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【BACK-ON】
海外で盛り上がりすぎて入場規制がかかる日本のバンドとは?

ガンダムの主題歌を手掛ける

BACK-ONというミクスチャー系ロックバンドをご存知だろうか? 正直、日本ではそこまで有名ではないかもしれない。しかし、GReeeeNとコラボしたり、15枚目のシングル「セルリアン/Silent Trigger」がオリコン・ウイークリー10位にランクイン、TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』シリーズの主題歌を3期連続で手掛けるなど、知る人ぞ知る存在だ。バンド名の名付け親がRIZEのJESSEであることも付け加えておこう。

パリで4,000人動員。入場規制がかかる

さらに気になるのが、海外活動での実績だ。2007年からアメリカ、台湾、カナダ、ドイツ、ブラジル、メキシコ、フランス、オランダ、シンガポールなど、アメリカやアジア、ヨーロッパ、南米から出演オファーが続き、各地でライヴを成功させている。2014年には、ブラジル最大規模のアニメフェス“ANIME FRIENDS2014”“SANA”にて計6,000人の動員。2015年には、パリで行われた“JAPAN EXPO”にて4,000人を動員し、日本から参加したアーティストのなかで最も高い動員数を記録し、入場規制がかかる盛り上がりとなった。約1,000人が入場待ちとなったというのだからそのすごさが伝わるだろうか? なお、バンドに英語、中国語が堪能なメンバーがいることにも注目したい。



そんなBACK-ONがここ数年、世界各地で受けてきた刺激を込めて制作したのが、10月30日に配信されたばかりの新曲「DTM」だ。王道ミクスチャー・ロックとダンス・ミュージックが融合したサウンド感、そしてサビでポップに解放される高揚感。完全に現場を見据えた、ライヴ仕様なナンバーだ。

激しさだけでないメロディアスな魅力

11月3日(火)からは、全国ツアー“BACK-ON TOUR 2015 -Round2-”もスタートしている。皮切りとなった柏DOMe公演に足を運んでみたのだが、以前観た彼らのステージよりさらにスケールアップした存在感の強さを受け取った。

あえてセットリストを書いてしまうが、オープニングから新曲「DTM」でぶちあげていくエモーショナルなパワー、ハイテンションな衝撃的ポップチューン「wimp」、イントロからの泣きメロがたまらないキラーチューン「ニブンノイチ」、そして爆裂ロックな「BLAZE LINE」という怒濤の展開。激しさだけではない優しさも感じるメロディアスな楽曲の魅力。その心の底から伝わってくる表現力の高さ。頭4曲で激しく心をつかまれたことを告白しよう。

他にも、海外ツアー中メンバーと会い続ける日々、ぶつかりあいをきっかけに書いたという「AMANOJAKU」、人との距離感を歌に込めたアンチSNSソング「DISLIKE」など、TEEDA(MC)のトークとともに聴き所あるポイントが続いていく。

国内凱旋公演となるBACK-ONのツアーは、12月19日(土)まで続いていく。ぜひ、海外で盛り上がりつつあるロック最前線の現象を、あなたの耳と目と身体で体感してみて欲しい。これがリアルなロックの現場だ。

<ツアー『BACK-ON TOUR 2015-Round2-』スケジュール>
11月3日(火・祝) 柏DOMe
11月10日(火) 福岡Queblick
11月13日(金) 京都MUSE
11月17日(火) 仙台MACANA
11月28日(土) 横浜Lizard
12月6日(日) the five morioka
12月8日(火) 札幌COLONY
12月11日(金) 名古屋ell.SIZE
12月13日(日) 梅田Zeela
12月19日(土) 吉祥寺SHUFFLE
http://www.back-on.com/schedule/

<最新作『DTM EP』収録内容>
10月30日より配信開始
1.DTM
2.AMANOJAKU 
3.DISLIKE

BACK-ON OFFICIAL
http://www.back-on.com/

<ツアーグッズも販売中>

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は11月20日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
https://twitter.com/fukuryu_76
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuryu/