NewComer特集 vol.19 柴田あゆみ

モーニング娘。の妹分“メロン記念日”メンバーとして活躍していた柴田あゆみが、解散後１年半の時を経て「believe」でソロデビューを果たす。「初めて聴いた時からキャッチーなメロディが印象的で、幅広い年齢の方に聴いていただけそうだな、とすぐリード曲に決まりました」と語るこの曲は、ラテン風なアレンジが施された伸びやかなナンバー。ナチュラルな魅力を持つ彼女の再スタートにピッタリだ。また、優しく前向きな印象の歌詞は自分の想いを伝えられるアーティストになりたいと彼女自身が担当。「新たなステップへと向かういま、私に本当に必要なモノって“人”なんです。家族、友達、仕事関係の方･･･そういう周りの人たちの大きな愛を感じて生きていることを歌詞にしました。タイトルの「believe」は、この想いを伝えられるスパイスの効いた「Love」にまつわる言葉を調べていたら“believe in love(その愛を信じよう)”っていう言葉がふっと降りてきたんです。最初の“b”が小文字なのは、それが今の私の姿かなと。普通だったら大文字にして「私を信じてみんなついてきて！」っていう感じにするんでしょうけれど･･･これまではメンバーやスタッフ、応援してくださる方に支えられてようやく一人前でした。今度は私一人になるんだから責任を持って前に出ていかなきゃいけないけれど、やっぱりすぐにできないことも多いと思うので皆さんよろしくお願いしますっていう気持ちも入っています(笑)」ソロになったことでライヴパフォーマンスにも変化が。「踊るわけではないし、これまで4人で魅せてきた部分がなくなったので、最初のインパクトで見る人に寂しい感じを抱かせたくないですね。ひとりでもキラキラ輝いて立っているなって思っていただけるように。メロン記念日の頃から観てくださっている方も多いので、良い意味で裏切りたいなと思います。でも、みんなとの気持ちの距離は今まで通りお友達のような近いところでいたい。ソロになってから新しく私の歌を聴いてくださった方にも同じように過ごしていただけるように、私自身も話術だったり、盛り上げ方だったりの技術も磨いていきたいと思っています(笑)」