音楽より音。小さなものにこだわり続けた故・坂本龍一の晩年の音楽への追悼として集められた『Micro Ambient Music』。
自身がアーティストでもある伊達伯欣によって集められたコンピレーションアルバム。直接間接問わず、坂本と関わりや影響のあった国内外の41名の音楽家による39 作品が、4時間にわたり収録された。2023 年ドイツ音楽評論家賞 Electronic & Experimental 部門を受賞。
流すことで静寂が訪れるアンビエント・ミュージックの定義は多岐にわたる。その中でも坂本龍一が追求したものは、フィールドレコーディングやノイズなど非楽器音を多用するようになった晩年の音楽に現れている。『Micro Ambient Music』はその時代の坂本の音楽を敬愛する音楽家たちによって紡がれた追悼作となっている。非楽器音を用いた静寂をもたらす音楽集の第一弾。
2024年5 月29日からVol. 1?6をアナログ・配信で発売。