×
PTOHO 藤里一郎 TEXT 中屋麻依子
4thシングル「byebye」はタイトルが示しているように、lol初となる失恋ソング。切ないだけでなく前を向いて歩きだす姿が描かれたポジティブなナンバーだ。カップリングにはアニメ『双星の陰陽師』のオープニングテーマ「sync」を収録。曲への想いや聴きどころはもちろん、失恋したときの対応や2016年まとめのプライベートトークなどメンバーの素顔がいっぱいのインタビュー!
hibiki もともとは「loop of love」という曲で、ワンマンライヴのときにサプライズで歌ったんです。サウンドは「byebye」とあまり変わらないのですが、hibikiと友祐のラップが入ったり、mocaの落ちサビがあったりとイメージはかなり違う印象になりました。
直人 見せどころが増えた感じですね。ダンスの振付も歌詞とリンクしているので、指先まで意識していますし。
友祐 これまでlolのミュージック・ビデオといえばダンスシーンが多かったんですが、今回は歌詞に合わせたhibikiの演技シーンもあったりして、みどころ満載です。初々しいhibikiの演技をぜひ、お楽しみください(笑)。
hibiki 演技シーンはひとりだけで収録したんですよ。俳優さんと仲がいいシーンと別れた後の悲しいシーンを撮ったんですが…。
honoka それがかなりの胸キュンシーンなんですよ! もう“キャーッ!!”って感じ(笑)。
直人 壁ドン的なキュンキュンさがあるよね(笑)。
hibiki 壁ドンしてないし(笑)。でも、lol初の失恋ソングなので聴いた人が、自分の失恋経験に想いを巡らせてもらえればいいなって。失恋といっても女の子から別れを告げて、二度と戻らないという強い意志を歌っているポジティブな歌詞なので、きっと前向きになれるはずです。
moca タイトルにもなっている「bye bye」というフレーズがループされてすごく頭に残るんですよ。個人的にはサビの部分がお気に入りですね。
honoka この曲は3通り楽しみ方があるんです。1つめはサウンドを楽しみ、2つめは歌詞に聴き入ってもらって、3つめは歌詞とリンクしているダンスに注目してほしい!
直人 最初は「行かないで〜!」ってなるかもしれないけど、わりとパッと切り替えられるタイプかも。
moca 私も直人と一緒。結構、すぐふっきれそう。引きずりはしないかな。
友祐 オレは無理だな。「loop of love」って感じ(笑)。
hibiki フラれたら引きずるけど、自分からフッたら引きずらないよね。
honoka 私はふっきれたフリをしちゃうかも。わりと強がるほうです(笑)。
直人 アニメ『双星の陰陽師』のオープニングテーマなんですが、主人公のろくろと紅緒の2人をイメージさせた歌詞が散りばめられています。その部分を僕とmocaが歌っているんですが、ストーリー性があるのですごく感情を込めやすかったですね。
友祐 ストーリーをイメージして三味線の音を入れたりと、音周りにもすごくこだわっています。ダンスの振付もすごく音を意識しているので、いままでの楽曲の中で踊っていて一番、身体にしっくりくるんですよ。
honoka 確かにそれはある! 踊っていてすごく楽しいし気持ちがいい。最初に聴いたときはいままでlolが挑戦したことのないサウンドだったから、少し不安もあったけれど歌ってみたらすごく音が自分に合って。
hibiki いつもより低音なんですよね。バックのビート音や三味線の音が入り混じってスケール感があるというか。きっとライヴで観たらより楽しめる曲になっていると思います。
moca それぞれのパートにメンバーの個性がしっかり出ているので、私たち個々の魅力も表現できている楽曲ですね。