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U-KISS JAPAN LIVE TOUR 2015 〜Action〜LIVE REPORT

『U-KISS JAPAN LIVE TOUR 2015』
8月19日(水)昼公演
TEXT:田名部知子

【キラキラ満載! より大人っぽく、よりかわいく、U-KISSライヴ、絶賛進化中!】

今年3月に日本で発売した4枚目のアルバム『Action』が念願のオリコンデイリー1位を記録し、ノリに乗っている6人組ダンスヴォーカルグループ・U-KISSが、アルバムタイトルを引っ下げた全国ツアー“U-KISS JAPAN LIVE TOUR 2015”を開催。8月16日(火)のNHK大阪ホールを皮切りに、9月18日(金)の東京国際フォーラムホールまで全国8か所20公演を駆け抜けた。このレポートでは8月19日(水)に行われた東京・中野サンプラザでの公演をご紹介!

オープニングの「Black hole」が流れ、ミステリアスな紫のライティングの中、ゴールドとブラックのマントを目深にかぶった6人が登場。マントを脱ぐと客席からは大きな悲鳴があがった。明るくアップテンポなダンスチューン「If...」からスタート。ジュンの激しいラップから始まるダンスナンバー「JACKPOT」では、イライとフンの挑発的なタンクトップ姿にファンは早くもクラクラ。シンクロしたダンスが見どころの「FEEL IT」へと続く。ノンストップのまま、彼らのかわいい魅力が詰まった胸キュンポップチューン「Nightmare」へ。客席のファンを指さしてからハートマークを送るなど、さすがファンサービスに定評のある彼ららしいパフォーマンスだ。

短い挨拶のあと、“ダンスマシーン・キソプ”によるソロダンスステージでは、しなやかで軽いステップからハードで妖艶なダンスまで一気に踊りきった。ケビンとスヒョンによるアップテンポな「One Call Away」では、抜群のハーモニーが響き渡り、途中ふたりが見つめ合うと客席からまた悲鳴があがる。そして大人っぽい「Head Up High」でキソプ、イライ、フン、ジュンの4人が登場。ステージ両端にセットされた階段に座って熱唱した。ケビンとジュンのコラボ曲「DON’T BREAK US DOWN」では、客席のファンが持つペンライトの色が、曲に合わせて鮮やかに変わっていく演出も楽しく、ふたりが背中合わせになって歌うシーンは胸キュンものだ。オール英語歌詞のイライのソロラップでは、あまりのセクシーさにゾクゾクさせられる。その後はU-KISSらしいアップテンポなヒットナンバー「ALONE」、「Love to Go」、「Every day」などで力強いステージが続き、オトナでセクシーな面を見せつけた。

「みなさん、楽しいですか?落ち着いて〜(笑)」とリーダー・スヒョンから再び挨拶が。キソプが「(ソロダンスには)映像が必要で、一緒にやったらもっとかっこよくなるんです」と、なぜか照れ臭そうに話す姿にファンは悶絶。「『Don’t break down』は、僕にとってのキスミー(ファンクラブの名称【KISSme JAPAN】)の存在をちゃんと伝える歌詞なんです。お互いに行く道がつらくてちょっと大変ですけど、ずっと一緒だよという意味を込めて」と話すと、大きな声援と拍手が起こる。「スヒョンさん、今日(8月19日)ソロ・デビューしましたね!?」とフン、「ケビン以外のメンバーは、あとで楽屋でちょっと会おう!(怒) ケビンはツイッターで広報してくれたけど、4人は何してた?」とスネ気味の”お頭(おかしら)”スヒョン。そして改めて、「僕たちU-KISSがつらいときもファンの皆さんが信じてくれたおかげで、今までU-KISSが活動をできたんだと思います。ほんとに心から感謝しております。ありがとうございます」と丁寧に頭を下げた。

この日満を持してソロ・デビューしたスヒョンのバラード曲「君だけを」のイントロが流れると、薄いブルーのサテンのジャケットに着替えて登場。イントロで深々とお辞儀をするスヒョンに、客席からはさらに大きな歓声が沸き起こり、温かい雰囲気に包まれた。そんなしっとりムードのまま、今回のツアーでは貴重な6人全員によるバラード「Brave」へと続く。ガラリと雰囲気を変えてアップテンポの「Inside of Me」、「Rock Me」の激しいロック調のメロディーに会場のボルテージはますます上がった。ジュンの煽るような男らしく荒々しいラップパートに、何度も悲鳴があがる。お待ちかねの「LOVE ON U」では、途中でステージ奥の扉が開き、抽選で選ばれたラッキーなファンふたりがローラー付きの回転イスに座ったまま登場した。6人の王子様にエスコートされ、ふたりを囲んで円陣が組まれ、目の前でセクシーなダンスを披露した。

そんな興奮冷めやらぬ中、『U-KISS神様の部屋』が流れ、愉快なメンバーの映像に会場は笑いに包まれたがラストでは「君のそばには僕がいるよ」という全員からの感涙のメッセージで映像は締めくくられた。

そしてここからがU-KISSライヴの真骨頂。懐かしいナンバーや激しい楽曲、ファンが大好きな励まし系ソングまで神メドレーがラインナップ。メンバーからキスミーへの応援歌「Action」では、ケビンのふくれっ面をはじめ、キュートなポージングが満載! 彼らのパフォーマンスの幅広さを体感、興奮できる。「Believe」ではフンの優しい歌い出しにうっとり、6人のハーモニーが美しい「A Shared Dream」へと続く。「Break up」では、激しいダンスとラップでイライが大暴れ、ノリノリの激しいビート「Shut Up!!」、イライの側転が見どころの「Break up」、「Tick Tack」など、ファンにとっても息つく暇もない怒涛の展開だ。「NEVERLAND」のイントロでスヒョンが客席を思いきり煽り、それに応える会場の掛け声もバッチリ。「One of You」のダンスのユニークな足さばきも見どころだ。そして本公演のラストは「Sweetie」。キスミーへの熱いメッセージソングになっていて、甘い歌声のハーモニーに癒される。最後はケビンがいつもの「みなさん、大好きでーす!」、スヒョンが「みなさん、ありがとう!」と言い残して、6人はステージ奥へ消えていった。

ファンが余韻にひたっていると、リハーサル風景の映像が流れ、汗だくになって練習に励む6人の姿に胸を打たれる。アンコールの幕が開け、ツアーTシャツとジーンズ、蛍光色のスニーカーに着替えて6人が元気に登場。この日のライヴで唯一の韓国語曲「DORADORA」を、激しいダンスと煽るような歌いっぷりに場内の興奮が再燃した。MCでは9月9日(水)にリリースされる11枚目のシングル、「Stay Gold」の話題になり、フンから、「みなさーん、次の曲は・・・好きにやってください!」と爆笑の曲紹介がなされた。イントロなしで始まる元気な正統派アイドルポップスで、オトナU-KISSは完全に封印、ケビンがスヒョンに抱きついたり、とことんアイドルな6人の姿に、突き抜けた潔さを感じた。途中、ステージの画面に「PHOTO TIME」の文字が現れると、ファンが一斉にスマホをかかげ写メ撮影に大忙し。

最後のMCでは、ケビンから本ツアーの日本初のオフィシャルブック発売の発表も。「皆さんも笑顔でいてください。いつ撮られるか知らないよ(笑)」(フン)「U−KISSを誘惑するセクシーな目はしないでくださいね」(スヒョン)と会場を沸かしたあとに、「心から、スヒョンの心の奥深いところから、感謝したいと思います」とスヒョンのしんみり発言に場内はホロリ。最後は「The Only One」で、メンバーもファンもタオルをぐるぐる回し、ジャンプが続く激しいダンスに大暴れ。ファンはもちろん、本人たちが誰よりもライヴを楽しんでいるのが伝わってきた。まだ2年目のステージとは思えないマンネ(末っ子)のジュンもラストまで全力で飛び回り、1年間の頼もしい成長を見せてくれた。メインヴォーカル・スヒョン、フン、ケビンの素敵な個性はもちろん、イライ、キソプ、ジュンそれぞれの歌声も魅力的。とにかく楽しくて、すぐにまた会いたくなるU-KISSのライヴ。ツアータイトル“Action“にふさわしいパワフルで愛があふれる2時間超のライヴは、メドレーを含め全27曲。デビュー以来進化が止まらない6人の、まだまだあふれる伸びしろにこれからも期待!

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