フジテレビ系ドラマ「ナオミとカナコ」の主題歌としても話題を集めている表題曲「No more」は、これまで恋人や仲間、家族、平和といった様々な形の愛を歌ってきたATSUSHIと、母親となり、愛の表現により深みが増したAIの二人だからこそ作る事が出来た、強いメッセージ性を持った楽曲となった。
当初はドメスティック・バイオレンスという社会の闇の部分を取り上げたドラマの世界観をキーワードに制作をスタートしたが、完成した段階で、何かを諦めずに希望に向かっていく、そんな応援歌になったとATSUSHIは言う。
そんな「No more」を完成させたばかりの二人から、コメントが届いている。
⚫・ATSUSHIコメント
「今、暗闇のなかにいる方だけではなく、壁にぶち当たっている方、悩みを抱えている方……、すべての方に向けた、希望を持ち一歩踏み出す大切さを歌った曲になっています。僕たちも自分自身に言い聞かせるような気持ちで歌いました。今作が皆さんにとっての光のような存在になれたらうれしいです。」
⚫AIコメント
「今作『No more』は、3度目となるEXILE ATSUSHIくんと私AIのコラボレーション作品になります。歌詞の制作からミュージックンビデオの撮影まですべて、あっちゃんも私もいっさい妥協することなく臨みました。今回も最高の作品ができたと胸を張って言えますし、こうしてあっちゃんとまた作品を生み出せたことを誇りに思っています。また、ここまでハモっている曲もなかなかないと思うので、歌うときもすごく楽しかったですね。」
そんな想いが込められた「No more」のカップリングには、二人の様々な形の愛を歌った3曲のアコースティック・バージョンが初収録される。
人と人とが想い合う絆や愛を歌った、ATSUSHIとAIのコラボ第2弾楽曲「Be Brave」は、ピアノでドラマティックに演出された原曲が、ギター・アレンジでよりエモーショナルな楽曲へと生まれ変わっている。
AIのソロ楽曲「VOICE」は、原曲のダンストラックから、アコギでシンプルに歌いあげるアレンジに変わった事で、家族愛や、その先に在る愛の存在意義を歌った強いメッセージ性がより深く表現された楽曲となった。
そしてATSUSHIのソロ楽曲「HIKARI」は、以前に網走刑務所に慰問に訪れた際に歌唱した楽曲で、ATSUSHIが東北少年院への訪問をきっかけに詞を書きおろした。孤独や絶望を感じて、生きる意味さえ見失ってしまう。僅かでも、そんな深い悲しみを背負う人々の救いになる事が出来たならという、ATSUSHIの深い愛が染み込むように響き渡るアコースティック・バージョンが完成した。
ATSUSHIとAI、二人の愛が表現された4曲をあなたの心で感じてみてほしい。ふたりの愛の深さが、きっと聴く人に勇気と生きる力を与えてくれるはずだ。
そしてさらに注目してほしいポイントは、CDのジャケット写真を、フォトグラファーとしてアメリカロサンゼルスに活動拠点を置くAIの妹、217(NINA)が手がけている事だ。
「暗闇の中に居ても一筋の光を見つけて欲しい」という楽曲の持つメッセージ性を、見事にビジュアルに表現したジャケット写真は、二人と心を通わせた217(NINA)だからこそ撮れた写真なのかもしれない。