世界中のCIA工作員に暗殺指令を発信する《乱数放送局》の暗号解読に挑むスパイ・サスペンス・アクション!
『明朝までに15人の要人を暗殺セヨ。』70年間難攻不落の《乱数放送局》(ルビ:ナンバーズ・ステーション)から発信されたニセの暗殺指令。CIAのベテラン暗殺エージェントと暗号作成のスペシャリストはテロリストに応戦しながら暗号解読に挑む!!
CIAのベテラン暗殺エージェント エマーソンはターゲットとなった少女を殺すことができず、イギリス東部にあるナンバーズ・ステーション(乱数放送局)に左遷される。旧アメリカ軍基地であるナンバーズ・ステーションは70年間破られること無く、各国の工作員に暗殺指令を発信していた。彼の任務は、暗号作成のスペシャリスト キャサリンの護衛と局の安全を守ることだった。ある日、いつものように局を訪れた二人をテロリストが襲撃する。エマーソンは局内のテロリストを一掃するが、すでにニセの暗殺指令が世界中に発信されてしまっていた。そして、テロリストの増援部隊が正面ゲートをこじ開け始める。孤立無援となったエマーソンはCIA本部に救援を要請するが、本部からの指令は被害拡大の防止策《キャサリンの消去》だった…。果たしてエマーソンとキャサリンは暗号を解読し、テロリストの包囲網を脱出できるのか?