-
-
真夏の照りつける日差しもなんのその、新木場・スタジオコーストへ向かう人並みが続く。三代目 J Soul BrothersとGENERATIONSのコラボレーション第二弾となるシングル「BURNING UP」のリリースイベントが開催され、幸運にもチケットを手にできたファンたちが詰めかけた。 2,700人という、リリースイベントとは思えないほどの人数が集まったStudio Coastは、これ以上にないほどの熱気が立ちのぼる。暗転し、カウントダウンが始まると絶叫に近い歓声が、そして14人のシルエットが映し出されると歓声は歓喜の悲鳴に! オープニングを飾るのはもちろん「BURNING UP」。燃えるような真っ赤な衣装に身を包み、スタートから圧巻のダンスパフォーマンスを繰り広げる。
「みなさん盛り上がっていますか! EXILE TRIBEです。最高の夏の思い出を作っていってください」と登坂広臣が挨拶をすると、彼の声がかき消されそうなほどの声援がフロアから飛ぶ。「ここからジェネにバトンタッチです」と一旦、三代目のメンバーがステージを降り、GENERATIONSのメンバーがひとりひとり自己紹介。 - 数原龍友が「次に歌う「GO ON」は簡単な振り付けがあるので、みんなでやりましょう」とレクチャーがあり、その通りにサビでは会場中がジャンプし手をあげて、早速の一体感が生まれていく。その一体感をますますアゲるように「BRAVE IT OUT」へ。途中、片寄涼太と関口メンディーが肩を組んで笑顔を見せると会場からは「キャー!!」と大歓声。キレのあるダンスを見せる白濱亜嵐、小森 隼、佐野玲於、中務裕太もステージギリギリまで前に出てきてパフォーマンスし、ファンとの距離をどんどん縮めていく。
-
そして、暗転。明かりがついたときステージには三代目 J Soul Brotherが! 「Waking Me Up」で会場をダンスフロアに変えていく。7人のパフォーマンスは息が合っているのに、それぞれの個性がはっきりと分かるダンスなのが見ていて面白く目が離せない!
MCでは山下健二郎が「めちゃめちゃキモチいー!!」と叫ぶと、あわせてELLYも「キモチいー」とハモり、会場中を笑いの渦に。そして、メンバーの名前を紹介するELLYの即興ラップも披露。そんなやりとりを横目にこのメンバーでは最年長のNAOTOが「俺のお兄さん感がハンパない」と恒例のアニキネタで沸かす。楽しいMCからうって変わって「FIGHTERS」のイントロが流れると、メンバーたちの表情は闘う男たちの目に変身し、渾身のダンスを魅せていく。登坂広臣と今市隆二のヴォーカル2人が“Yeah〜”とハモリながら声をあげていくと、フロアはこれ以上にないほどの大盛り上がりで、とにかくカッコいいの一言につきます!圧巻のパフォーマンスを終え、一旦、ステージを後にするメンバー、その中でも最後まで手を振りながら笑顔を見せていた岩田剛典ことガンちゃんのキュートすぎる姿にキュンキュンしたファンも多かったハズ。 - ここからは司会を交えてトークタイムに突入。今日のリハーサルに遅刻してきたというNAOKIを全員でいじり倒した後、急に山下が佐野玲於に「レオちゃん、色が白くてかわいいね」とすり寄って、笑いを誘っていた。「今日、レオママが会場に来てるんだよね」と聞くと、嬉しそうに「はい!登坂さんのファンで」の一言に登坂をはじめ、メンバー一同が驚く場面も。
- そして、ファンお待ちかねの山下&ELLYによる「エリケン」のビートボックス&ラップ大会も開催。小森 隼の背後に回り「コモリカッター、コモリカッター」と某芸人のネタをパクッていじりまくりです。「ジェネのライヴでやりなよ」という先輩のアドバイスのもと、メンディーがビートボックスに挑戦するも「ブンブンブブン」というなんとも情けないビートボックスもどきに「軽ッ!!」とツッこまれ会場中が大爆笑。盛り上げ上手な三代目が後輩のジェネをいじりながら笑いにもっていくところはさすが。ホントに仲が良さそうで観ているファンたちもニコニコです。こんな自由すぎるトークに「誰がシメるんだ」とモメはじめ、「仲の良いEXILE TRIBEです!」とやっつけのようなNAOKIのシメにメンバー一同大笑い。
- ファン待望の写メタイムの後、これで終わりか・・・と会場中が少ししんみりしていると「このまま終わってもいいですか?」とまさかの問いかけ。「イヤーッ!!」とファンからの返事に「もう一度、BURNING UP聴きたい人ー??」の言葉に会場全員が「Yes」と叫ぶ中、「BURNING UP」をオープニング以上の気合いで見せてくれた。最高のサプライズプレゼントをもらったファンたちはフロアが揺れるほどのジャンプと歓声で応酬し、まさに盛り上がりは最高潮。カッコいいパフォーマンスにメンバーたちの素顔が見える等身大のトーク。いいとこどり満載のイベントにファンたちの笑顔が絶えることはなかった。
- TEXT:中屋麻依子