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【スマホの歌姫 ミラクル・ベル・マジック】
人気の秘密は“距離感の近さ”と“友達力”!

スマホの歌姫として話題のMiracle Vell Magic(ミラクル・ベル・マジック)。iPhone片手にひとりで撮影や編集したクオリティ高い自撮り動画を、MixChannelに投稿したことで注目された彼女が、ついに8月にオリジナルのミュージカル・ライブ『ようこそユメミルユガミノ国へ』を手掛けることが発表されました。なんとひとり30役だそうです。

YouTubeへ投稿した、ひとり25役を演じた映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」を歌唱した自撮り動画はもうすぐ2千万再生。圧倒的歌唱力と表現力。なぜ、CDデビューをしていない22歳の女の子がここまで注目されるのかについて考えてみました。

その答えはコンサート会場でわかりました。先日、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催された『Let’s Get Velly For Summer with Lovellers』と名付けられたひとりミュージカル・テイストなライブ・エンタテインメント。みずからのファンをLovellers(ラベラーズ)と呼び、Lovellersを“友達”と表現するVell。日々、SNSで交流してきたLovellersと共に作り出すライブ空間の演出力に驚かされました。途中、iPhoneをとりだしミュージックビデオをいっしょに作ろうとLovellersにダンスの振り付けを指導。さらに、会場に集まったVellに憧れる女子中高生と質問コーナー「教えてベルちゃん」などでバラエティに富んだエンタメ空間をクリエイトしていくのです。今回の選曲は、前半はディズニー曲を中心に、後半は『High School Musical』での「What Time Is It」など、洋楽ナンバーをカバーされていました。

DIYな手作り感満載ながらも、歌の素晴らしさはもちろん、ダンス、変顔、トークでのコミュニケーションなどなど、プロフェッショナルを感じさせる、女子の心を鷲掴みにするエンタテインメント・ショー。オーディエンスとの絶妙な距離感の近さが魅力であり新感覚。そう、会場のみんなはVellと友達になりたいんですよね。この“距離感の近さ”と“友達力”というのは、今の時代をあらわしているキーワードなのかもしれません。日々、LINE、Twitter、FACEBOOKなどを通じてコミュニケーションしている現代。家族も、友人も、アーティストも、企業も、全部“友達”として認識され繋がっていくソーシャルネットワークな社会。タイムラインの中ではみなフラットな関係性なのです。ライブ中、Vellが持つ“友達力”によって、すっと“距離感”の壁が無くなっていく様を感じ取れて感動しました。

Vellのショーは毎回、終演後グリーティングのコーナーが用意されています。出口でVellがLovellersの一人一人と握手して会話するのです。なかには感動のあまり泣き出す子も……。自分の夢をVellに重ねている子も多くみられ、まさに21世紀の歌姫が誕生しつつあるのだなと思いました。というワケで、いま絶対に体験すべき表現者ですよ☆

Miracle Vell Magic Show『ようこそ、ユメミルユガミノ国へ。』
会場:東京・竹芝ニューピアホール
日程:2015年8月16日(日)
時間:【昼公演】13時開場14時開演 【夜公演】18時開場19時開演
チケット:全席指定 6,000円
※3歳以下のお子様は保護者1名につき1名まで膝上鑑賞することができます
※3歳以下のお子様でも座席が必要な場合はチケットをお求めください。

☆CN抽選先行受付実施決定!
受付期間:5月10日(日)15:00〜5月18日(月)23:59
お申込みはコチラ

公式サイト

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は5月22日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
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