2001年に1stアルバム『SILICOM』をリリースして以来、コンピューター/ソフトウェア・ベースの創作活動を中心としながら、自らの方法論を冷静に見つめ続け、独自の 音楽表現の領域を力強く押し広げる気鋭のアーティスト、AOKI takamasa。
2002年の SONARに出演、ヨーロッパを中心に積極的なライヴ活動を展開。2006年には坂本龍一の リミックスアルバム『Bricolages』で“War & Peace”のリミックスを手がけ、2007年に発売された『EX MACHINA ORIGINAL SOUNDTRACK』に楽曲を提供したりと、イノヴェイティヴかつユニークなその才能を各方面で発揮し続けています。
本作は、AOKI takamasa名義としては7枚目となるアルバム。一聴してすぐに彼の音だと分かるエッジの鋭いリズムと暖かいベースライン、透明で涼やかなコードに彩られ たこのアルバムは、あくまでもソリッドなエレクトロニック・ミュージックというスタンスを貫きながらも、有機的で人間の体温にきわめて近いグルーヴを獲得した傑作!!