マイリー・サイラス、初のワールド・ツアー。ロサンゼルスはステイプル・センターでの公演には多くのファンが詰め掛けました。アシュレイ・ティスデイルやパリス・ヒルトンも会場に駆けつけ、騒然とした雰囲気の中、オープニングで披露されたのは「Breakout」。15人以上のダンサーを従えてマイリーが登場すると、火柱が立ち上がるスケールの大きな演出で、会場のボルテージは一気に頂点に達します。
続く「Start All Over」では、スタンドマイク片手に力強くセクシーに歌い上げるマイリー。2年ぶりのライヴらしく、ぐっと大人になった表情で魅了すると、バンドスタイルの「Seven Things」、ロック調の新曲「Kicking and Screaming」ではクールなパフォーマンスが炸裂! マイリーの大好きな曲「Bottom Of The Ocean」や「Fly on the Wall」、さらにはマイケル・ジャクソンの「Thriller」なども熱唱し、完璧な歌と踊りで会場をマイリーワールドへと惹き込んでいきます。
ファンからバラをもらうサプライズや、しっとりしたバラード「These Four Walls」の後は、来春公開のマイリー主演映画『Last Song』の主題歌である新曲「When I Look At You」。白いグランドピアノを弾きながら歌うマイリーは、まるでジョナスブラザーズのニックのよう・・・。
男女のダンサーによる恋のストーリーが展開された新曲「Obsessed」、「G.N.O.」の後は、マイリーを乗せたバイクがみるみる天高く上昇し、空中を駆け巡る中、なんとブリトニースピアーズの「I Love Rock N’ Roll」を披露!!!!! さらにマイリー史上最高の大ヒット・シングル「Party in the U.S.A.」をノリノリで歌い上げると、会場はさらにヒートアップし、花火まで打ち上がりました。
その後は「Wake Up America」。さらに学校の教室へと早変わりしたステージで、白シャツと黒いトレンチコートで先生に扮したマイリーが、制服に身を包んだダンサーと共に「Simple Song」、「See You Again」を披露します。
そしてラストはハンナモンタナムービーの主題歌「The Climb」。スクリーンに夕焼けが映し出され、会場と一体になって大合唱をするという感動的なフィナーレを迎えた後、マイリーは次の会場へと去って行ったのでした。
※DVDに収録されるのはL.A.公演ではなく、ロンドン公演となります。 |