5年ぶり、待望のニュー・アルバム。
ヒリヒリと緊張感に満ちたアーバン・ダブ・フォークとでも呼びたくなる楽曲「夜」「かみのけ」から、ハワイアンや「What’s Going On」のカヴァ−まで……。脇を固めるのは、土生“tico”剛(little tempo)、松永孝義、石川智、テツサブロウ、栗原務、春野高広、内田直之。ワールドスタンダードとはこのこと。
かつての緊張感に満ち満ちたブレスマーク節あり、やさしいハワイアンのカヴァーあり、さらに物悲しいオリジナル曲や、「What’s Going On」のカヴァー等……。過去の作品と比べても、かつてない振れ幅のアルバム。参加メンバーには盟友、土生“tico”剛(steel pan)や元ミュートビートの松永孝義(b)、石川智(perc)、栗原務(ds)、春野高広(sax)、テツサブロウ(toys)ら。そして、エンジニアには日本のダブマスター、内田直之が参加。ほとんど一発録りというリアリティの中から生まれた歌たちは、かつてのファン層だけでなく、サーフ系やアシッドフォーク系音楽ファンにも訴えかけます。
アラン・ローマックス・コレクションにでも収録されているようなブルースフィーリングの歌あり、和製ボニー・プリンス・ビリーとでも言えそうな危なっかしくもヒリヒリとした楽曲もあり。かと思えば、ディヴェンドラ・バンハートファンにも是非聴いていただきたいようなサイケっぷりも。
日本語オリジナル曲を中心に、カヴァー2曲で構成。