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【8.6秒バズーカー】
祝DVD発売「ラッスンゴレライ」がブレイクした理由!

YouTube再生試聴回数2千万回を突破!

お笑いコンビ、8.6秒バズーカーの勢いが止まらない! 中高生からはじまり、小学生へ広がった人気が、TVメディアへの連続出演によって20代以上にも広がりつつあります。

YouTube再生試聴回数2千万回を突破したリズムネタ「ラッスンゴレライ」。 。

BPM170とテンポが早く、頭の中をグルグルと駆け巡る中毒性が魅力です。テンポ感だけでいえば、いわゆる昨今ロックシーンで人気の“四つ打ちダンスロック”と近いビート感が受けています。KANA-BOON「ないものねだり」、フレデリック「オドループ」なんかが近いかもしれません。

ニュー・ウェイヴ・バンド「ロマンポルシェ。」のボーカル掟ポルシェさんが、全然別件のツイートで
“常日頃思ってるんだ。皆音楽より言葉が好きだし、思想のないものは弱いと思っていると。音楽の力が言葉によって倍になってるところを見ているから、なのだと思うが、そんなに言葉が好きなのかね。テクノ・ミュージックが好きなところは言葉の恩讐から自由になっているが故だ。皆もっと音楽好きになれ。”
と、語られていたのですが、「ラッスンゴレライ」人気の秘密はもしかしたら、そんな“音楽”の力にあるのかもしれません。あまりに素晴らしい視点だったので、掟ポルシェさん、違うネタで引用してすみません。。

40代以上のベテラン芸人に伝わらないおもしろさ!

音楽は、世代感格差が起きやすいカルチャーです。そんなこともあってか、なくってか、40代以上のベテラン芸人さんからは、「ラッスンゴレライ」の“おもしろさがよくわからない!”という感想をよくうかがいます。

8.6秒バズーカーの右側の細い方(目も細い)、田中シングルさんは無類の音楽好きとしても知られています。

「ラッスンゴレライ」が一般にブレイクする前の昨年12月、BIGBANGの最年少メンバーであり、“日本のお笑い好き”として知られているV.Iが、ライブのMCで「ラッスンゴレライ」を完コピしてネタにしていたことに注目したいです。というか、せっかくいち早く注目していたのですから“コラボすればいいのに!”なんて思います。

自撮り動画で真似したくなる要素!

「ラッスンゴレライ」の火付け役としては、女子中高生人気が高かったことでした。昨年から、スマホでの自撮り動画で「ラッスンゴレライ」がカバーされまくっている状況が生まれていたのです。真似したくなるというのは、SNS時代においてブレイクの大きな要素となっています。コミュニティの違いなのか、YouTubeやVineでの拡散が中心で、ニコニコ動画ではあまり目立っていないというのも気になるポイントでした。

2015年春、現在、大ブレイク中の8.6秒バズーカー(大阪NSC36期生)が、結成10ヶ月目にして、よしもと史上最速DVDリリースが決定しました(2015年3月18日発売)。まるでミュージシャンへのインタビューのようなトークに加え、ゲストに馬と魚、AFRA、エグスプロージョンを迎えて、より音楽的に進化した「ラッスンゴレライ」が誕生しています。これは注目度高く、賛否両論間違いないでしょう。そして、新たなキラーチューン「お弁当」、「イマジネーション」も収録されているので、是非その真価を確認してみてください。

よしもとアール・アンド・シー
2015年3月18日発売

01.ラッスンゴレライ
02.ラッスンゴレライ ~アコースティックVer.~ featuring 馬と魚
03.ラッスンゴレライ ~クラブRemix~ featuring AFRA & エグスプロージョン
04.お弁当
05.イマジネーション

次回は3月20日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、全記事を手掛けたTM NETWORKツアーパンフレット『Incubation Period』、『the beginning of the end』、『QUIT30』、『QUIT30 HUGE DATA』。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TK編』(ぴあ)絶賛発売中!
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