キチャン:ありがとうございます。すごくハッピーです。今はとにかく、頑張りたいという思いだけです。日本では“新人”であるという気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。今回、久々に日本で歌ったこともあって、すごく緊張したんですが、それ以上にうれしさの方が大きかったですね。
キチャン:今、事務所で週3回ぐらい、日本語の勉強をしています。もともと日本の文化に興味があったし、日本人の友達もいっぱいいますし、そういう感じだったので、日本語には興味があったんですけど、以前、古家さんとお会いした時は、2005年ですよね? あの頃は五反田とか目黒で、ウィークリーマンションを借りて住んでいたんですね。ですから、今よりはもっと日本語上手だったはずですけど、今はちょっと忘れちゃって…。言葉は使わないと忘れてしまいますから。プロモーションのためにも、これからもっと頑張って日本語を勉強しようと思います。
キチャン:第一線なんて、僕はそういう立場ではないと思いますが(笑)、長く続けられたとはいえ、辛かった時期もありましたし、せっかく作ったアルバムが失敗したこともありました。でも、そこで得た様々な経験がベースにあるからこそ、もっと頑張ろうという気持ちが生まれて、それがパワーになってここまで頑張って来れたような気がします。
キチャン:韓国でも4年ぶりに新作をリリースしますが、そのために準備した曲でもある楽曲の日本語ヴァージョンなどを収録しています。ドラマ『アラン使道伝』の挿入曲や自分で作詞・作曲した「夢でも」、デビュー曲「Please」のリメイクヴァージョンなどを収録しています。今回、作詞・作曲もしていますが、しっかり時間をかけてレコーディングしようと、準備にも時間をかけました。聴いていただいて、皆さんがどのような反応を見せてくれるか、すごくドキドキしていますが、多くの皆さんに聴いてもらいたいです。
キチャン:すごく難しかったです。普通に日本語を話す時と、日本語をメロディーに乗せる時では違いますよね。発音も日本語と韓国語とでは違いますし、どこに感情を込めて、どこでそれを抜くのかという、その緩急の難しさがありました。
キチャン:兵役もありましたし、韓国でのミュージカルへの出演もあったりで、忙しかったんですが、ただ、それ以上にアーティスト、イ・キチャンではなく、人間イ・キチャンとしての時間を大切にしたかったということもあります。ですから、自分への休憩というか、リフレッシュのための時間だったと思っています。
キチャン:そうですね。4年間にいろいろあったんです(笑)。それがまたいい経験にもなって、アルバムに収められたのかなぁと。
キチャン:そうですね。いい経験の1つです。失恋の経験がある人でしたら、今回の僕のシングルを聴いていただければ、「あれ、これって自分の話かな」っていうぐらい、リアルな話だと感じていただけるはずです。
キチャン:古家さんの言われた通りで、音楽の感情的な部分というのは大事なところだと思います。ですから、僕自身も人の心を動かすような、そんな“感情”を感じてもらえるような音楽を作っていかなくてはならないと思っています。
キチャン:僕の代表曲で「Please」という曲がありますが、小さい頃から音楽をやりたいという強い思いがあった中で、高校生の時に歌手としてデビューすることができた、その記念すべき1曲です。この曲は、ただ、歌わされているのではなく、自分で歌いたい、歌手になりたい…という強い思いが出ている曲ですから、その○○○をしたいという思いが、歌を歌う上でも大事なのではと思うんです。「Please」という曲には、その想いが、デビュー曲ですから、一番強く出ていると思うんです。その想いをこれからも歌を通じて伝え続けていきたいですね。