十二支をつなぐ『呪い』
終わりなき宴を前に、何を想い、何を決意するのかー。
唯一の家族である母親を亡くした本田 透。
由緒正しい『草摩家』の敷地でテント暮らしをしていたことが縁で
家主である草摩紫呉、同級生の草摩由希、草摩 夾と一緒に住むことに。
あたたかい日常がはじまるかと思いきや、
草摩家に秘められた運命に巻き込まれていく。
そう、何百年も前から紡がれる『呪い』の螺旋にー。
草摩家の皆、そして新たな仲間との出会いにより
透・由希・夾、それぞれの想いは少しずつ変化を始める。
それは光の波紋のように、十二支にも広がりはじめてー。
ついに動き出す草摩家当主・草摩慊人。
物の怪憑きに刻まれた宿命から逃れられないように、仄暗い影を落としていく。
徐々に明かされる草摩家の秘密。
自由に願う未来を信じて、透が誓う決意とはー。
そして、十二支を繋ぐ『呪い』の行く先はー。
(c)高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット 2nd season」製作委員会 2023