羽多野渉 アーティストデビュー5周年記念 撮り下ろしグラビア&インタビュー

羽多野渉 アーティストデビュー5周年記念 撮り下ろしグラビア&インタビュー

PHOTO:川田洋司/TEXT:石川雅文/HAIR&MAKE:大西花保(B-SIDE)/STYLIST:高山良昭/衣装協力:Revo.


では、新曲の方に触れていきたいのですが、まずは11月23日(水)発売のシングル「You Only Live Once」。こちらはアップリフティングなハウス・ミュージックで、今までの中でも突出した楽曲だと思うのですが。

「確かに今まで歌わせていただいた楽曲の中でも特殊というか、存在感のある独特な楽曲になったと思います」

個人的にはライヴで盛り上がる曲になりそうだな、と(笑)

「みんなに楽しんでいただけたら一番嬉しいですね(笑)。最初にいただいた感想の中で一番多かったのが“誰が歌っているのかわからなかった”というものでした。声質自体が加工されていると言うのもあるんですけれど、歌い方自体も今までと違うところがあって…」

声優さんなのにボーカルを加工して匿名性を出すというのは、かなり冒険しているなと思ったんですが、でもそこが逆に面白いですよね。

「不思議ですよね、この曲(笑)。最初に『ユーリ!!! on ICE』のエンディングを歌うことになったとき、まだ曲が上がってなくて。だから僕は勝手に“フィギュアスケートのアニメだし、クラシックっぽいピアノのサウンドかな”と思っていたんです。その後、デモが来たので聴いてみたら“ええ!?”って(笑)。声にもしっかり加工がかかっているから、どこを歌ったらいいかわからないんですよ。インストゥルメンタルかと思ったくらい戸惑って。楽曲や作品に対して自分が歌ったことで世界観が崩れるようなことがあってはいけないなと、プロデューサーさんやディレクターさんはじめとする制作チームと話したら、“大丈夫です! 羽多野さんが歌うということを前提で制作してますし、加工をかけて曲と作品とが寄り添えるような方向でディレクションしていきます”と言ってくださって。そこからのスタートだったんです。だからレコーディングの取り組み方がいつもと違って、これまでは“100%羽多野渉でぶつかっていく”という取り組み方だったのですが、今回は如何に『ユーリ!!! on ICE』の持っている世界――フィギュアスケートの作品ですから、例えば氷の上の冷たさや、透明感、フィギュアスケーターの空中で回転する時の浮遊感だったり、そういうものに寄り添ってどれだけ表現できるだろうかというところで、今までと全く違う取り組み方でレコーディングしましたね」

このインタビューを読んだ方には、氷の冷たさやジャンプの浮遊感が、伝わるのではないでしょうか?

「上手く伝わっていれば嬉しいです。レコーディング時には、1テイク1テイク別の歌い方をして、ディレクターさんが“今の空気感いいですね。それをブラッシュアップしてやっていきましょうか”と丁寧にディレクションしてくださいました。アニメのエンディングの絵も素晴らしくて。第1話をオンエアで見たときにはとても感動しました」

ご自身もギオルギー・ポポーヴィッチという役で出演されていますが、どういうキャラクターなのでしょうか。

「ポポーヴィッチは物語の中盤に登場するキャラクターで、ロシアの代表選手の一人です。ロシアというとフィギュアスケート大国ですよね。素晴らしい選手が沢山いて、特にヴィクトルという超スター選手がいる中で、ポポーヴィッチは、今までずっと日陰にいたのですが、そのヴィクトルが主人公である勝生勇利のコーチに転身したことで、ポポーヴィッチにも輝ける舞台が回ってきたと。その活躍の方向が非常に個性的で面白いので楽しみにして頂ければと思います。アフレコスタジオでは、自分が思い描いていたポポーヴィッチよりも音響監督さんからの指示が6割増しくらいで、“本当にやっていいんですか?”って僕もびっくりしました。自分の想定より大分ネッチョリ気味に演じています。そのネッチョリ感を楽しんでいただければ(笑)。各国の色んな選手が出てきますけれど、それぞれ個性的に描かれていて、その中でも大分“陰の気”に溢れているのがポポーヴィッチで、逆に言うと“陽の気”に溢れているキャラクターも結構飛び抜けていたりして。めちゃくちゃ明るいけど、自分の美を究極までつき詰めていたり。そういう個性的な面々の中で、ポポーヴィッチを演じさせていただいていることは、とてもうれしいことだと思います」



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