【AAAが注目される理由!】
〜ARライブ、7ヶ月連続リリース、アリーナ規模でのブレイク〜
2015年のJ-POPシーンを見渡すとAKBグループ、ジャニーズ、EXILE TRIBEなどの活躍に追いつけと、AAAが着々と存在感をあらわにしてきていることに気がついた。他には無い、男女混合グループであることを活かし、親しみやすさを打ち出すことで楽曲セールスはもちろん、アリーナ・クラスのコンサートを着々と大規模に成功させいるのだ。
オススメ、爽快なダンスミュージック・チューン!
AAAの一般的評価といえば「さよならの前に」など、バラード作が人気だが、キャッチーなメロディとともに奏でられる、歴代の爽快なダンスミュージック・チューンにも注目したい。筆者が是非アリーナでのコンサートで聴きたい、盛り上がること間違い無しのナンバーだ。
AAA / 「Love Is In The Air」(2013年6月26日発売)
AAA / 「MUSIC!!!」(2008年8月27日発売)
さらに、コンサートで定番のロックチューンとして「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」も素晴らしい。実は作詞曲を、ロックバンド、ザ・クロマニヨンズの真島昌利が担当している名作だ。AAAを聴いたことがないリスナーに是非オススメしたい、心を揺さぶるメロディアスなロックナンバー。MVでの、無人島に流れ着いた設定から始まる若々しいAAAメンバーの姿も必見だ。
AAA / 「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」(2006年5月31日発売)
拡張現実『AAAR』プロジェクト!
10周年を迎えたAAAは、43作目となったシングル「I'll be there」を皮切りに、7カ月連続シングルリリースをスタートしたことも話題だ。第2弾「Lil' Infinity」は2月25日に発売。以降、7月まで毎月シングルを発表していく。
AAA / 「I'll be there」
さらに、AR(拡張現実)技術を活用した『AAAR』プロジェクトとして、各シングルのブックレット表4に、指定のビューワーアプリをかざすと、未発表曲の動画が観られる仕組みを提供している。いわゆる各シングル1枚につき、メンバー1人が未発表音源を歌いつないでいくARライブ仕様になっているのだ。また、ユーザーがAR動画を撮影して、SNS拡散できる仕組みも備えている。実際の本人をスキャンして制作する「3Dキャプチャー」を使用した3Dキャプチャードール仕様のAR(拡張現実)は世界初だそうだ。
AAA 「AAAR(トリプル・エーアール)」 トリセツ動画
mu-moでは、AAAの10周年記念ライブの応募チケット付きシングルを毎月発売している。7作すべてmu-moで購入すると、9月13、14日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催する『AAA 10th Anniversary Live』を観覧できるので要チェックだ。
次回は2月20日更新
ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、全記事を手掛けたTM NETWORKツアーパンフレット『Incubation Period』、『the beginning of the end』、『QUIT30』、『QUIT30 HUGE DATA』。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TK編』(ぴあ)絶賛発売中!
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