至宝の名曲、至高の歌声。森麻季の歌への思いが凝縮した愛唱曲集。世界が繊細にドラマティックに輝く。
森麻季がこれまでの歌手人生を振り返り、心に残る歌、今後も歌い継いで行きたい歌を選りすぐった名曲歌曲集です。声楽の基礎というべきイタリア古典歌曲やドナウディの歌曲に聴かせる「今だからこそ伝えられる作品の深み」。ビブラートを控えた透明な歌声で引き立つフランス近代歌曲の繊細な美しさ。「アメジング・グレイス」のような現代の古典というべき名曲も、格調高く聴かせます。特に声の力だけで勝負する「ヴォカリーズ」の美と深みは圧巻。リクエストの多かったフォスターの歌曲も日本語歌唱で一層心に沁みます。時には朝のさわやかな光のように、時には心を落ち着かせる夜の静けさのように、歌と音楽を愛するすべての人の心に寄り添う極上のアルバム。思いあふれる2枚組です。