真矢 Drums 1970.1.13	J Bass 1970.8.12	RYUICHI Vocal 1970.5.20	SUGIZO Guitar/Violin 1969.7.8	INORAN Guitar 1970.9.29

日本を拠点に活動しているロックバンド。1989年に現メンバーで結成し、2000年に一度「終幕」したが、2010年に「REBOOT」=活動再開した。 バンド名は、LUNAはラテン語の「月」 SEAは英語の「海」から命名。インディーズ時代は、"狂気"という意味のLUNACYという名であったが、ひとつの意味に縛られず、また、音楽的にも「深く」・「広く」という思いを込めて改名された。 また、LUNA SEAのファンは「SLAVE（スレイヴ）」と呼ばれ、6番目のメンバーとされる。 2011年はセルフカヴァーアルバムのリリース、2010年のギグの模様を収めたライヴ＆ドキュメントDVD、そしてRYUICHIこと河村隆一と、INORANそれぞれのソロアルバムのリリースが控えている。

LUNA SEAが5人揃って約10年ぶりにレコーディングしたのは、
彼らの1stアルバムのセルフカヴァー・アルバム『LUNA SEA』。
それと時を同じくして、河村隆一も洋楽のスタンダードナンバーをカヴァーした
アルバム『THE VOICE』をリリースすることに。
彼がヴォーカリストとして、このふたつの作品にどのように向き合ったのか。
また、いまどのように届けたいと感じているのかをたずねました。

---LUNA SEA Newアルバム『LUNA SEA』、河村隆一ソロアルバム『THE VOICE』はそれぞれどのような経緯で製作が決まったのでしょうか？

河村隆一：『THE VOICE』は、世界的に色褪せない名曲を歌う事によって自分自身勉強もしたかった。 そして『LUNA SEA』は、原点回帰をしたかったし、当時の熱い思いを再確認したかったからです。

---『THE VOICE』は洋楽からセレクトされたカヴァーアルバムですが、どのようなコンセプトで選ばれたのでしょうか？

河村隆一：自分の生活の中で流れていたらいいな、と思う名曲を選びました。

---『LUNA SEA』ではご自身の楽曲をカヴァーするにあたり、新たに工夫したことや苦労されたことはあるのでしょうか？

河村隆一：バンドもそうですが、歌のテイク数を減らして、気分で行ける時に1発で録りました。荒々しさ、息吹、躍動感を重視して歌っています。

---カヴァーをしてみて1stアルバムリリース当初と、現在とで印象の変わった曲はありますか？ またどのように変わったと思われたのかをお聞かせください。

河村隆一：改めてレコーディングしたことで『LUNA SEA』っていうアルバム全体が、昔のものではなくて、新しいものに思えました。楽器の持ち味が引き出され、そこで弾いているし、そこで叩いているようで。昔、洋楽を聴いた時と同じ感じと言えるかもしれません。

---ファンの皆さんは、どこに注目して聴けばよいでしょうか？

河村隆一：基本的にはどちらも旧楽曲に対する挑戦でした。ヴォーカリストとしては、喉の使い方も全く違 っていますので、ふたつのスタンダートに対する追求を聴き比べてみてください。

---LUNA SEAは、昨年のツアーの模様を収めた映像作品を3タイトルリリースしますが、見所は？

河村隆一：ライヴで成長してきたロックバンドのエネルギーを感じとれるのではないでしょうか。

---3/13に行われる河村隆一ソロ・イベント""限界のその先へ" 100の物語 〜終章（エピローグ）〜"では、 ひとりで100曲歌うというギネス記録に挑戦されるとのことですが、意気込みをお願いします。

河村隆一：どれだけ平常心で、いかに自分の力を出し切れるかがポイントでしょう。楽しみながら100曲を歌い切りたいと思います。

---最後に、mu-moショップをご覧のファンの皆さんにひとことお願いいたします。

河村隆一：それぞれに異なる音楽(ヴォーカル)を聴き比べて、楽しんでいただけると嬉しいです。

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