あるようでなかった。東洋のアンダーワールド!「テクノ」と言われるあらゆる要素をとりいれたカラフルなサウンドと、どこにでもある日常、感情をリリックにした、歌いたくなるような音楽。CLUB生まれのテクノ育ちユニット“BREMEN”。あるようでなかった。東洋のアンダーワールド! 脳天直撃のハードなキックと内臓を揺さぶるブリブリのベースライン。東洋的音階を駆使したメロデイーに沖縄出身の歌姫“エリー”の天真爛漫なヴォーカル。ミニマル・テクノPOP・エレクトロ・ディスコ・レイブサウンド・デジタルロックなど、「テクノ」と言われるあらゆる要素を取り入れたカラフルなサウンド。そして、どこにでもある日常、感情が歌詞になった一緒に歌いたくなるような音楽。電子音という無機質とも捕えられる音が、これらの感情によって色づく不思議なサウンド。そしてBREMENの最大の魅力でもあるのがライヴ・パフォーマンス。「音」を「楽しむ」あの直感的な感覚。「楽しみ方にルールはない!」それがCLUBで育ったBREMENの核なる部分である。本作品はデビューSINGLEでは表現しきれなかったこれらの部分が盛込まれ、BREMENの全容が徐々にベールを脱いでいくような内容となっている。そしてテクノサウンドマナーを保ちつつもポップフィールドにも充分に通用するハイブリッドなアプローチで表現するBREMENの世界観は新しい時代を予感させるに十分なものとなるだろう。