- 取材・文:中屋麻依子
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青山テルマ
真夏のミュージックカーニバル、ファーストステージを飾ったのは青山テルマ! バックダンサーをひきいてデビュー曲「ONE WAY」を迫力の歌声で聞かせ、続いて「そばにいるね」のイントロが流れた瞬間、会場中から「キャー!!」と待ってましたの大声援が。彼女の優しい歌声にあわせて、体を揺らしながら思わず口ずさんでしまう人がたくさんいました。MCでは「初のa-nationでトップバッター! 緊張しています」と言いながらも会場を盛り上げる軽妙なトークに笑いの渦が起こりまくり。「サマーラブ!! feat. RED RICE from 湘南乃風」では、いきなり中断し「全然、ダメ!もっと盛り上がって!」とまさかのダメ出し。その声を受けて、オーディエンスも手にしたタオルを大きく振りながらキラーチューンを盛り上げ、最後には「サイコー!」と満面のOKスマイルをいただきました!!
JAMOSA
暗転後「はじまりますよ」と巨大なスクリーンに映しだされたピンクヘアの謎の女性。一体、誰?と会場中がザワついていると「デヴィ・スカルノでございます」と驚きのナレーションが! そんな中、バービー人形のようなポップなスタイルのJAMOSAが登場。「何かひとつ feat.JAY'ED & 若旦那」からスタートし、新曲「シャイニング」ではミュージック・ビデオにJAMOSAがリスクペクトしているデヴィ夫人に出演してもらったという裏話が語られ、オープニングナレーションの謎がとけたのでした。その後「アコースティックタイムをもうけました」とピアノの生演奏とともに「ありがとう」を熱唱。ピアノの旋律と彼女ののびやかな歌声が会場中を包みこみ、観客も美声に酔いしれました。
Crystal Kay
ブルーライトの中、ダンサーたちの間をくぐりぬけ堂々と登場したCrystal Kay。セクシーな黒の衣装から見える長すぎる美脚にクギツケです! 登場するなり、「Be Mind」でバックダンサーと共に息の合ったダンスを披露。「Take It Outside」では「みんな飛ぶぞぉ〜!!」とあおりながら会場中がジャンプ。息もつかせぬ怒涛のダンスパフォーマンスはカッコいいの一言。でも、MCではウェーブ入りまくりの前髪をさして「私の髪型、マイケル(ジャクソン)みたいになっている?」と笑いを誘う一面も。「いつか出たいと思っていたa-nationに初出演だから、テンション高くなってますけどー!!」の言葉通り、最後までテンションあげあげのダンスチューンが炸裂の圧巻のステージでした。
DiVA
AKB48から秋元才加、梅田彩佳、SNH48の宮澤佐江を中心に追加メンバーを合わせた計9人となったDiVA。約1年ぶりとなる待望のライヴということもあって、登場するとファンからは絶叫に近い声援が送られました。「Lost the way」「月の裏側」とアップテンポナンバーで飛ばし「Fade out」でバツグンのフォーメーションが冴えるカッコいいダンスを披露。メインヴォーカル3人の声がそれぞれ個性にあふれ、特に秋元の落ち着いた歌いっぷりはさすが! 3曲歌い終え、宮澤の「約1年ぶりのライヴなので嬉しいです!」と素直な声に会場から「おかえり!」の歓声があがりました。ラストの「インフォメーション」では、いままでのカッコいい系のパフォーマンスから、いたずらっぽい表情のかわいらしさあふれるダンスを見せてくれ、1年のブランクを感じさせないライヴにファンも大満足だったハズ!
May J.
暗転の後、ステージに現れたのはピアノとストリングス、そしてスポットライトに照らされたMay J.。生演奏にあわせ「ハナミズキ」を抜群の歌唱力で歌いあげ、続く「Precious」でも美しい高音を会場中に響かせて、まさに歌が主役と言えるステージで観客を魅了。歌い終えると観客から「サイコー!」「カワイイ!!」の声が飛びまくり、思わずMay J.から笑顔がこぼれます。衣装はロングスカートから、ミニスカートに早変わりして雰囲気が一変すると「Garden」のイントロが流れ、フロアがヒートアップ。その流れにのって「RAINBOW」のサビでは「みんなで一緒に歌いましょー!Say“ Oh!Yeah”」と大合唱となり盛り上がりは最高潮! 彼女のキュートな笑顔と聴いている人の心を振るわせる美声は、ライヴだからこそ堪能できる醍醐味だと実感した内容でした。
E-girls
アーティスト名がスクリーンに映し出された瞬間、大絶叫(それも、男性の声多し!)が響き、それと同時に激しいダンスパフォーマンスでスタート。そして、「THE NEVER ENDING STORY 〜君に秘密を教えよう〜」のイントロが流れると、一際大きな声援が飛び交います。勢いはそのままに「CANDY SMILE」「Follow Me」とキラーチューンの連発で、観客も一緒にフリを真似したりコールを入れたりと、一体感が生まれます。また、メンバーがはじける笑顔と楽しくてしかたがないという雰囲気がステージから伝わってくるから、観ている方もとっても気持ちがいい! 新曲「ごめんなさいのKissing You」も初披露され、初めてにも関わらず会場中から手拍子が起こるほど。ラストの「ヒマワリ」では、メンバー全員でステージに一列に並び、タオルを振り回す様子は迫力バツグン! ダンスもフォーメーションもバッチリきまっていて、まさにエンターテイメントと呼ぶにふさわしい内容でした。
倖田來未
セットチェンジ中から「くぅちゃん」コールが沸き起こり、最後には大合唱となるほど熱気に包まれた会場。ステージから爆音で「IS THIS TRAP?」が流れると、フロアが揺れるほどの歓声が轟きました。“93”のロゴがポイントのオリジナルTシャツと キャップのスタイルで登場した彼女だけど、攻めのエレロックサウンド「Boom Boom Boys」でTシャツを脱ぎ捨て、セクシーすぎるビキニに変身しオーディエンスからも「こうでなくっちゃ!」と大歓声。バックダンサーのメンズたちとからみまくりのエロさ満点のダンスにドキドキしっぱなしです。「Bling Bling Bling」では「手ぇアゲろ! Come’on」とアオリまくり、最後にはドラム演奏まで披露するサプライズも!「みんなと一緒にお祭り気分で夏の思い出を作っていきたいです」とMCで会場を沸かせると、怒涛の倖田來未ワールドが展開。ゲストで登場した台湾のアーティストSHOWと「Twinkle」をデュエットした後は、新曲「LALALALALA」までお披露目。ラストは「Poppin' love cocktail」を歌いはじめると、なんと巨大トロッコに乗って会場中を回り、手が届きそうな位置にくぅちゃんが!! ステージ上で深々とおじぎをした後、マイタオルにキスをして客席にプレゼント! 最後の最後までパワフルでカッコいいパフォーマンスを見せてくれた彼女に観客からの拍手はいつまでも続いていました。
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セットリスト
Lucy【Opening Act】
M1 WANT
M2 メロディ
mini【Opening Act】
M1 ふくざつ女子〜ハーコーぷにんそす
M2 Special memory
M3 GiRLS SPiRiT
青山テルマ
M1 ONE WAY
M2 そばにいるね
M3 MY ANGEL
M4 サマーラブ!!
M5 LET'S PARTY!
JAMOSA
M1 何かひとつ
M2 SUMMER TIME(Short ver.)
M3 SHINING
M4 ありがとう
M5 もしも願いが叶うなら(Short ver.)
Crystal Kay
M1 SE〜Be Mine
M2 Take It Outside
M3 Yo Yo
M4 デリシャスな金曜日
M5 Forever
DiVA
M1 Lost the way(short)
M2 月の裏側
M3 Fade out
M4 Cry
M5 インフォーメーション
May J.
M1 ハナミズキ
M2 Precious
M3 Eternally
M4 Garden
M5 Beautiful Days
M6 RAINBOW
E-girls
M1 制服ダンス〜THE NEVER ENDING STORY〜
M2 THE NEVER ENDING STORY〜君に秘密を教えよう
M3 CANDY SMILE
M4 Follow Me
M5 ごめんなさいのKissing You
M6 ヒマワリ
倖田來未
M1 IS THIS TRAP?
M2 Boom Boom Boys
M3 Bling Bling Bling
M4 キューティーハニー 〜 Butterfly
M5 愛のうた
M6 Twinkle ※スペシャルゲスト:SHOW
M7 LALALALALA
M8 BE MY BABY
M9 Poppin' love cocktail