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祝 紅白出場&東京ドーム公演、『ラブライブ!』未体験者が選んだ3曲☆

テン年代を代表する音楽アニメとなった『ラブライブ!』。年末にはμ's(ミューズ)が紅白出場&来年の東京ドーム公演が決定するなど、もはや国民的プロジェクトとなっています。しかし、1976年生まれのおいらは、アニメ『ラブライブ!』をまだ観たことがありません。ライヴも観たことがありません。いや、正確には興味があったのですが、恥ずかしながらすっかり乗り遅れました……。

そもそも、アニメなのか? ゲームなのか? 現実なのか? スタートすらわかっていないプロジェクトでした。なんでも、タイトルである『ラブライブ!』とはアイドル・コンテスト大会の名前だそうで、μ's(ミューズ)とは劇中に登場するアイドル名とのこと。そしてμ'sのメンバーは学校生活を送りながら、アマチュアで活動するアイドル。そんな活動スタイルを“スクールアイドル”というらしい。さらに、熱狂的なファンは自らを“ラブライバー”と名乗るという。しかも、キャラクターを演じる声優さんがμ'sとして、アニメでの振り付けなど徹底的にこだわったライヴまでやっちゃうんだそうな。なんとなくアニメの絵柄から、日常系のゆるやかな作品かなと思いつつも(←偏見)、実は女の子の成長ドラマをきちんと描いていることがヒットの要因のひとつなのだと詳しい方に伺いました。

なにより楽曲が素晴らしいと評判の『ラブライブ!』。このビッグウェーヴに乗り遅れまいと楽曲を一気にゲットしてみました。まったく知識が無いままに全楽曲を聴きまくってみて、これぞ音楽コンシェルジュ的にイチオシという3曲を無知識のままにレビューしてみましょう。さて、年末に向けてアニメ『ラブライブ!』も追いかけてみるかぁ。

「Oh, Love&Peace!」

ストリングス&チャイムでキラッキラなイントロがまぶしい。サビのJ-POPらしさあふれるポジティヴィティ満載のフレーズがツボ。日々、挑戦している人を鼓舞して癒してくれるナンバーだなと。

「もぎゅっと“love”で接近中!」

四つ打ち、EDMライクにだんだんと高まっていくハイテンションなサウンド。キュートで有頂天感満載の言葉センス。中盤、テクノポップ風にシフトチェンジする展開がユニーク。

「だってだって噫無情」

演歌風なサウンド感? でも、マイナーなメロディながらヘヴィ・ロックテイストもあり、和楽器バンド的に盛り上がっていく展開。なかなかクセになる新感覚なポップソングが中毒性高い。

というわけで上記3曲をご紹介しました。なかなか良曲だらけで迷いましたが、それだけ強度の高い楽曲ばかりだということでもあります。アニメを飛び出したこの熱気が、紅白でどんな奇跡を起こすのか楽しみですね。

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は12月25日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
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