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音楽コンシェルジュ・アワード
今週聴くべき3枚:Uru、杏窪彌、LACCO TOWER 2016.6.17 UPDATE

夏フェスの情報が続々と届く季節になってきました。幕張で開催される都市型フェス『SUMMER SONIC 2016』でいつも楽しみにしているのが、午前中朝イチにオープニング・アクトとして登場する邦楽アーティストのステージ。早起きして、早々にリストバンド交換して待機するのも気持ち良いですよ。昨年は水曜日のカンパネラが、この場から跳ねました。「桃太郎」のスマッシュヒットの噂を聞いた水カン未体験者がひと目観てみようと訪れ超満員だったんですね。脚立片手にフロアまで降りてきたコムアイさんの勇姿がいまも目に焼き付いています。

今年注目すべきは20日RAINBOW STAGEに登場する、今年ブレイクが期待されている男女混成なライヴバンドLILI LIMIT。洋楽的センスを絶妙に日本語ロックに還元するセンスの良さに注目です。歌えるメロディのポップ感がたまりませぬ。

そして、21日にRAINBOW STAGEに登場する、本音で攻める過激なメッセージ性が刺激的なミオヤマザキにも注目です。バラエティに富んだ楽曲アプローチ、唯一無比のステージ・パフォーマンスに期待です。こちらもやっぱり一緒に歌いたくなるんですよね。

はい、というわけで、今週チェックすべき音楽作品を紹介していきましょう。新作リリース・アイテムが多い音楽作品の中から、選びきれないあなたへ向けて今週、音楽シーンで話題の3枚を“音楽コンシェルジュ”がセレクト。本気でオススメしたい、三つ星級の作品を独断と偏見で解説していきます☆☆☆

【邦楽シングル部門】Uru『星の中の君』

アマチュア時代よりYouTube上にアップした数々のカヴァー曲が話題となっていたUruがメジャー・デビュー。モノトーン統一、顔出し控えめな彼女ですが、先日渋谷タワレコでばったり発見してしまいました。綺麗な方でした☆ 有村架純主演映画『夏美のホタル』にぴったりなテイストの主題歌で、透き通った奥行きある歌声に魅了されます。カップリングの蔦谷好位置が編曲を手がけた「WORKAHOLIC」でのコンテンポラリーなアレンジとの相性の良さも素敵!

http://uru-official.com/

【邦楽ミニアルバム部門】杏窪彌『ジャイアントパンダにのってみたい』

台北生まれ東京育ちの謎の女子MINちゃんをフロントとするエキゾチック・ポップバンド。代表曲「ジャイアントパンダにのってみたい」のリリース化。ゆるふわ脱力感絶好調な観光気分でネオ歌謡なポップセンスの異次元感。中華街でのフラッシュモブ的なダンス展開もツボ。疾走感いっぱいのロッキンナンバー「チャイナタウン抗争恋愛沙汰」での怪しさ満点な展開もたまらないっす! “ズッキュンバッキュン打ちまくる 流れ弾にご用心”って最高のパンチライン!

http://www.un-amin.com/

【邦楽アルバム部門】LACCO TOWER『心臓文庫』

群馬、東京を拠点に活動するエモーショナルなロックバンド。TVアニメ『ドラゴンボール超』エンディング主題歌でハマったナンバー「薄紅」に心鷲掴みされちゃいます 海外からの注目も高そう。そんなメジャー1stシングル「薄紅」を収録したメジャー第2弾作品となる『心臓文庫』が熱い。激しさと美しさにとことんこだわった究極のロックンロールを創出。情景描写の美しいバラード「蛍」も泣けます。今一番、武道館でのライヴを観てみたいロックバンドですね。

http://laccotower.com/

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は6月24日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
https://twitter.com/fukuryu_76
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuryu/