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アルバムのトップを飾るのはソリッドなダンス・チューン。YouTubeにて先行公開されたミュージック・ビデオからもお分かりいただけるように、日本人固有の「和」のテイストと最新のダンスサウンドとの融合が刺激的な作品だ。これまで数々のステージに立っていたものの、作品としては満を持しての初参戦となったCRAZYBOY(ELLY)の遊びゴコロ満載なフロウに、今市・登坂による小気味よくも甘い歌声が絡み合い、ラストに向けて徐々にスピードを増していく。まさにこれから始まる新しい世界に向けての期待を高めてくれる一曲。
ハードロックの雄・Guns N' Rosesの元メンバーにして世界的ギタリストである、スラッシュとのコラボ楽曲。発表当時はそのクオリティの高さからロックファンからも評判を呼んだエネルギッシュなナンバーだ。シャウトをはじめロックの歌唱法を駆使して歌唱され、レジェンドのギターに負けない迫力を生み出すことに成功。EDMやブラック・ミュージックだけでない、新しい一面を見せたという意味で彼らの「LEGACY(遺産)」として残されるべき作品といえるだろう。
EDMシーンの象徴的DJ、アフロジャックを迎えて制作された大ヒット曲。世界レベルのトラックに、日本でEDMという音楽ジャンルを一般的にしたと言っても過言ではない名曲「R.Y.U.S.E.I.」を手がけたプロデューサー・STYが歌詞とメロディーを付け、世界に照準を合わせたダンス・ナンバーに仕上げた。三代目らしい伸びやかなヴォーカルがサビにつながった瞬間の驚きと、どこまでも舞い上がっていくような高揚感は2015年の夏を大いに盛り上げてくれた。
小林直己、岩田剛典、登坂広臣によるユニット“THE Sharehappi from 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE”名義で配信限定リリースされた、江崎グリコ「ポッキー」CMソング。テレビCMで披露されたコミカルなダンスはもちろん、茶目っ気がありつつも艷やかに伸びる登坂の歌声と、キャッチーでファンキーなホーン・セクションとの対比で子供から大人までをトリコにしてみせた。彼らの幅広いキャラクター性を存分に楽しめるHAPPYなダンス・チューン。
2016年4月公開の映画『テラフォーマーズ』のために書き下ろされた楽曲は、三代目の持つ男性のパワフルさを最大限に活かした世界観。ノイジーなロック・サウンドに乗せ、絶望的な状況に陥っても決して諦めない主人公たちの強い心を表現するかのような「道無き道を拓く The frontiers」「挑む何度でも Face it!」といった歌詞をソウルフルに歌い上げる力強いナンバーだ。
人気シリーズのラストを飾った映画『アンフェア the end』主題歌。透き通るようなヴォーカルとコーラスワークが心にしみる、泣けるミッド・バラード。ミュージック・ビデオは、ハリウッド進出を果たした紀里谷和明監督を迎えて制作され、“大切な人を守りきれない、切なさ儚さ悲しみを表現”した楽曲となっている。
本格的なR&Bにチャレンジしたとして話題となった前作『PLANET SEVEN』収録曲「Eeny, meeny, miny, moe!」同様、作詞とヴォーカル・ディレクションにTAKANORI (LL BROTHERS)を迎えて制作された、本アルバムの中で最もセクシーでスタイリッシュなR&Bナンバー。恋に溺れるオトナの恋愛模様をコケティッシュに歌い上げ、彼らの新境地を魅せつけてくれる。
今市隆二のソロ歌唱曲は、世界的トレンドともいえる情熱的なファンク・チューン。これまで以上に男の色気が前面に押し出されたヴォーカルは、徐々に加速していくサウンドとともに、恋に落ちて止められなくなっていく男性の心理をセクシーに描き出す。
今市・登坂のハーモニーが秀逸な、リラックス感に満ちたミディアム・ナンバー。今作は登坂広臣が作詞を担当。飾り気のない言葉づかいで仲間との友情の素晴らしさを歌っており、等身大の彼らの姿を映し出しているようだ。
2015年の全国ツアー“三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 "BLUE PLANET"”テーマソング。ツアーのテーマソングとしては珍しいバラード曲だが、地球の平和や生命、未来といった、私たちが普段当たり前のように捉えているものへの感謝と愛しさを歌い上げる、壮大なメッセージ・ソングとなっている。
三代目J Soul Brothers発信のアパレルブランド「J.S.B.」と連動した楽曲。形にとらわれず常に進化し続ける彼らの姿に呼応するように、HIPHOPの基本的なマナーを盛り込みつつ、広がりのあるスタイリッシュなダンス・サウンドに仕上げている。
初のドキュメンタリー映画『Born in the EXILE 〜三代目 J Soul Brothersの奇跡〜』主題歌。今市隆二と登坂広臣の初共作による歌詞も感動的なバラードだ。いつも応援してくれるファンへの感謝の気持ちや、歌い・踊り・ステージに立ち続けることへの決意など、彼らの熱い想いを詰め込んだアルバムのラストを飾るのにふさわしい一曲。これからのツアーで多くのファンに届けられ、さらに成長していくことだろう。
ボーナス・トラックには、ライヴではお馴染みの「銀河鉄道999」三代目Ver.を収録。全体的に今市・登坂の優しく語りかけるような歌声を活かすような軽やかなアレンジとなっており、時折聴こえてくるエフェクターの掛かったフェイクなどで彼ららしい華やかさをプラス。天空へ向けて疾走するイメージの楽曲へと仕上がった。