2009年にリリースされたcommmonsからの最初のソロ・アルバム。
全曲インストゥルメンタルの静かな作品で、オリジナル・ソロ・アルバムとしてはシンセサイザーを一切使わない初めてのアルバムとなった。
ピアノ、自然音を主体に、ゲストにイギリスの古楽演奏グループのフレットワーク、笙奏者の東野珠実、雅楽の南都晃耀会に小山田圭吾、清水ひろたか、高田漣、クリスチャン・フェネス、ロブ・ムースら多彩なジャンルの弦楽器奏者が招かれている。
アルバム制作中に訪問した北極圏での体験に強く影響を受けた「disko」「ice」「glacier」も収録。
「glacier」は後に映画『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督:2016年)の劇中にも使用された。
本作は坂本龍一自身によるテキストや北極圏で撮った写真なども掲載されたブックレットと一体となったケースにCDが収納された“フル・アートワーク”版と、シンプルなエコ包装とした安価な“パッケージ・レス”版の2種の仕様で発売された。
※本商品(パッケージレスCD)はデータ面保護のためデジパックトレイを使用し、CD盤表面の保護カバーとともに(表面:CDカバー/裏面:曲順と最小限のクレジットを表記)、商品管理上必要とされるPP袋に封入されます。このカバーを切り取り線に添って切断し、ご家庭で不要になっているプラスチック製CDケースなどに装着していただけば、CD棚などに保存することができます。
※カーボンオフセットは、環境保護団体moreTreesが進める森づくりによって実行されます。