本ページの販売価格は、2019年9月時点の価格です。2019年10月1日以降の販売価格については、商品詳細ページにて改めてご確認ください。

×

【安室奈美恵】
全曲未発表の最新アルバム作品『_genic』を聴いた!【世界照準ダンスポップポップ】

6月10日、新作アルバム『_genic』をリリースする安室奈美恵。全曲未発表の新作で彩られた作品のテーマは“リバイバル”。クラシカルなダンスビートやR&Bグルーヴなど80’s−90’sを彷彿とさせながらも、時代と寄り添い進化したサウンドにやられました。クリスティーナ・アギレラやビヨンセ、レディ・ガガ、カイリー・ミノーグ、アレクサンドラ・スタンなどに楽曲を提供してきた最前線で活躍するクリエイターと共に、最新型のダンスポップに仕上げている話題作。フレッシュに突き抜けたポップチューン満載で最高なんです☆

まずは、先行して公開されたばかりの新曲「Stranger」における、ブロードウェー舞台のような最新ミュージックビデオを入り口に、世界観に触れてみてください(アルバム10曲目収録)。

自身初となるバースデイ・ソング「Birthday」は、誕生日の一日をワンカットで撮影していることで話題です。英語詞で軽やかに展開していく、アタック感強いキックとシンセ・サウンド、カッティング・ギターによる心晴れやかなポップチューン。安室自身によるキュートなラップパートも魅力です(アルバム4曲目収録)。

アルバムは、英語歌詞による1曲目「Photogenic」から超絶クールにスタート、2曲目「Time Has Come」はピアノフレーズが印象的なダンスチューン、3曲目は日本語歌詞で歌われる「Golden Touch」のキラキラしたポップ、5曲目「It」は弾けるポップテイストがコケティッシュ、6曲目「Scream」はせつなポップ・エレクトロ、遊び心満載な7曲目「Fashionista」&8曲目「Fly」で聴けるフリーキーなポップセンス、エッジーな9曲目「B Who I Want 2 B feat.U hum sneak it」の存在感の強さ、11曲目「Every Woman」でのキャッチーなポップセンス、ロッキンな12曲目「Space Invader」、13曲目「Anything」での新感覚な浮遊感が魅力のアコースティック・バラード、ラストはボーナス・トラックとして14曲目「What I Did For Love (David Guetta feat Namie Amuro)」における大団円。てか、めっちゃあがります☆

と、ここまで一気に第一印象を一言レビューしてみました。

新作アルバム『_genic』は、よりスムージーに快適な、世界照準なポップミュージックとでもいうべき完成度の高さが魅力です。確実に2015年夏の必聴盤になりそうな予感。ダンスミュージックが制覇した欧米ポップカルチャーへの返答=“日本には安室奈美恵がいる”、ということなのかもしれません。6月10日発売、今から要チェックな最新アルバム作品『_genic』は要チェックです!!!

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は5月29日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
https://twitter.com/fukuryu_76
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuryu/