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【AWA×大沢伸一】
革新的なプレイリストで出会う音楽の新しい楽しみ方

AWA、LINE MUSIC、Apple Music、Google Play Musicなど、聴き放題型の音楽サービスがはじまった2015年の音楽シーン。そんななか、CD購入や音楽配信とは違う、これまでオマケのようにしか扱われていなかった“プレイリスト”という手法を活用するという視点で、まったく新しい“音楽との出会いと楽しみ方”を体験させてくれたのはAWAでした。
http://awa.fm/

そんな“プレイリスト”の魅力と可能性。なかでも、音楽家・音楽プロデューサーである大沢伸一が頻繁に更新するプロフェッショナルな選曲力を感じるプレイリストに感銘を受けました。AWAの限りあるカタログのなかから、J-POPヒット曲では無い、スタイリッシュなテーマで選曲された、あらゆる時代をこえてピックアップされた音楽シーンを代表する名曲&隠れた名曲たち。

大沢伸一の音楽家、DJとしてバックグラウンドの深さが成せるプロの技とでもいいましょうか。朝食時のBGMに、移動中に、眠るまでの間に楽しみたい音楽たち。あなたのライフスタイルに寄り添う、芳醇で贅沢な時間を与えてくれるカジュアルリッチな音楽の喜び。音楽ファンはもちろん、音楽に詳しくないという方にこそオススメな音楽との出会い、新しい楽しみ方です。

http://www.shinichi-osawa.com/

今回はそのプレイリストの紹介していきます。選曲だけでなくタイトルのセンスもこれまた素晴らしいのです。

『秋に真価を発揮する「ピアノ、弦などのクラシックエレメントと感受性」』MODE:Dark

 これからの季節にオススメのプレイリスト。時間軸が止まったかのようなゆったりとスローに流れていく音の調べ。カナダ出身、パリを拠点に活動している音楽家Chlly Gonzalesや、映画『ピアノ・レッスン』の音楽を担当したMichael Nyman、そしてSimon Trpceki、坂本龍一、羽田健太郎などの名曲が奏でられていく。

『ある程度の長い時間を伴う空間移動のための音楽』MODE:Relax

長い時間のフライトやドライブなど。非日常な気分のなか、自己と向かい合いながら体感する音楽との出会い。Kings Of Convenience「24-25」、Donald Fagan「I.G.Y.」、Donald Byrd「Think Twice」など、ほどよくポップな大人なサウンドが、すれ違うヘッドライトの光、空から見渡す町の灯りと呼応するかのように美しさを醸し出す。

『雨の日の音楽達』MODE:Relax

大沢伸一の雨をテーマにした選曲は格別だ。部屋の窓から聴こえる雨音と溶け合うようなサウンドのしっとりとしたせつなさ。Sandii & The Sunsetsによるニューウェーヴな「DRIP DRY EYES」のダブな響き。birdによる「君の音が聴こえる場所へ(Single Mix)」でのしとやかなアコースティック感。Royksoppによる「Sparks」での街頭が瞬きするような音の調べ。

『疲れてヘトヘトで帰宅した夜の為の音楽』MODE:Relax

身体は疲労しているのに脳味噌は冴えていて眠れない……。大人になるとそんな長い夜が少なくはないでしょう。Herbie Mann&Bill Evansによるゆったりとジャジーなフルートとピアノが織りなす音色。Art Of Noiseによるエキセントリックなエレクトロ・チューン「Opus4」、Bentによる淡くもせつないブレイクビーツが、あなたの高ぶる神経を癒してくれることでしょう。

『90’s Soul US vs UK』MOOD:Relax

ソウル・ミュージックの進化。今の時代のポップ・ミュージックに繋がる音楽史のターニングポイントともいえる名曲をピックアップ。今年のサマソニで話題となったD’Angelo「Brown Sugar(Edited)」、Mary J Blige「Be Happy」、SoulUSoul「Back To Life(However Do You Want Me)」、Busta Rhymes「One」など、歴史を変えた才能あふれる楽曲たち。

『時代を超えるオルタネーターまたはカウンターカルチャーと鋭利なたましい達』MODE:Exited

ソウルからロック、ニューウェーヴへ。そしてダンス・ミュージックを経由してその先へ。大沢伸一はあらゆる音楽シーンを俯瞰している。Talking Heads「Onece In A Lifetime」はもちろん、キャッチーなサウンドによって一気にゼロ年代のクラブアンセムとなったMGMTの「Kids」、Justice vs Simianによる「We Are Your Friends」などを、オルタナティヴ&カウンター・カルチャーとして思想を持ってピックアップ。

『敢えてお洒落というキーワードで、夜と昼の間のためのプレイリスト』MOOD:Relax

大沢伸一によるポップな面における選曲が登場。プレイリストはテーマのタイトリングと選曲力によって、その魅力は倍増していく。Rhye「The Fall」、Sade「キスオブライフ」、Jane Birkin「Di doo dah」、Everything But The Girl「Driving(Acoustic Mix)」、Blood,Sweet&Tears「彼女なしには」、Feist「Inside And Out(The Audience Honey Remix)」というセンス。時代をこえてセレクトされる、楽曲が紡ぎ出す魅力。ぜひ、シリーズ化して欲しいプレイリストだ。



そんな選曲の神、大沢伸一のDJチーム、OFF THE ROCKERプロジェクトによる新作CD作品『OFF THE ROCKER presents SOFA DISCO 15FW』が発売中。もちろん、AWAでもチェック出来ます。ソファに座りながらでも楽しめるディスコサウンドというコンセプトってよくないですか? お洒落なデザインのアートワークはCDでプレゼントとしてもオススメですよ☆ ホームパーティーやドライブでもオススメなサウンド集です。

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は9月25日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
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