谷山浩子が初めてDTMを独習してひとりで作ったアルバム『浩子の宅録』を発売する。
DTMは和製英語「デスクトップミュージック」の略で、パソコンやDAW(DTM用のソフト)等を使用して制作される音楽。またその制作のこと。
きっかけは2020年12月に自身の近況報告を兼ね、YouTube公式チャンネルでスタートした谷山浩子の「SORAMIMIラジオ」。
番組の後半、音楽をかけるコーナーで自身のCD音源の他にDAWを使ってピアノ音源の弾き語りもやっていたのだが、そこから少しずつ欲が出て音を増やしたくなり、過去の自分の曲を自分でアレンジして、新たな装いのセルフカバー曲を仕上げた。そしてこれらの楽曲がリスナーの間で評判となり、ここだけで聴いているのはもったいない!ということでアルバムを制作することが決定!
アルバムには、既存曲のセルフカバーの他、書き下ろしの新曲や、何年も前に作曲したメロディに今年になって歌詞をつけた新曲など、興味深い楽曲も収録される。アレンジも打ち込みも録音も、もちろんすべて谷山浩子自身によるもので、谷山のイマジネーション溢れる音楽世界を直接感じることが出来る。
作詞作曲だけでなく、編曲から楽曲プロデュースに至るまで、全方位型アーティストとしての谷山浩子、待望の異色アルバム『浩子の宅録』。発売をぜひ楽しみにしていただきたい。