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最初にレゲエを聴いたのは十代のときです。ですが、その
時はボブ・マーレーとかを理解するまでには至らなかったので、ヒップホップを聴いていました。それから何年かしてSean PaulやBuju Bantonにはハマったんですけど、それもダンスホールレゲエがクラブで流れてたから好きになったんだ
と思います。 歌い手として、最初にレゲエを意識したのは大学卒業してカナダのトロントにいた時。そこで仲良くなったのがジャマイカからの移民のラスタマンたちで、彼らが音楽を奏でるマインドややり方がとっても広くて深くてあたたかくて。ヒップホップのギスギスした感じとは違って新鮮で癒されました。その後、日本に帰ってきてしばらくしてRyo the SKYW
ALKERさんの音楽に出会ったのが本気で今のスタイルをやろうと思ったきっかけです。日本語を使ってこんなにも格好良く人を勇気付けているメッセンジャーがいるなんて! と、目からウロコな気持ちでした。 |
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私の思うレゲエの良さは、マインド的には「人を責めない」
「一緒にアガる」というところ。どうしたら一緒にハッピーになっていけるのかを真剣に考えて今の社会の体制とか固定概念に反発してゆくところ。正義感あふれる感じがたまらないです。音的にはちょっとやらしいリディムといいますか、ヒップホップは首を縦に振る感じだけど、レゲエのダンスホールはどうしても腰を回したくなる。そんな性的な中毒性のあるノリがトラックにも歌のメロディやフロウにもあると思う。あとは現場/ライヴ/フェスでの一体感。アーティストにもよるけれど、私はVoicemailのステージを見たときにサビで皆で踊れるような簡単で意味もあるダンスを交えてライヴをするのが衝撃的で、人によっては「パラパラじゃん」とけなす人もいますが、私は楽しくてアガるので大好き! かと思えばBujuのようにストイックにメッセージを伝えたり、Jah Cureのように魂を込めて歌い上げるスタイルもある。それぞれのカラーがあるのもレゲエの魅力だと思います。 |
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その人の好みでそれぞれ違っていいと思いますが、レゲエにも本当に色々な曲があるので 聴くと心が強くなる曲を選んで聴いていくといいと思います。言葉が入ってこなくても、まずは音から体をゆらゆら揺らしたり、内容やリリックが聞きたかったら日本語の曲で探してみる。レゲエは「Rebel music」と言われるくらい、何か社会の抱える理不尽な軋轢や個人的な弱さにも負けまいとする精神がとても強くて豊かだと思います。そんなに完璧には理解できなくても、少しずつその「心を強くする音楽」として意識して聴いていくとセラピーを受けるような効果を受けることもあるかもしれない。私は音楽は何よりの薬だし何よりの栄養剤だと思うので、音楽を聴く人にもそこから元気をもらう気持ちで聴いて欲しいと思ってしまいます。音楽を聴いて誰かを憎んだり攻撃したりするのではなく、自分を癒したり励ましたりして人のためになれるよう
な生き方を目指していく。そんな風に考えられるように音楽
を聴いていければ素敵だと思います。
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動きやすいのが一番だと思いますが、もしかして着替えがあったらいいのかも。汗をかくので。あと、やっぱり女の子はセクシーなのがいいと思いますー! なぜと言われると困るんですが、その方が男の子が寄ってきます。でもたまにダンスには痴漢みたいなのも混じってるので、そういうのを見つけたらみんなで糾弾しなきゃだめです。セクシーで動きやすくて着替えもしやすい・・・私だったら水着にミニ・オーバーオールとかかな。水着を下に着てるのは結構便利です!
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フェスだったら、出店をまわったりしつつお目当てのアーティストのステージはがっつり前のほうに陣取って踊って歌って飛び跳ねて楽しんでください。せっかくのライヴなんだから騒いだほうが楽しいと思います。あとはみんな同じように楽しみに来てる人たちなので、周りの人を嫌な気持ちにさせないように気を付けつつ、友だちを増やしたり、同じアーティストを好きな人としゃべってみたり、笛を吹いたり、なんでもありです。そして最後はしっかりみんなでゴミはちゃんと決まったところに捨てて、落ちてるゴミも集めて帰りましょう。いつだって悪い行動より良い行動を!
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きっと楽しめると思うので、ぜひイベントやフェスに足を運んでみてください! 恥ずかしいことも怖いことも、あんまナイと思います。もしあったとしても、周りに助けてくれる人もいっぱいいます。だから、どうぞ怖がらずにね〜!
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