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音楽コンシェルジュ・アワード
今週聴くべき3枚:SKY-HI、Mrs. GREEN APPLE、緑黄色社会 2016.1.20 UPDATE

お正月に大掃除をしていたら17年前ぐらいに知り合いから譲って頂いたソニーの小型スピーカーSRS-Z1を発見。定価は1万8900円。譲り値は1万円ぐらいだったかな。すでに販売終了から9年も過ぎているのに関わらず、いまだファンが増え続ける不思議な機種とのことで、電源入れてみたら使えたのです。というか、音がめっちゃ良くてびっくり。あの中田ヤスタカさんもスタジオでリファレンス(確認用)に使っているモデルとのこと。サイズは小さいので低音は期待できないのですが、パソコン横にセッティングするのにぴったりで、かつ音の定位(音の鳴り方が目に見えるようにはっきり)がめっちゃ良いんです。いわゆる、クラシックやジャズを聴くのにぴったりであり、ラジオなど音声も聞き取りやすいのです。そんなこともあり、珍しくビル・エヴァンスやキース・ジャレットなど、小室哲哉さんも影響受けたであろうジャズ・ピアニストのアルバムを聴くのが楽しい昨今。何が言いたいかといいますと、スピーカーが変わると音楽の趣味や楽しみ方が変わるかもしれませんというお話でした。

はい、というわけで、今週チェックすべき音楽作品を紹介していきましょう。新作リリース・アイテムが多い音楽作品の中から、選びきれないあなたへ向けて今週、音楽シーンで話題の3枚を“音楽コンシェルジュ”がセレクト。本気でオススメしたい、三つ星級の作品を独断と偏見で解説していきます☆☆☆

【邦楽アルバム部門】SKY-HI『OLIVE』

ポップスター、SKY-HI本領発揮なアルバム作品『OLIVE』。5月には日本武道館公演も決定し、止まらない勢いを感じるポジティヴなエネルギーに満ちた1枚。生命力溢れるネオソウルやディスコ、踊れるファンクなビート、歌えるリリックが解き放つ愛を感じるポップ展開。そんななか「Walking on Water」では敬愛するMUROと初コラボしたハードなヒップホップ・ナンバー、続くDJ WATARAIとの「How Much」では攻める闘いのビートなど、聴きどころ満載☆

http://avex.jp/skyhi/

【邦楽アルバム部門】Mrs. GREEN APPLE『Mrs. GREEN APPLE』

ポップで快楽ポイント多めな中毒性が高いサウンドの魅力。邦楽ロックシーン、セルフプロデュースながら飛び抜けた才能を感じさせるアレンジ力の高さ。BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、ONE OK ROCKの系譜でティーンの気持ちを代弁する疾走感に溢れたエネルギーの強さ。「おもちゃの兵隊」、「うヴ」、「サママ・フェスティバル!」での強度なポップセンス、メッセージ性の高さ、ライヴが見える音使いがツボ。本作リリース後、さらなる飛躍が間違いないでしょう。

https://mrsgreenapple.com/

【邦楽ミニアルバム部門】緑黄色社会『Nice To Meet You??』

これはすごいニューカマーの発見! 緑黄色社会で略して“りょくしゃか”とな。10代音楽フェス「閃光ライオット」で準グランプリだった彼女たち。一度耳にしたら残る歌声の強さ。型にはまらない絶妙なるポップセンスを与えてくれる快楽ポイントの高い演奏力。2012年結成愛知県出身、男女混合4人組バンド。ライヴ会場限定販売などが続いており、mu-moではまだ購入できないですけど、今後に期待してピックアップ。ライヴも気になる存在ですね。

http://www.ryokushaka.com/

以上、ヒットの現場からお届けしましたー。

次回は1月27日更新

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Yahoo!ニュース、J-WAVE、MTV81、ミュージック・マガジン、2.5D、音楽主義などで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども手掛ける。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、DREAMS COME TRUEツアーパンフレットへの寄稿、TM NETWORKツアーパンフレット・シリーズ執筆。SMAPタブロイド新聞フライヤー執筆。メイン取材&100曲解説を担当した『小室哲哉ぴあ TM編&TK編』、4万字取材を担当した『氷室京介ぴあ』(ぴあ)発売中!
https://twitter.com/fukuryu_76
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuryu/