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TEXT もりひでゆき
清水依与吏 最初に気になったのは、僕らがこれまでに出してきたCDを持っている人たちに対してどうアプローチすればいいのかなっていうところで。持ってる人たちはベストを買わなくていいですよっていうのも寂しいですからね。なので、そういった人たちがback numberを知らない人たちに対して「これすごくいいバンドだから聴いてみてよ」って胸を張って言えるようなものにしようっていう気持ちでは作りました。まぁ、毎回作品はそういう気持ちで作っているんですけど。
小島和也 ただ、もちろん今までやってきたことを全部入れるわけにはいかないので、何を入れて何を削るのかっていう選曲はかなり慎重にやったので大変でしたね。
栗原寿 結果的には自信を持ってオススメできるベスト盤になったと思います。「クリスマスソング」とか最近の曲は知ってるけど過去の曲はあまり知らないっていう人がこのベストを聴けば、「あ、ライヴに行ってみたいな」って感じてもらえるんじゃないかな。
小島和也 充実した時間を過ごせてはきたけど、安心するヒマはなかったなって思いますね。僕らの上にいる先輩アーティストの方々がまだまだ貪欲に活動されているので、安心してる場合じゃないっていうか(笑)。
栗原寿 目の前のことを必死になってやってきたら、あっという間に7年経っていた感じ。ただ最近はback numberというものが僕たちのものだけではなく、すごく大きなものになってきているなっていう実感はありますけど。
清水依与吏 もちろん音楽だけでご飯が食べられているので、そこは単純に嬉しいし、すごいことだなって思いますよね。ただ、大きな会場でライヴできることに関してはどこか他人事なところもあって。例えば他のアーティストが日本武道館でライヴやりますっていうのを聞けば、「マジか!武道館やるなんてすげぇな」って純粋に思えるんですよ。でもいざ自分たちのことになると実感があまりない(笑)。自分がステージに立っている姿って自分では一生見られないから、当事者なんだけど他人事っていうかね。だから夢中になって音楽をやってきている中で、どこかずっと夢の中にいるような不思議な感覚があるんですよね。
来る2017年は、今のメンバー3人体制になって10年というメモリアルな年
…ということで、10年間を振り返っての一問一答に答えていただきました!
依与吏がナウシカに出てくる王蟲の心情を語った時 /小島和也(Ba/Cho)
事務所の社長に初めて連れて行ってもらった焼肉。あの味は今でも忘れられません。 /栗原寿(Dr)
30歳の時に依与吏さんから貰ったスネア。メインの一台として活躍中です。 /栗原寿(Dr)
1stミニ・アルバム『逃した魚』です。
世に送り出す最初の1枚だったので右も左も分からなくて。昼間に群馬で仕事をして、夜都内に来てレコーディングして、また群馬で仕事して。すごく大変でした。
まだ自分達もチームも未成熟で、ぶつかったりもしたと思います。とにかく夢中で。すごく大切な思い出です。 /清水依与吏(Vo/Gt)
収録曲「春を歌にして」は『アンコール』Disc 2に収録
1stミニ・アルバム『逃した魚』です。
世に送り出す最初の1枚だったので右も左も分からなくて。昼間に群馬で仕事をして、夜都内に来てレコーディングして、また群馬で仕事して。すごく大変でした。
まだ自分達もチームも未成熟で、ぶつかったりもしたと思います。とにかく夢中で。すごく大切な思い出です。 /清水依与吏(Vo/Gt)
収録曲「春を歌にして」は『アンコール』Disc 2に収録
印象に残っているライヴはいくつもありますが、2年前のツアーで誕生日に地元伊勢崎市立文化会館でライヴができた時の事はすごく覚えています。 /小島和也(Ba/Cho)
東京事変の「群青日和」(2004年9月8日発売 1stシングル)と『教育』(2004年11月25日発売 1stアルバム)。バンドメンバーが全員魅力的過ぎて、これはやっちゃ駄目だろ!と思いました(笑) /小島和也(Ba/Cho)
東京事変の「群青日和」(2004年9月8日発売 1stシングル)と『教育』(2004年11月25日発売 1stアルバム)。バンドメンバーが全員魅力的過ぎて、これはやっちゃ駄目だろ!と思いました(笑) /小島和也(Ba/Cho)
ファンキーモンキーベイビーズの2008年の日比谷野外音楽堂でのライヴです。驚きました。 バンドでもない彼らが、誰よりも命を懸けて行うステージは、僕が思う、ロックそのものでした。 その日から、自分達の事をロックバンドと呼ぶのはやめようと思いました。 /清水依与吏(Vo/Gt)
ファンキーモンキーベイビーズの2008年の日比谷野外音楽堂でのライヴです。驚きました。 バンドでもない彼らが、誰よりも命を懸けて行うステージは、僕が思う、ロックそのものでした。 その日から、自分達の事をロックバンドと呼ぶのはやめようと思いました。 /清水依与吏(Vo/Gt)
『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』(2015年 フジテレビ)
「クリスマスソング」が初の月9主題歌になったドラマですし、内容もとても面白かった。曲もすごくハマっていて毎週欠かさずに見ていました! /栗原寿(Dr)
収録曲「クリスマスソング」は『アンコール』Disc 1に収録
『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』(2015年 フジテレビ)
「クリスマスソング」が初の月9主題歌になったドラマですし、内容もとても面白かった。曲もすごくハマっていて毎週欠かさずに見ていました! /栗原寿(Dr)
収録曲「クリスマスソング」は『アンコール』Disc 1に収録
チームワークとひさしの上半身 /清水依与吏(Vo/Gt)
楽曲至上主義 /清水依与吏(Vo/Gt)