TEXT 川倉由起子 PHOTO 八木虎造
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TEXT 川倉由起子 PHOTO 八木虎造
4thシングル「もう一度だけ」以来、シングルでは約2年ぶりとなるバラード「恋ごころ」がリリース! 切ないヴォーカルが胸を締め付ける失恋ソングで、ここ最近アッパーチューンが続いたDa-iCEのまた新たな表情が楽しめる1曲となっている。メンバーの甘酸っぱい恋愛エピソードも交えながら、新曲の聴きどころについてたっぷり語ってもらいました。
「恋ごころ」を初めて聴いた時の印象や、歌ってみての感想は?
颯 王道のバラードということで、これは皆さんの心に刺さるんじゃないかと思いました。僕自身も普段からよくバラードを聴くので、こういうテイストの歌がもらえたのはうれしかったです。
大輝 バラードはシングルだと2枚目なんですけど、前回の「もう一度だけ」はR&B寄りで、今回は歌謡曲っぽい感じ。同じバラードでも違いがあるので、そこも聴き比べて欲しいなと思います。
想太 僕も皆さんに共感してもらいやすい曲だなと思いましたね。特に2番の歌詞は、一度できあがったものから途中でまるっと変更になったんですよ。でも新しい歌詞のほうがリアリティがあるというか、イマドキっぽい感じになったので、そこはぜひ注目してほしいですね。ヴォーカル的には、久しぶりのバラードということで、レコーディングの際はしっかり心を込めて歌うというところに重点を置いて臨みました。
雄大 歌がサビから始まるので、その1フレーズでどれだけ聴き手の心を掴めるか…。いかにエモーショナルな表現ができるかっていうところは僕も突き詰めながら歌いました。いつもなら言葉の聴こえやすさやリズムに重きを置くんですけど、今回はそういうのは取っ払って。とにかく“気持ち、気持ち…”という感じでした。
徹 そんなヴォーカル2人の切ない感情表現にも注目だし、とにかく泣ける曲になってると思いますね。
ヴォーカルの雄大さん&想太さんは、歌っていて特に共感したフレーズはありますか?
想太 1番の歌詞に“偶然流れた 優しいメロディが 君といたあの季節(とき)へ 僕をつれ戻す”というフレーズがあるんですけど、僕にも似たような経験があって。音楽って、恋愛に限らずですけど、その曲を聴くとあの頃を思い出す…みたいなことがあるじゃないですか? そういった点では気持ちを込めやすかったですね。ちなみに僕が今も残っているのは、中学時代、失恋した日にラジオでかかっていたBoAさんの「Shine We Are」。全然切ない曲じゃないんですけど(笑)、それを聴くと甘酸っぱい気持ちがよみがえります。
雄大 僕は想太が上げた部分の次のフレーズ“いつもの改札で 僕が来たのも気付かないまま イヤフォンの音くちずさむ 楽しそうな横顔”。ここはリアルだなと思いましたね。世の中的には男性のほうが引きずるっていうじゃないですか? こっちはまだ姿を見ただけでドキッとしたり、未練があるのに、彼女はもうスッキリしてるみたいな。…あれ? なんかちょっとムカついてきたぞ?(笑)
大輝 ムカつくなよ!(笑)
雄大 だって、そんな簡単に忘れんなよ!って思うじゃん!?
想太 まぁまぁ。雄大くんがそう言っちゃうくらいリアルな歌詞ってことですね(笑)。
今回の振り付けは、ミュージック・ビデオの照明やカメラアングルに合わせてダンスを構成していく“ミュージック・ビデオ先行型振り付け楽曲”とのこと。どんなパフォーマンスになっているのでしょうか?
大輝 今までとは全く逆で、今回はまずミュージック・ビデオを優先させました。映像作品のクオリティを高めることを重視して、そのためにはどう撮ったらいいのか…ということで振り付けを固めていったんです。だから今までのようにそのままライヴで踊ることが難しいパートもあるんですけど、そのぶん、細かいこだわりが随所に詰め込まれていると思います。
想太 基本5人のカットが多いんですけど、みんながひとつの区切られた空間にいることが多くて。愛する女性のことをそれぞれが思い浮かべたり、言ってみれば、僕らの頭の中を表現してるミュージック・ビデオなのかなって。2番以降が特に斬新な作りになってると思います。
颯 パフォーマンスはいつも以上にパッションというか、感情むき出しで踊っているので。“好きで好きで本当に辛い”という感じが皆さんに伝わったらうれしいです。
徹 撮影エピソードでいうと、360度真っ白なセットに僕ら5人とカメラマンさんだけが入って撮ったシーンが新鮮でした。最小限の人数ということで、より世界観に入り込みやすかったです。
雄大 あと僕たちがエモーショナルな表情をしたり、感情を激しく表現してる時に、目の前をカメラマンさんが走りながら撮っていくシーンがあって。映像上では華麗にサーッと流れていくんですけど、カメラマンさんは重いカメラを汗だくで担いでて、それがこっちから見るとちょっと…(笑)。
颯 言葉を選んでますね(笑)。でも僕らより一番疲れたのはカメラマンさんだと思う。
想太 あれは大変だったよ。超ダッシュだったから。
雄大 「本当にお疲れ様でした!」ってお伝えしたいです。
現在は全国ホールツアー“Da-iCE HALL TOUR 2016 -PHASE 5-”の真っ最中で、年明け1月17日は初の日本武道館公演を開催! 意気込みはいかがですか?
大輝 武道館は今やっているツアーのファイナルという立ち位置なんですけど、そうは言っても初の武道館ですし、結成日という記念すべき日でもあるので。まだわからないですけど、個人的には何かスペシャルなことも仕込めたらいいのかなーと思ってます。
雄大 せっかくならアニバーサリー的なことをやりたいよね。ちょうど武道館もケーキみたいな形してるし(笑)。
想太 あはははは。でも来てくださる方が1回目だろうが10回目だろうが、全員に楽しんで帰ってもらえるライヴにしたい。
大輝 僕らも万全の状態で臨みたいと思っているので、初の武道館、ぜひ楽しみにしていてください!
工藤大輝
A.1 「Baby Don’t Cry」(安室奈美恵)。安室さんが歩いているミュージック・ビデオが秋っぽくて好き。岩岡徹
A.1 「HELLO」(Da-iCE)。去年の秋に出したので(笑)。トラックがすごくカッコいい!大野雄大
A.1 「あなたの空を翔びたい」(高橋真梨子)。花村想太
A.1 「冬がはじまるよ」(槇原敬之)。12月に突入する感じがする。和田颯
A.1 「秋風のアンサー」(Flower)。このページをご覧のmu-moID会員(登録無料)の方の中から、
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応募締め切り:2016年11月30日(水)23:59まで
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