Newシングル「守るべきもの」のリリースを控える若旦那。
「守るべきものだけをポケットに入れて、よそ見しないぜ」のサビには
2児の父である彼の強い想いが詰まっているという。
父の日を前に、若旦那が考える父親の姿、家族の存在について語ってもらった。
ハイチ大地震のときに、もし自分が瓦礫の中にいたらどんな言葉が出てくんだろうって考えた。浮かんだのは、今まで楽しかった自分の人生、そんな人生をくれた自分の両親に、「産んでくれてありがとう」って言ってねえなって思って「いのち〜桜の記憶〜」を作って。
今日一緒にいる人が明日も一緒にいれるとは限らないから、
愛は今すぐに伝えなきゃいけない、心の中の伝えなきゃいけないことは
今すぐにでも言わなきゃダメなんだって思う。
今年の誕生日に、俺がいるトイレの中に長男がばーって入ってきて
「パパ、ハッピーバースディだね、今日」ってハッピーバースディを照れながら小さい声で歌ってくれて。多分家族みんなの前で歌うのがすごい恥ずかしかったんだろうね。
もう言葉にならないよね。そのとき俺にとっての守るべきものがすごく明確になったんだ。
「守るべきものだけをポケットに入れて、よそ見しないぜ」ってサビは、ポケットってちょっとしか入んないんだよね。大きな荷物を背負ってちゃ身動きとれなくなる。本当に守るべきものってそんな多くないんだ。
オレにとって守るべきものっていうのは家族と歌。
みんなにとっての守るべきものを真剣に考えて、それを集中してしっかり守る。
それで十分なんだって伝えたい。 |