1973年リオ・デ・ジャ・ネイロ生まれ、母は言わずと知れたジョイス、父はネルソン・アンジェロ、妹はアナ・マルティンスという音楽一家出身の女性シンガー、クララ・モレーノ。ジョイスと共にブルーノートへの出演を果たしたりと日本でもおなじみのシンガーが、ブラジルのインディレーベルに残した初作品がまさかの日本盤再発!1996年制作の本作は、当時ミルトン・ナシメントらブラジルの大御所達のコーラスでツアーに参加したりと着実にアーティストとしてのキャリアを重ねている最中でのレコーディングで、クララ・モレーノのフレッシュな魅力を余すことなく表現、さらにプロデュースはボサクカノヴァのマルシオ・メネスカルとアレッサンドロ・モレイラが手掛けており、ボサノヴァ、サンバの伝統を踏まえながらも現代的なサウンドを取り入れた現代的MPBに仕上がっています。オープニングはシコ・ブアルキの名曲「パッチド・アルト」で幕を開け、母ジョイスのカヴァーも2曲収録したキラーな全12曲収録、日本未発売作品です!