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8月22日『a-nation stadium fes.』大阪公演初日!
BIGBANG、浜崎あゆみら出演者12組が登場し、5万5千人が熱狂!
a-nation stadium fes.大阪公演(ヤンマースタジアム長居)の1日目のトップを飾ったのは、E-girls。
会場後方のマラソンゲートから2台のフロートに乗ってメンバーが登場、オープニングナンバーの「Anniversarry!!」とともに、観客のテンションを一気に上げていく。さらに「Follow me」「ごめんなさいのKissing You」などのヒットチューンを連発。Amiが「いよいよ始まりました、a-nation!みなさん、元気ですか!?」と問いかけると会場からは大きな拍手が巻き起こった。Happiness、Flower、Dreamの各ユニットのパフォーマンスも。また9/30発売予定の新曲「Dance Dance Dance」を初披露。ファンクテイストのサウンド、ムーンウォークを交えたダンスなど、E-girlsの新たな魅力をアピールした。
続いては、a-nation初出演となる韓国のヒップホップ・グループ、EPIK HIGH。
今年5月には2度目の日本ツアーを成功させ、SUMMER SONICにも出演するなど、日本での活動を増やしている彼ら。この日もグループ名がコールされた瞬間に大きな歓声が起こるなど、確実に知名度を上げていることを感じさせた。オーセンティックなヒップホップ・サウンドとキャッチ―なラップが彼らの魅力。高いアイドル性を持ったTABLO、骨太のラップを放つMITHRAの2MC、R&B、ギターロックなどカラフルなビートを繰り出すDJ TUKUTZ(ブレイクダンスも披露!!)のコンビネーションも抜群で、そのポテンシャルの高さを証明した。
赤を基調にしたド派手な衣装で登場したのは、今回で4年連続のa-nation出演となるソナーポケット。
1曲目よりヒットチューン「365日のラブストーリー。」を披露、純粋な恋心を描いたリリックによって観客の心を引き寄せる。
「みなさんが今日までためてきた、ストレス、涙、僕たちが預かりたいと思います。今日は心・丸裸でおつきあいよろしくお願いします!」(ko-dai)というMCのあとは、mattyがギターを弾くアッパーチューン「サマーデイズ!」、さらにニューシングルの収録された切ないバラードナンバー「Good bye 大切な人。あも。eyeronを中心に観客との距離を縮めるコール&レスポンスを含め、心と体を思い切り揺さぶられるステージを見せつけた。
AAAのステージは7か月連続シングルリリース第7弾「LOVER」からスタート。
夏のテイストを感じさせるサウンド、解放感と切なさを共存させたメロディが響き、涼しい風が吹き始めたスタジアムを彩る。花柄をちりばめた衣装もキュート!
「みなさん元気ですか!?(大きなリアクションに驚きながら)今年で11回目のa-nationなんですが、こんなに反応してもらえたのは初めて(笑)」(浦田直也)というフレンドリーなトークの後は、西島隆弘が歌い出した瞬間に大きな歓声があがったミディアムチューン「恋音と雨空」、タオルを回したりジャンプしたり、客席とステージの距離がさらに縮まった「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」などバラエティに富んだ楽曲を披露。AAAの卓越したボーカル&パフォーマンスは今年も大きなインパクトを残した。
サブステージでMACOが等身大のラブソング「LOVE」「ふたりずっと」を披露、愛らしく、瑞々しい歌声を響かせた後は、倖田來未のパフォーマンスへ。現在15周年イヤーの彼女は、約2年ぶりのa-nation stadium fes.出演だ。
ステージの真ん中にポップアップで登場、まずはバックダンサーを従え「UNIVERSE」をセクシーかつダイナミックにパフォーマンス。ボーカルの迫力、ダンスのキレを含めてまさに絶好調!生バンドとDJを融合させたサウンドも素晴らしい。
さらに「め組のひと」を最新鋭のダンストラックへと進化させたカバーを披露、「どうなん?盛り上がってんの!?」というMCの後も、ラウドロック系の「BRING IT ON」や「Poppin love cocktail feat.TEEDA」などカラフルなナンバーを続け、オーディエンスの興奮を増幅させる。ジャンルを超越した音楽性、エモーショナルなボーカル、セクシーなダンスパフォーマンスが高い次元で融合した圧巻のアクトだった。
TRFのオープニングナンバーは「BRAVE STORY」。オーガニックかつトライバルなビートに乗って、YU-KIがゆったりとしたボーカルを響かせ、SAM、CHIHARU、ETSUが豊かな表現力をたたえたダンスを披露。2015年のTRFの充実ぶりが伝わるステージングに対し、スタジアムから大きな拍手が巻き起こる。「BOY MEETS GIRL」からはキャリアを代表するヒットチューンを次々と披露、オーディエンスも楽しそうに体を揺らす。「EZ DO DANCE」では大阪のオーディションを勝ち抜いた総勢79名のアクトダンサーが登場。日本のダンスミュージック史上に残る名曲が、若い世代のダンサーに受け継がれる貴重なシーンだった。ラストは美しい花火が打ち上げられた「survaival dAnce」。サビのフレーズはもちろん大合唱。この日いちばんの一体感を演出してみせた。
美しい夕暮れが広がる時間帯に登場したのは、スタンドからの“あゆコール”に導かれた浜崎あゆみ。ゴールドとブラックを基調としたコスチュームに身を包んだ彼女は「Wake me up」でダンサーたちとセクシーなパフォーマンスを繰り広げる。大掛かりなマジックが取り入れられるなど、緻密に構成されたステージから目が離せない。バウンシーなビートを反映させた「Movin’on without you」(宇多田ヒカル)のカバー、台湾のアイドルグループSpeXialとの生コラボレーションが実現した「Sayonara feat.SpeXial」など多彩な演出も楽しい。
スポーティーなスタイルに着替えたあとは、最新曲「Step by step」から「BLUE BIRD」「You&Me」「glitter」などをつなぐメドレー。彼女の豪華なキャリアをリアルに追体験できるセレクトによって、スタジアムの高揚感は一気に高まっていく。そしてラストは「明日晴れたら 君に会いに行こう」という大合唱が生まれた「July 1st」。浜崎あゆみの最新パフォーマンスの魅力がバランスよく凝縮された、充実のステージだった。
そしていよいよ、ヘッドライナーのBIGBANGが登場!
今年5月からスタートした5か月連続リリース、3年ぶりのカムバックプロジェクト「MADE SERIES」が全世界のチャートを席巻中。この日は5曲の新曲が日本で初めてパフォーマンスされる、まさにエポックメイキングなステージとなった。
サスペンス映画を想起させるオープニング映像に続いて姿を見せたメンバーは、いきなり新曲「BANG BANG BANG -KR Ver.-」を放つ。最新鋭のダンスミュージック〜ヒップホップを独自のセンスで融合したトラック、そしてSOLのソウルフルなボーカル、T.O.Pのディープなラップなど、メンバーの個性を生かしたアレンジは、そのまま“最新型のBIGBANG”につながっていた。「大阪、久しぶりやな!」(V.I)「人生でいちばん熱い日です!」(D-LITE)と積極的にコミュニケ―ションを取るメンバーも本当に楽しそう!
G-DRAGONのラップにリードされた「FANTASTIC BABY」によってライブはついにクライマックスへ。フロートに乗ったメンバーが会場を1周しながら「声をきかせて」「MY HEAVEN」などのヒットチューンを連発し、5万5000人のオーディエンスの興奮も一気に頂点へ達した。BIGBANGの新たな進化をダイレクトに体感できる、圧倒的なライブだった。
逗子三兄弟
1.逗子3コール選手権
2.Magic In Summer
3.純白の花嫁
Raychell feat. RICKEY&RABBIE
1.#G_E_T
2.SHOW ME WHAT U GOT
3.Krazy
FUTURE BOYZ
1.FUTURE PARADE
2.IF THERE WAS NO YOU
3.MOJITO ISLAND
4.BEST NIGHT OF YOUR LIFE
E-girls
1.Anniversary!!
2.Follow Me
3.ごめんなさいのKissing You
4.Dance Dance Dance
5.JUICY LOVE
6.Blue Sky Blue
7.ドレスを脱いだシンデレラ
8.PEACE SUNSHINE
9.うれしい! 楽しい! 大好き!
10.ヒマワリ
EPIK HIGH
1.BORN HATER
2.FLY
3.LOVE LOVE LOVE
4.DON'T HATE ME
ソナーポケット
1.365日のラブストーリー。
2.サマーデイズ!
3.ソナポケ・・DISCO
4.Goodbye大切な人。
AAA
1.LOVER
2. I'll beThere
3.恋音と雨空
4.さよならの前に
5.ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
6.PARTY IT UP
MACO
1.LOVE
2.ふたりずっと
倖田來未
1.UNIVERSE
2.IS THIS TRAP?
3.MONEY IN MY BAG
4.め組のひと
5.BRING IT ON
6.BE MY BABY〜LOADED
7.Poppin love cocktail
TRF
1.BRAVE STORY
2.BOY MEETS GIRL
3.Crazy Gonna Crazy -Short Ver.-
4.EZ DO DANCE
5.Where to begin
6.survival dAnce
浜崎あゆみ
1.Wake me up
2.Movin' on without you
3.Sayonara
4.End roll
5.Step by step〜BLUE BIRD〜glitter〜You & Me〜Greatful days
6.July 1st
BIGBANG
1.BANG BANG BANG -KR Ver.-
2.TONIGHT
3.HANDS UP
4.LOSER -KR Ver.-
5.BAD BOY
6.WE LIKE 2 PARTY -KR Ver.-
7.BAE BAE -KR Ver.-
8.FANTASTIC BABY
9.声をきかせて
10.MY HEAVEN
11.FEELING
12.SOBER -KR Ver.-
8月23日『a-nation stadium fes.』大阪公演最終日
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、浜崎あゆみ、湘南乃風ら出演者12組が熱演!
来場者5万5千人が興奮。
前日以上の晴天に恵まれたa-nation stadium fes./大阪・ヤンマースタジアム長居公演の2日目、トップバッターとして登場したのは、今年デビュー5周年を迎えたナオト・インティライミ。
6月に初のベストアルバム「THE BEST!」をリリースしたナオトは、「いつかきっと」から始まるメドレーに初挑戦。「君に逢いたかった」「タカラモノ」などシングル曲をつなぎ、ポジティブなパワーでスタジアムを包み込んだ。
「この12月23日、京セラドームでライブをやらせていただきます! その予行演習というか、みんなでお祭り騒ぎしたいと思います!」というMCのあとはラテン・ビートをたっぷり取り入れた「The World is ours!」。ラストの「カーニバる?」では“ランニングマン”のステップを披露、カラーボールを客席に蹴り込むなど、初出演となるa-nationのステージを派手に飾った。
続くCrystal Kayは代表曲「恋におちたら」からスタート。
R&B、ソウルミュージックのテイストをナチュラルに感じさせるボーカルが広がり、オーディエンスの心を一瞬で惹き付ける。高音を活かしたエンディングのフェイクも素敵!
「ガンガン踊る曲なので、みなさんいっしょに踊ってくれるかな!?」という掛け声とともにa-nationにて初披露されたのは、9/16リリースの安室奈美恵とのコラボシングル「REVOLUTION」(Crystal Kay feat.安室奈美恵)。強烈なグルーヴを描き出すトラック、強い意志をたたえたボーカルがひとつになったこの曲は、ライブでの盛り上がりも最高。彼女自身にとっても大きなターニングポイントなりそうだ。
ラストは6月にリリースされたバラードナンバー「君がいたから」。強い陽射しを浴びながら放たれたソウルフルな歌声は、すべての観客の胸にしっかり届いたはずだ。
SHOOTING ACTのDream5が「ようかい体操第一」を愛らしくパフォーマンスした後は、昨年の「a-nation‘14」でも圧倒的なのアクトを見せつけたAcid Black Cherry(以下ABC)。
まずは代表曲「イエス」で耽美的にしてドラマティックなボーカルの魅力を響かせるyasu。続く「罪と罰〜神様のアリバイ〜」では攻撃的なロックサウンドが響き渡り、“TEAM ABC”と呼ばれるファンが拳を突き上げて盛り上がる。ラウドロック直系の重厚なバンドサウンドもすごい迫力だ。
「a-nation、何度か出させてもらってますけど、こんな真黒な衣装で出てくるの、僕らくらいですよね。それも含めてビジュアル系です!」(yasu)というMCを挟み、歌謡ジャズテイストの「黒猫〜Adult Black Cat〜」。さらにラウド&セクシーな「SPELL MAGIC」ではファンが激しくヘッドバンキングするなど、独自の世界観でスタジアムを染め上げる。今年、名古屋、幕張、大阪でフリーライブを開催し合計10万人を動員したABCのパワーはやはり凄い!
メインステージのリフトで登場したSHINeeのオープニングナンバーは、ヒットチューン「View」。洗練されたEDMサウンド、ドラマティックなメロディライン、シックなテイストのダンスがひとつになったステージからは、完全にトップアーティストとなった現在のSHINeeの充実ぶりが伝わってきた。
「一昨年に続いて2年ぶりのa-naitonですけど、アーティストのみなさんと共演させてもらって、やっぱり夏フェスは楽しいですね!」(キー)と挨拶した後も、幅広い音楽性が感じられるシーンが続く。メンバーが広いステージを移動し、ひとつひとつのフレーズを手渡すように歌ったバラード「Fire」、カラフルな箱を使った演出も楽しいポップチューン「LUCKY STAR」、そして高揚感に溢れたビートと高度なフォーメーション・ダンスが堪能できる「Everybody」。多彩な表情を持ったステージングは、初めて彼らを見た観客もしっかり魅了したようだ。
続いては、今年アルバム「湘南乃風〜COME AGAIN〜」をリリースした湘南乃風。
タオルをブン回しながらステージに現れたメンバーは「炎天夏」「覇王樹」などで力強い一体感を生み出す。さらに「立ち上がれ 上がれ 恐れず前へ」というフレーズが心に響く「黄金魂」も。メンバーの真っ直ぐな感情を込められた歌が響き渡り、大きなスタジアムがひとつになっていく。
「全員で音のうえでひとつになれると、俺たちは信じてる! いっしょに歌おう、イケる?」という若旦那の言葉に導かれたのは、代表曲のひとつ「純恋歌」。純粋な恋心を描いた歌にジンワリ感動していると、「いいんじゃないですか、立ち上がっても!」(HUN-KUN)という煽りともに「睡蓮花」へ。ほとんどの観客がタオルを回し、5万5000人が「濡れたまんまでイッちゃって!」と声を合わせる光景はまさに圧巻。デビュー10周年を超えた湘南乃風、ますます熱い
2組目のSHOOTING ACT、Da-iCEがEDMポップに乗せてキレのあるダンス/ボーカルを見せつけた後は、2日連続の出演となる浜崎あゆみ。
登場と同時に「行くぞ!大阪!」と叫んだ彼女は、この日もシアトリカルなエンターテインメントを体現し、5万5000人のオーディエンスを魅了していく。また、前日とは違うサプライズもたっぷり。まずは小室哲哉、浦田直也(AAA)が登場し、「DEPARTURES」(globe)のカバーを披露。ゴージャズなコラボレーションが目の前で実現し、観客も驚きと狂喜の声を上げる。小室が繊細なフレーズを奏で、サビのフレーズを浜崎と浦田が向かい合って歌うシーンは、2015年のa-naitonのハイライトのひとつだろう。
「Step by step」からはじまるメドレーでは、キュートな浴衣姿で登場し、夏祭りムードがアップ! さらに小室、浦田が再びステージに上がり「WOW WAR TONIGHT」(H Jungle with t)をカバー。ラストの「July 1st」では彼女のポジティブなパワーが伝わり、観客がさらに笑顔になっていく。極上のエンターテインメントと呼ぶにふさわしい、華やかで壮大なステージだった。
a-nation stadium fes.大阪公演、2日目のヘッドライナーは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。
ステージ前方に火花が上がるなか「STORM RIDERS feat.SLASH」がパフォーマンスされると、歌が聴こえづらくなるほどの大歓声が巻き起こる。電飾スーツを着たダンサーを従えた「O.R.I.O.N」、スタンドマイクを使ったダンスが印象的な「Eeny、meeny miny,moe!」など趣向を凝らした演出も素晴らしい。
「未熟なグループにも関わらず、トリをつとめさせていただき、光栄です。5万人の方々と心を通わせて、最高の思い出を作りたいと思います!」(今市隆二)という挨拶のあとは、抒情的な夏のバラード「花火」。繊細なメロディの余韻に浸っていると、サイレン音が鳴り響き、PKCZ(MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMA)が登場。強烈なダンスビートとともに、Crystal Kay、登坂広臣、ELLYなどがパフォーマンスを繰り広げ、スタジアム全体が巨大なダンスフロアへと変貌していく。さらに三代目のメンバーがフロート2台に乗り込んで場内を回ると、観客の熱狂はピークに達した。
本編ラストは、メンバーが自由に動き、オーディエンとコミュニケーションを取った「(YOU SHINE)THE WORLD」「君の瞳に恋してる―Can’t Take My Eyes Off You―」。そしてアンコールでもサプライズが実現。新曲「Unfair World」(映画「アンフェア the end」主題歌)で、映画に主演した篠原涼子がスペシャルゲストとして登場! シリーズラストとなる映画の紹介をしつつ、「この曲を聴いたときジーンときて、涙が出ました」(篠原)という楽曲が初披露された。
エンディングは「夏の思い出にいっしょに歌って踊ってくれますか!?」(登坂)というMCに導かれた「R.Y.U.S.E.I」。この曲のシンボルともいえるメンバー全員でのランニングマンでスタジアムの熱狂度はさらにアップ。すさまじい興奮とともにa-nation stadium fes.大阪公演は幕を閉じた。
そして、いよいよ今週末8月29日、30日は東京・味の素スタジアムでの東京公演の開催が控えており、当日券も会場にて発売される。SUPER JUNIOR、浜崎あゆみ、ゴールデンボンバー、E-girlsら豪華出演者が会場を興奮させるだろう。
PrizmaX
1.I believe
2.Lonely summer days
3.HUG&KISS
平井 大
1.One Love
2.Just the way you are
3.Summer Queen
4.Slow & Easy
lol(エルオーエル)
1.shake shake
2.fire!
3.gimme gimme
ナオト・インティライミ
1.ナイタッテ
2-1.いつかきっと
2-2.恋する季節
2-3.ありったけのラブソング
2-4.今のキミを忘れない
2-5.君に逢いたかった
2-6.Brave
2-7.Hello
2-8.タカラモノ
3.The World is ours!
4.カーニバる?
Crystal Kay
1.恋に落ちたら
2.Boyfriend-part2-
3.REVOLUTION
4.君がいたから
Dream5
1.EZ DO DANCE
2.ようかい体操第一
3.Summer Rainbow
Acid Black Cherry
1.イエス
2.罪と罰〜神様のアリバイ〜
3.黒猫〜Adult Black Cat〜
4.SPELL MAGIC
5.エストエム
SHINee
1.View
2.Youe Number
3.Fire
4.LUCKY STAR
5.DOWNTOWN BABY
6.EVERYBODY
湘南乃風
1.炎天夏
2.覇王樹
3.Jorker
4.黄金魂
5.純恋歌
6.睡蓮花
Da-iCE
1.FIGHT BACK
2.BILLION DREAMS
3.エビバディ
浜崎あゆみ
1.Wake me up
2.Movin' on without you
3.DEPARTURES
4.Step by step〜BLUE BIRD〜glitter〜You & Me〜Greatful days〜evolution
5.WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント
6.July 1st
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
1.STORM RIDERS
2.O.R.I.O.N
3.Eeny,meeny,miny,moe!
4.花火
5.PLAY THAT
6.BURNING UP -PKCZ remix-
7.S.A.K.U.R.A. -PKCZ remix-
8.Summer Madness -PKCZ remix-
9.Summer Madness
10.(YOU SHINE)THE WORLD
11.君の瞳に恋してる〜Can't Take My Eyes Off You〜
EC-1.J.S.B. DREAM
EC-2.Unfair World
EC-3.R.Y.U.S.E.I.
“a-nation stadium fes.”東京公演が開幕。
初のヘッドライナーSUPER JUNIORをはじめVAMPS、倖田 來未、ゴールデンボンバーら
出演者13組が5万人を魅了!
先週、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した“a-nation stadium fes.”。東京公演が8月29日、味の素スタジアムで幕を開けた。
美形の正統派シンガー・加治ひとみ、気品あふれる爽やか系ギタ女・Leola、全員が身長180cm以上の歌って踊れるイケメン8人組グループ・SOLIDEMOの3組がオープニングアクトとして登場した後、初日のトップバッターとしてDo As Infinityがステージに姿を現した。
伴都美子の「イチ、ニ、イチ・二・サン・シ」という掛け声とともに大渡亮が刻むギターリフが大空に向かって響き渡り、小雨をちらつかせる雲を吹き飛ばすかのように「本日ハ晴天ナリ」で勢いよくスタート。「こんにちは! Do As Infinityです。“a-nation”最後まで楽しんでいって下さい!」と伴の挨拶をはさんで、曲は「遠くまで」へ。ポジティヴな気持ちを乗せたこの曲を届けるように、ステージを左右に横断しながら遠くにいるオーディエンスに向けて何度も手を振った。最後はこの季節にぴったりのサマーチューン「SUMMER DAYS」をプレイ。軽快な8ビートに乗せ、伴の貫禄あるボーカルでよりロック色を増したDo As Infinityの存在感を力強くアピールした。
続いては“a-nation”初出演となる、つるの剛士。つるのとバンドメンバーの全員が色違いのネクタイを着用した姿でステージに現れ、「イェー!味の素スタジアム、イェー!“a-nation”!!」とつるのがさっそく観客たちを煽る。そして、自らギターを弾きながらZIGGYの大ヒット曲「GLORIA」を熱唱。そのままオリジナル曲「メダリスト」、プリセンス・プリンセスのバラード「M」を男歌として聴かせた後は「我らがレジェンド!」と、ゲストとして世良公則が登場! 9月16日に発売になる2人がコラボした世良のシングルから、世良公則&ツイストの「銃爪」、そして奥田民生が彼らのために楽曲提供した新曲「いつものうた」を“a-nation”で初披露。大人の熱い男たちの声をスタジアムに響かせた。
カラフルな衣装で舞台右手のステージに登場したのはDream5。ドリ5流のスパイスをダンスにもサウンドアレンジにも加えたTRFの「EZ DO DANCE」を始め、「ようかい体操第一」「Summer Rainbow」と、誰もがじっとはしていられないダンサブルなヒットチューン3連発で客席を次々と踊らせ、次のEvery Little Thingのステージへとつないだ。
ボーカルの持田香織は、たっぷりとフレアが入った白のトップスと赤を基調としたゆったり目のスカートを大人ガーリーに着こなし、緩やかな足取りで観客の前に登場。女性コーラスをフィーチャーしたバンド編成で、「Dear My Friend」はオーガニックなボッサ、「Time goes by」は大人の抑制の効いたR&Bへとサウンドを大胆にリアレンジしてプレイ。デビュー20周年目を迎え、成熟したEvery Little Thingならではのパフォーマンスで観客をあっと驚かせた。だが、ギターの伊藤一朗が「どうスか、みなさん。うぃーっス」としゃべりだすと場内に笑いが起こり、ブラジリアンビートをフィーチャーした「出逢った頃のように」で場内をのせ、最後は観客を大合唱させていった。
この日の出演者で最も異彩を放っていたのは、“a-nation”初登場のゴールデンボンバー。会場のざわめきの中「こんな汚いバンドを呼んでくれてありがとうございます!」とボーカルの鬼龍院翔が挨拶。「僕らはこの後どんどん汚くなるので、お食事中の方はいったん蓋を閉めてお楽しみください」と意味深な注意を伝えた後、「抱きしめてシュヴァルツ」が始まると、曲中にギターの喜矢武豊は子供用プールの中で超ビッグサイズの“味の素”を振りかけてスイカの早食いを開始。ELTファンだと自ら豪語していたドラムの樽美酒研二は、用意してきたELT看板を得意げに広げると、文字が“Every Little hing”に(苦笑)。すぐさま樽美酒はズボンを脱ぎ、黒いTバックをはいたお尻を突き出して足りなかった“T”の文字を作るなど、観客たちは彼らの仕込んだ“ネタ”に大爆笑!! 最後はヒット曲「女々しくて」でスタジアム全員を踊らせ、見事な一体感を作り上げていったところはさすが! エアーバンドの彼らにしかできない、どこまでも身体を張った本気のエンタテインメントショーで5万人を魅了した。
ブレイクタイムをはさんで、韓国のガールズグループ・f(x)からスタート。アンバー、ルナ、クリスタルの順番に千鳥格子のエレガントな衣装に身を包んだメンバーが1人ずつ舞台下からリフトアップしてくると、場内には「可愛い!」という声が響き渡る。凛とした表情でハードなエレクトリックサウンドを踊る「Red Light」で幕を開けたあと、クリスタルが“a-nation”に初登場した感想を「こんな大きなステージに立てて嬉しいです」と告げる。続いて始まった「Pinocchio」は日本語バージョンで歌唱、「All Night」では曲の最後にルナとアンバーがクリスタルを抱き上げるパフォーマンスを見せ、f(x)ならではのエキゾチックなヒットチューン「RUM PUM PUM PUM」で観客たちをヒートアップさせていった。アンバーが「最後はこの曲で熱く締めくくりたいと思います」と告げ、ラストはサマーダンスチューン「Hot Summer」を楽しそうに歌い、ステージを後にした。
15のカウントダウンから爆発音の特効を合図に、「“a-nation”!」と叫びながらステージに駆け出してきたのは、現在15周年イヤー真っ最中の倖田來未。2年ぶりの出演となる今回は、生バンド+DJ+男女混合編成のダンサーを引き連れての登場。「UNIVERSE」でダンサーとともにダイナミックなアクトを見せると、ステージがとたんに華やかに! 着ていたデニムジャケットを脱ぎ捨て「IS THIS TRAP?」ではタオルをグルグル回しながら腹筋全開で大胆に肌見せ。最先端のクールなダンストラックに仕上げた「め組のひと」のカバーでは、観客に“め”を大合唱させるなど、場内はたちまち倖田のペースに。「みんな元気な声出せんの? まだいけんの?」と煽った後はコール&レスポンスで客席と声でつながり、会場内はさらにエキサイト。「BRING IT ON」「BE MY BABY」などエモーショナルな歌声、男女のペアダンスなどを盛り込んだセクシーで見応えのある振り付け、ヒップホップやロックを融合したエッジーなダンスビートなどでポテンシャルの高いパフォーマンスを次々と繰り出し、“QUEEN OF LIVE”の姿で観客を圧倒した。
スタッフに運ばれ“a-nation”のステージにディスプレイされた2体のメイド姿の“マネキン”FEMM(FAR MENTION MANNEQUINS)が突然動き出し、デビュー曲「Astroboy」など2曲をパフォーマンス。出演情報がどこにもされていなかった中での登場でスタジアムがファンタジックな不思議な空気に包まれたあと、暗闇の危険な香りを身体中にまとったVAMPSが真っ赤なサーチライトがちらつく中、ステージに登場した。
地底から天空へと響き渡るようなHYDEのシャウトで観客たちは狂喜乱舞。K.A.Zのギターがうねりを上げる「AHEAD」で幕を開けたVAMPSのライヴ。「DEVIL SIDE」で何度も吹き出した炎の演出、観客を釘づけにするHYDEの視線の“圧”、ワイルドで色気も含んだ重厚なロックンロールサウンド。“a-nation stadium fes.”は初登場とはいえ、世界を飛び回っているVAMPSのワールドクラスのパフォーマンスに、スタジアムに激震が走る。だがMCでは「VAMPSです。SUPER JUNIORかと思ったかい?(笑)」と、チャーミングな表情を見せつけ「初めて観る人もいると思うけど、そんなに怖くないから。少なくとも僕は(笑顔)」と観客たちを和ませた。その後は野外にぴったりな「ZERO」、Shampooのヒット曲「TROUBLE」、「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」とキラーチューンを連発。華麗で危険な香りのするロックンロールなステージで客席をどこまでも誘惑しておいて、最後はHYDEが客席にキスを投げ、VAMPSのエキサイティングなライヴは終了した。
そして、いよいよこの日のヘッドライナー・SUPER JUNIORがシックなスーツ姿でステージに現れると、彼らのグループカラーであるブルーに染まったスタジアムが大熱狂!「美人(BONAMANA)」から観客は息の合った掛け声で彼らのショーに参加、「SORRY, SORRY」ではヒチョルが途中からドラマーとして曲をさらに熱く盛り上げた。メンバーの自己紹介に続いて、キュヒョン、リョウク、イェソンによるボーカルユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.が素晴らしいハーモニーで「JOIN HANDS」をじっくり聴かせ、SUPER JUNIOR DONGHAE & EUNHYUKが「Saturday Night」、「Oppa,Oppa」というパーティーチューンで観客たちを大騒ぎさせた。この後メンバーはカラフルなスーツに着替えて2台のフロートに分かれて乗り込み、「Disco Drive」「Wonder Boy」「★BAMBINA★」をメドレーで披露しながら場内を周遊。ステージに戻ったあとの「Let's Dance」ではメンバー各々がカメラに向かってキス顔を大サービス。「Can you feel it」では“チョギワダンス”をウニョク、ドンヘに続いてシウォン、そしてカンインの無茶ぶりでSUPER JUNIR-K.R.Y.の3人までが踊る羽目に。さらにウニョクの提案でヒチョルとイトゥクとカンインがセクシーダンスまで披露し、ファンは大興奮! そんな中、ヒチョルが「実は今日がウニョクとドンヘとシウォンと一緒に立つ最後のステージなんです」と話すとファンは絶叫。その言葉を受けてドンヘは「次、また会いにきますね」と落ち着いて話し、シウォンは「みなさんからいただいた大きな愛。これを大切に胸に閉まっておくよ」と告げ、ウニョクは「2年間みなさんに会えないけど、元気でいて下さい。また会いましょう!」と笑顔でファンとの再会を約束。最後に彼らの韓国の最新曲「Devil」を届け、彼らは最後までSUPER JUNIORらしい陽気なステージングと明るい笑顔で5万人を熱狂させ、“a-nation stadium fes.”東京公演初日のヘッドライナーを盛大な打ち上げ花火に迎えられながら飾った。
この熱狂を引き連れ、8月30日、“a-nation stadium fes.”はファイナルを迎える。
加治ひとみ
1.タイムマシン
2.共犯者
3.ルール違反
Leola
1.Lazy song
2.Summer time
3.Sing for you
SOLIDEMO
1.Heroinek〜Rafflesia
2.Girlfriend
3.Could U Be My Girl?
Do As Infinity
1.本日ハ晴天ナリ
2.遠くまで
3.SUMMER DAYS
つるの剛士
1.GLORIA
2.メダリスト
3.M
4.銃爪 feat.世良公則
5.いつものうた 世良公則 feat.つるの剛士
Dream5
1.EZ DO DANCE
2.ようかい体操第一
3.Summer Rainbow
Every Little Thing
1.Dear My Friend
2.Time goes by
3.ソラアイ
4.出逢った頃のように
ゴールデンボンバー
1.元カレ殺ス
2.抱きしめてシュヴァルツ
3.トラウマキャバ嬢
4.死んだ妻に似ている
5.女々しくて
f(x)
1.Red Light
2.Pinocchio
3.All Night
4.RUM PUM PUM PUM
5.Hot Summer
倖田來未
1.UNIVERSE
2.IS THIS TRAP?
3.め組のひと
4.BRING IT ON
5.BE MY BABY〜LOADED
6.Poppin love cocktail
FEMM(FAR MENTION MANNEQUINS)
1.We Flood The Night
2.Astroboy
VAMPS
1.AHEAD
2.DEVIL SIDE
3.ZERO
4.ANGEL TRAP
5.TROUBLE
6.SEX BLOOD R N' R
SUPER JUNIOR
1.BONAMANA【JAPANESE】
2.SORRY, SORRY
3.Mr.Simplle【JAPANESE】
4.JOIN HANDS【JAPANESE】(SUPER JUNIOR-K.R.Y)
5.Saturday Night→Oppa,Oppa【JAPANESE】(SUPER JUNIOR-D&E)
6.Disco Drive〜Dancing Out〜Wonder Boy
7.Rock Star〜Let's Dance
8.Can you feel it
9.Devil
“a-nation stadium fes.”東京公演最終日に5万人が熱狂。
大トリ浜崎あゆみがフィナーレを飾る! 4日間で21万人を動員。
オープニングはアイドルグループのCheeky Parade、GEM、スイーツをテーマにした楽曲で人気の小林豊、本格的なダンス&ボーカルで知名度を上げている安良波明里、シングル「fire!」でデビュー、急激に注目度を上げている女子3人+男子2人のダンス&ボーカルグループlol(エルオーエル)らが質の高いパフォーマンスを見せたあと、本編がスタートした。
トップを飾ったのは、E-girls。小雨が降る中、2台のフロートに乗って登場したメンバーは観客に笑顔で手を振りながら「Anniversary!!」を披露、瞬く間にスタジアムをひとつにする。さらに「Follow Me」「ごめんなさいのKissing You」へ。イントロが響いた瞬間に大きな歓声が起こり、大合唱へつながっていく。「今日はちょっと天気が悪いですが、みなさん元気ですか!?」(Ami)というMCのあとは9月30日リリースの新曲「Dance Dance Dance」。ファンキーかつポップなサウンド、ムーンウォークを交えたパフォーマンスからは、E-girlsの新たな魅力がまっすぐに伝わってきた。また、ヒップホップテイストの「Holiday」(Happiness)、切ないメロディを軸にしたミディアムチューン「Blue Sky Blue」(Flower)、高い歌唱力が堪能できるソロデビュー曲「ドレスを脱いだシンデレラ」(Ami)、ラテン系の華やかなビートが楽しい「PEACE SUNSHINE」(Dream)など、各ユニット/ソロによる個性的なステージも。E-girlsのカラフルな表情が感じられるアクトだった。
ド派手なEDMビートとともに登場したソナーポケットは、「365日のラブストーリー。」からスタート。「スタンドもアリーナもひとつになって、今日一番の盛り上がりにしてくれ!」(eyeron)というMCとともにeyeron、ko-daiが広いステージの両端にダッシュし、観客と積極的にコミュニケーションを取る。さらに「月火水木金土日。〜君に贈る歌〜」では四つ打ちのビートに合わせて手拍子が起こり、ko-daiとeyeronがステージの真ん中でハグ。続いて「今から20分だけ僕らに心を預けてください!」(ko-dai)という言葉を挟み、振付けの練習をしてアッパーチューン「ソナポケ☆DISCO」。初めてソナポケのライヴを見るオーディエンスを含め、会場の一体感をしっかりと生み出すステージングだ。ラストは「今以上に相手のことを思いやって、大切にしてほしいなと思って書いた曲です」(ko-dai)という言葉に導かれた最新曲「Good bye 大切な人。」。別れた恋人に対する“幸せになってほしい”という思いを描いたこの曲で、スタジアムは大きな感動で包まれた。
シューティングアクトのDa-iCEがエレクトロ・ビートに乗ってキレのあるダンス&ボーカルをアピールした後は、通算4回目の“a-nation stadium fes.”出演となるAcid Black Cherry。
1曲目は耽美なロックバラード「イエス」。憂いを帯びたメロディとともに<雨にうたれ 君を探して 叫んでいた>というフレーズが響くと、雨が降り続けるスタジアムの光景と重なり、大きな歓声が起こる。高速のヘビィロックチューン「罪と罰〜神様のアリバイ〜」ではyasuが花道の先まで進み、雨の中で熱唱。セクシーなアクションもめちゃくちゃカッコいい。「濡れてる?」「音楽は聴いてもいいし、観てもいいけど、感じれば体が勝手に動くものなので……下ネタみたいだけど、半分下ネタです(笑)」というMCのあとは、さらに高揚感の強いナンバーが続く。「SPELL MAGIC」ではTEAM ABCと呼ばれるファンが激しくヘッドバンギング。ラストは「TEAM ABCもそうでないヤツらも好きに感じて暴れちゃってください!」という煽りに導かれた「エストエム」。9月から始まるアリーナツアーへの期待がさらに高まる、大迫力のライヴだった。
キュート&フレッシュなSUPER☆GiRLSのステージの後は、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーのAAAのパフォーマンスへ。今年4月に初めてのアジアツアーを成功させ、現在、全国アリーナツアーを開催中の7人はキレのあるステージを展開。まずは最新曲「LOVER」でラテンとEDMを融合させたサウンドとともにシックなボーカルを聴かせる。さらにバウンシーなトラックが印象的な「I'll be there」へ。大人っぽい雰囲気を漂わせるダンス・パフォーマンスからは、このグループの進化がはっきりと伝わってきた。
「雨だけど、逆に騒ぎたい人にはもってこいなんじゃないの?」(日高光啓)「夏の締めくくりということで、最高の時間にしていきたいと思います!」(浦田直也)というMCを挟み、ノスタルジックな手触りのラブソング「恋音と雨空」。そして観客が楽しそうにタオルを回し、メンバーが自由にステージを動いた「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」で一気に興奮度がアップ。幅広いテイストの楽曲をバランスよくちりばめた、魅力あふれるライヴだった。
日が暮れて、観客に配られた“光るウチワ”の青い光がスタジアムを包む中、熱狂的な歓声を受けてEXOが登場。メンバー全員で樹木をイメージさせるポーズを決め、オープニングナンバーの「Wolf」へ。ドープなヒップホップ・トラックにのせて、メロディックなラップとシンクロ率の高いダンスを披露、ステージ前方に立ち上がる炎とともにスタジアムの熱気をさらに上げていく。KAIのストーリー性のあるソロダンスを挟み、廃墟の映像ととともにダークかつシリアスなヒップホップ・チューン「Overdoes」。コアな音楽性と華やかなエンターテインメント性のバランスも素晴らしい。「今、本当にワクワクしています。みんな、最高にキレイです!」(KAI)という挨拶のあとは、EXOのテーマソングとも言える「XOXO」、ギターサウンドを活かしたポップチューン「3.6.5」などでフレンドリーな笑顔を見せる。日本でのシングル・リリースも決定し、10月から11月にかけて東京ドーム3days、京セラドーム大阪3days、マリンメッセ福岡2daysを含むツアーを敢行。“未知の世界から来た新たスター”と称されるEXOは、ここ日本でも本格的なブレイクの時期を迎えることになりそうだ。
過去14回すべての“a-nation”に出演しているTRFは貫録に満ちたステージングを見せた。
真紅のドレスに身を包んだYU-KIのダイナミックなボーカルが響いた「BRAVE STORY」からスタート。上半身ハダカのSAMを中心にした、野性味あふれるダンス・パフォーマンスも楽曲の世界観をしっかりと引き立てている。「東京、ファイナル! 雨の中、待っててくれて、どうもありがとう! みんなの声を聞かせてくれるかな!?」(YU-KI)というMCにリードされた「BOY MEETS GIRL」では当然のように大合唱が起こる。ETSU、CHIHARUのステップもキレキレ。平均年齢約50歳にして、この現役感は本当にすごい。DJ KOOのラップから始まる「EZ DO DANCE」ではオープニングアクトに出演したアクトダンサーたちも登場し、瑞々しいダンスを楽しそうに披露。1993年のヒットチューンが次の世代のダンサーたちによって表現されるこのシーンは、何度見ても感動してしまう。ラストは「survival dAnce」。サビに入った瞬間に美しい花火が打ち上げられ、スタジアム全体から「うわー!」「きれい!」という声が上がる。観客が気持ちよさそうに体を揺らし、2015年の“a-nation stadium fes.”はついにクライマックスへ――。
今年の“a-nation stadium fes.”の大トリはもちろん、浜崎あゆみ。
演劇的な構成、男性ダンサーとのセクシーな絡み、本格的なイリュージョンを取り入れた「Wake me up」でライヴはスタート。さらに最新鋭のダンストラックを取り入れた「Movin' on without you」(宇多田ヒカル)を歌い上げ、“2015年の浜崎あゆみ”をダイレクトに体現する。ここで小室哲哉、浦田直也(AAA)が登場し、「DEPARTURES」(globe)へ。ロマンティックなイントロのフレーズ、祈りにも似た美しいメロディライン、そして、エッジの効いたラップ。小室、浜崎、浦田のコラボレーションが実現したこの曲は間違いなく、今年のa-nationの大きなハイライトだった。小室のドラマティックなピアノソロを挟み、純白のドレスに着替えた浜崎は、自らのキャリアを象徴するヒットチューンを次々と放つ。“どんなに悲しくても、めぐる季節の中で、いつか笑える日が来る”というメッセージが胸を打つ「SEASONS」、<人はどうして想いのままに生きられないの>という哀切なバラードナンバー「HANABI」。ひとつひとつの言葉を手渡すような浜崎のボーカルも強く心に残った。また、8月5日にリリースされたニューアルバム『sixxxxxx』収録曲「Summer diary」も。<この夏のことを忘れないよずっと>というフレーズは、夏の終わりの“a-nation”によく似合う。気が付けば、すっかり雨も上がっていた。
ダンサーたちのアクロバティックなダンスの間にキュートな浴衣姿になった浜崎は、フロートに乗ってスタジアムを1周。タオルを回しながら、とびきりの笑顔を見せる浜崎。その姿からは、この大きなイベントを心から楽しんでいることが伝わってくる。さらにスポーティなスタイルに着替え、めくるめく展開にオーディエンスのテンションも一気に頂点へ向かう。
ライヴ後半にも大きなサプライズが用意されていた。再び小室、浦田が姿を見せて「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」(H Jungle with t)を披露。進化したジャングルビートとポジティブなメッセージがスタジアム全体に広がり、大きな歌声が響き渡る。そして「2015年“a-nation”、最後の曲になります!」というシャウトにリードされた「July 1st」。<明日晴れたら 君に会いに行こう>という大合唱、ゴージャズに打ち上げられた花火とともにエンディングを迎えた。
今年の“a-nation stadium fes.”は大阪・東京4日間で21万人の来場者数を記録した。例年以上にバラエティに富んだアーティストが出演し、質の高いステージが繰り広げられた2015年の“a-nation”。それはまさに現在の日本のエンターメント・シーンの充実ぶりを示していたと思う。]
Cheeky Parade・GEM
1.We're GEM! 〜 Do You Believe?(GEM)
2.BUN BUN NINE9'(Cheeky Parad)
3.カラフルスターライト
小林豊
1.誘われフォンダンルージュ
2.初恋ギモーブ
3.情熱マンゴーセニョリータ
安良波明里
1.21 ANTHEM
2.PARTY TIME
3.SIMPLE LOVE
4.you!you!you!
lol(エルオーエル)
1.shake shake
2.fire!
3.gimme gimme
E-girls
1.Anniversary!!
2.Follow Me
3.ごめんなさいのKissing You
4.Dance Dance Dance
5.Holiday(Happiness)
6.Blue Sky Blue(Flower)
7.ドレスを脱いだシンデレラ(Ami)
8.PEACE SUNSHINE(Dream)
9.うれしい! 楽しい! 大好き!
10.ヒマワリ
ソナーポケット
1.365日のラブストーリー。
2.サマーデイズ!
3.ソナポケ DISCO
4.Goodbye大切な人。
Da-iCE
1.FIGHT BACK
2.エビバディ
3.TOKI
Acid Black Cherry
1.イエス
2.罪と罰〜神様のアリバイ〜
3.黒猫〜Adult Black Cat〜
4.SPELL MAGIC
5.エストエム
SUPER☆GiRLS
1.MAX!乙女心
2.イッチャって♪ ヤッチャって♪
3.プリプリ♥SUMMERキッス
AAA
1.LOVER
2.I'll beThere
3.恋音と雨空
4.さよならの前に
5.ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
6.PARTY IT UP
EXO
1.Wolf
2.Overdose
3.Love Me Right
4.XOXO
5.3.6.5
6.Growl
TRF
1.BRAVE STORY
2.BOY MEETS GIRL
3.Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜CRAZY GONNA CRAZY
4.EZ DO DANCE
5.Where to begin
6.survival dAnce
浜崎あゆみ
1.Wake me up
2.Movin' on without you
3.DEPARTURES
4.SEASONS
5.HANABI
6.Summer diary
7.Sunrise〜BLUE BIRD〜Greatful days〜evolution〜SURREAL
8.You & Me
9.WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント
10.July 1st