CV.芹澤優)描きおろしイラストも掲載!

    ・原画:湯川 純
    ・仕上げ:合田 沙織
    ・背景:スタジオイースター
    ・デザイン協力:高橋由香(ぴえろデザイン室)


★i☆Ris 4th Anniversary Live

  • 日程

    2016年11月25日(金)

  • 会場

    日本武道館

  • 開場開演

    17:30/18:30

  • チケット代金

    @プレミアムチケット全席指定¥8,640(税込)
    ※ピクチャーチケット仕様&来場者プレゼント付き

    A全席指定¥7,020(税込)/枚数制限:1人4枚まで/小学生以上有料。未就学児童は入場不可。
    ※プレミアムチケットは一部の先行受付限定販売となります。
    ※来場者プレゼントはご来場された方に当日会場でお渡しいたします。



★プリパラ:サマーアイドルライブツアー2016決定♪

プリパラ初の大阪公演が決定!2016年夏は東京と大阪でイベントを開催します。
TVアニメ「プリパラ」出演キャストによる、この夏をテンションMAX!に盛り上げちゃうスペシャルライブツアー!

  • 日程

    2016年7月17日(日)@東京公演 昼の部・夜の部(2回公演)
    2016年7月30日(土)@大阪公演 昼の部・夜の部(2回公演)

  • 東京会場

    豊洲PIT(東京都江東区豊洲6-1-23)※東京会場はスタンディングになります。

  • 大阪会場

    大阪国際交流センター 大ホール(大阪市天王寺区上本町8-2-6)※大阪会場は指定席となります。

  • 出演者

    茜屋日海夏/芹澤 優/久保田未夢/山北早紀/澁谷梓希/若井友希/牧野由依(大阪公演のみ)/渡部優衣/真田アサミ/上田麗奈(東京公演のみ)/Prizmmy☆(東京公演のみ)

  • お問合せ先

    チケットに関するお問い合わせ: http://t.pia.jp/help/index.html(チケットぴあ)

  • 特別協賛

    株式会社タカラトミーアーツ

  • 主催

    エイベックス・ピクチャーズ株式会社



★TOKYO IDOL FESTIVAL2016に出演が決定!



★Summer Live 2016 刻-TOKI-

  • 日程

    2016年8/26(金)、8/27(土)、8/28(日)

  • 会場

    さいたまスーパーアリーナ

  • 開場開演

    14:00開場、16:00開演(各日)

  • チケット料金

    全席指定/前売¥8,700(税込・各日)※i☆Risの出演は8/26(金)になります。



★i☆Ris LINEスタンプ開始!

「Th!s !s i☆Ris!!」 ツアーを記念して、i☆Risの公式スタンプが本日4月24日にリリースされました!!!
イラストはアニメ化もされた人気コミック『夜桜四重奏』や、『デュラララ!!』シリーズの原作イラストで知られるヤスダスズヒト氏の描き下ろし!
可愛くて元気なi☆Risスタンプでトークを盛り上げましょう!

「i☆Ris公式スタンプ」 販売ページ >> http://line.me/S/sticker/1271837
※購入には120円または50コインが必要となります。