日本ロック史に残る名ヴォーカリスト、金子マリの復活作品。“下北のジャニス”なる異名を持つ。そのブラック・フレイヴァーに満ちたパワー、みなぎるヴォイスは強烈にして無比。数多くのフォロワーを輩出し続けています。伝説のロック・バンド「スモーキー・メディスン」に参加、正式な音源リリースはなかったものの圧倒的なライヴ・パフォーマンスでカルト的な人気を博し、その後“盟友”“鳴瀬喜博”と共に「金子マリ&バックス・バニー」を結成。76年に『MARI&BUX BUNNY』でデビュー。“ファンク”“フュージョン”“ソウル”“ロック”が一体となったサウンドとマリの力強い歌声が拮抗する、この屈指の名盤はセールス的にも成果を残しました。解散後は、ソロ・アーティストとして活躍しています。