ロングセールスを記録している前作「Moon」から約4ヶ月、通算41枚目となるニュー・シングルは、これぞ倖田來未の真骨頂といえるR&Bチューンの決定盤!
多くのファンが待ち望んだR&B色を前面に打ち出した、ダンサブルなナンバーです。
カップリング・Remix含む、全2曲5Ver.を収録!
■■■倖田來未からコメント到着!!■■■
■■■倖田來未「TABOO」のPV到着!■■■
◆ニューシングル「TABOO」楽曲解説◆ 「去年末から今年にかけて「愛のうた」「anytime」「MOON」とバラードやミッドテンポの可愛らしい曲が続いていたので、今回は「BUT」や「FREAKY」的な流れも汲んだパンチのあるダンスミュージックを持ってきたかったんです。」 今作ではPVもダンス中心に妖しげでセクシャルな世界観を演出。倖田來未の“原点”ともいえる女性ならではの“セクシー”“強さ”“カッコよさ”が炸裂した楽曲になっている。 「今作は“TABOO”という禁じられた行為であったり犯してはいけない領域を示す言葉をタイトルにあげていますが、そういう捉え方ではなく、この楽曲に込めた意味は“タブーなんて存在しないんじゃない?”という思いなんです。十人いれば十通りの生き方がある。何を“TABOO”と感じるのかも人によって違うと思うんです。恋愛においても、人生においても絶対的な正解って存在しないと思いますしね。」 「赤ちゃんの頃はまっさらなんだけど、成長していき、実際に行動しては失敗を繰り返していくうちに、色々なことを覚えていく。それはとても大切なことだと思うんですけど、同時に臆病にもなってしまうんですよね。 年齢を重ね、傷ついたり悩みを抱えたりするうちに、“守り”に入りやすくなってしまうといいますか。新しい世界に興味を惹かれながらも、最初の一歩を躊躇するようになってしまうというか。」 一度きりの人生。周りに合わせて「こうじゃなきゃいけない」と自分を縛りつけて生きるのはもったいない。 「ときには“攻め”の姿勢で、自分のなかのタブーを打ち壊してもいいと思うんです。そうすることで見えてくる新しい世界もあると思うから。この楽曲が、みんなの閉ざしそうになった、タブーの扉の鍵をあけるきっかけに少しでもなって貰えたら嬉しいです!」
カップリング「Always」は「TABOO」とは打って変わり、倖田來未のもうひとつの魅力である女性らしい“しなやかさ”や“やわらかさ”からのアプローチ。つき合い始めのカップルや新婚夫婦を彷彿させる可愛らしい幸せな楽曲に仕上がっている。パワフルなフックのある倖田節で歌い上げた「TABOO」とは真逆に、優しく囁くような歌声もまた印象的だ。 「私の親友の子が結婚したばかりの新婚さんなんですね。彼女とは電話で毎日のようにガールズトークしているんですけど(笑)そのとき話している内容をそのまま歌にしたのがこの曲なんです。」 親友でありながら先に結婚した人生の先輩。「彼女の話からは学ぶことがたくさんある」と言う彼女。 「結婚したり、付き合ったり、相手と一歩一歩一緒に歩いているうちに“当たり前”になってしまうことも多い。でも、そこで大事なことは忘れちゃいけないよねって。例えば、そのひとつが歌詞にも描かれている“心のあるKiss”。“ありがとう”という言葉も、“愛している”という言葉も、“Kiss”も……口にだすのも行動にうつすのも簡単なことではあるのだけれど、そこに“心”がなければ意味がない。また、好きな人と一緒にいることができるその幸せもちゃんと噛みしめていかなければいけないよねって。」
デビューから8年。41枚目のシングルとなる今作で“今”彼女が持つふたつの魅力をリスナーに提示してくれた倖田來未。アーティストとして、彼女は今どのような時期を迎えているのだろうか。 「今は、もう一度スタート地点に立っているような気持ちです。今年は、自分自身を見つめ直す大切なきっかけとなった年でした。 “Koda Kumi Live Tour 2008〜Kingdom〜”では、多くのファンに支えられている自分、そして、私を支えてくれているファンのみんなへの感謝を改めて、感じることができました。」
もっとファンのみんなにいい楽曲を届けたい、もっと近くに行きたい、そんな思いから、この秋は初めてファンクラブイベントも開催する。 「私はエンターテインメントとしてショーをする感覚でライヴをしているのですが、それを実現するためには、どうしても会場が大きくなってしまったりしてしまう…。そこで、ファンクラブイベントではそこよりも小さな会場で、楽曲だけではなくトークもふんだんに盛り込んだ内容にしたいと今から構想を練っています! “私は変わらずみんなのそばにいるよ”っていう思いが伝わるものになればいいですね!」
(text●石井美輪) |