日本が誇る屈指のライブバンド、東京スカパラダイスオーケストラ。
ジャンルを超えた“トーキョー・スカ”サウンドは、世界の檜舞台でも活躍中。
彼らは2006年6月に12枚目となるオリジナルアルバム「WILD PEACE」をリリース。
7月の日比谷野外音楽堂を皮切りに、半年で70本を越える壮絶なツアーをスタートさせた。
日本のみならず、寝台付きのバスで、フランス、ドイツ、スペイン、スイス、ベルギー、オランダを約1ヶ月間まわる欧州ツアーや、ベトナムでのライブを含むバンド史上においても最長となる過酷な“ROAD”。
このツアーを中心とした膨大な半年間の記録を全て追いかけたのは、“戦う映像作家”牧野耕一。
三脚も使わず、10キロのカメラを常に背負い、たった一人で10人の軌跡を撮り続けた。
スカパラと同じステージに立ち、四六時中撮り続けた150日間ー。
人と向き合う事に命を懸けた一人の男が描く、ドキュメンタリーを超えた真実のストーリー。
「毎日が最高じゃなきゃいけない仕事をやっている」と言ってはばからない“10人の侍”が、幸せ探しの旅の途中に見るものは何か?
音楽を愛する人、自分が普通だと感じる人、そして“SMILE”を求める全ての人に捧げる“人間による人間のための”映画、ここに誕生。