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Editor's Playlist

JUNGLE LIFE セレクト
春にライブで聴きたい名曲。

雑誌 JUNGLE LIFE
IMAI(副編集長)

IMAI副編集長のオススメは
the band apart・My Hair is Bad・Jin-Machine・lynch.・Predawn

日本全国に配布拠点を持つ、日本最大の発行部数を誇る月刊音楽フリーマガジン『JUNGLE☆LIFE』。プロ・アマ問わずバンドマン・ミュージシャン、音楽関係者、そして何より幅広い音楽ファンやライブ好きから、ライブハウス情報や音楽情報、アーティストの本質を理解するためには欠かせない音楽媒体として、25年以上にわたり愛読されている。

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the band apart

ZION TOWN

春フェスで心地よい気分にさせてくれる名曲。
ここ数年インタビューさせて頂いていますが、楽曲だけでなく取材時の雰囲気も唯一無二の存在。良い意味でユルい空気感の中で語られるユーモアに溢れた言葉を、彼らの音楽と共に桜の木の下で酒でも飲みながら聴けば、至福の時間となることだろう。


the band apartが2017年7月にリリースした8thフルアルバム『Memories to Go』は、ノスタルジックな空気を感じさせながらも“新しい”、実に彼ららしい軽妙洒脱なセンスが抜群に発揮された1枚だ。その中でも「ZION TOWN」はイントロの軽やかなカッティングから、心がウキウキして外に出ていきたい気持ちにさせてくれる名曲。ドアを開けて出た先には、きっと心地よい陽光と春風が待ち受けているに違いない。

>ALBUM<

『Memories to Go』
2017/7/19 Release.

My Hair is Bad

卒業

春のライブで心をかきむしる別れの名曲。
春=卒業=My Hair is Bad…的なセレクト。個人的にも、インディーズ時代から愛聴させて頂いているバンド。切なく胸をかきむしりながらも、どこかユーモアも感じさせるリリック・センスが随一だと思います。


春といえば、出会いと別れの季節。心躍る出会いも良いが、胸をかきむしるような別れの歌にどうしても心惹かれてしまうのも人の性(さが)か。“卒業”という言葉に誘引されるのか、春の宵は一杯やりながらついこの曲が聴きたくなる。感傷的な気分の時にライブで聴いたら、感極まってしまうかもしれない。この他にも「真赤」「戦争を知らない大人たち」など、数々の名曲を含むアルバム『woman's』も必聴だ。

>ALBUM<

『woman's』
2016/10/19 Release.

Jin-Machine

がんばれ!桜、アディオス

桜をテーマにしたハッピーな“ジンマ流卒業ソング”で踊ろう。。
自称“日本一面白いヴィジュアル系バンド”、Jin-Machineによる桜をテーマに制作した“ジンマ流卒業ソング”。一見フザケているように見えがちだが、その幅広い音楽的素養と高い演奏技術は楽曲をちゃんと聴けばわかるはず。“本気でフザケている”という姿勢も含めて、これこそJUNGLE☆LIFEで取り上げるべきバンドだと思っていたりします。


まさに卒業式での合唱を地で行くようなオープニングから、急転直下でメタリックなギターとハイトーンボイス主体のパートに突入する…かと思えば、寸劇が挟み込まれたりとめくるめく展開。“プログレ感”と“ボケ”をこれでもかというほどに容赦なく1曲の中に詰め込んだ、唯一無二のプログレッシヴ・コミックロックバンドの真骨頂と言える卒業ソングだ。振り付け講座の動画もチェックして、彼らのミサ(※ライブ)で一緒に踊ろう。

>SINGLE<

「がんばれ!桜、アディオス」
2017/3/15 Release.

lynch.

CREATURE

春、新たなスタートを激アガりの1曲と共に。
別に春らしい曲というわけではないのだが、本作をリリース後の昨年末にメンバーの復帰を発表。2017年3月11日には初の幕張メッセ国際展示場ワンマンで、完全体での復活を果たしたlynch.。その新たな出発の門出を祝して、攻めまくりのこの曲をセレクト。


イーヴルなウィスパーで一気にダークな世界観に引き込まれた後は、ヘヴィなリフに合わせて思い切りヘドバンすれば良い。シャウトに合わせて、絶叫するも良し。そして、美しいメロディラインに陶酔してしまえば良いのだ。lunch.の持つ魅力を4分足らずの1曲の中に凝縮した、アグレッシヴな名曲。ライブで激アガりして、どれだけ暴れたところで、一歩外に出れば春の空気がその熱を爽やかに冷ましてくれるだろう。

>SINGLE<

「BLOOD THIRSTY CREATURE」
2017/11/8 Release.

Predawn

Universal Mind

どの季節に聴いても心に春をもたらす至福の歌。
春らしい曲のアーティスト…と考えた時に浮かんだのが、Predawn。シンガーソングライター、清水美和子のソロプロジェクトだ。聴く者の心を癒す至福の音と天性の歌声は、心地よい春眠へと誘ってくれる。


その歌声が聞こえた瞬間、心の中に涼しい春風がそっと吹き込んできたような気分になる。ゆったりとした時の流れを感じる楽曲の世界観。それはライブでも同じだ。時折垣間見せるパンク精神と毒の部分も孕みつつ、彼女は世界と対峙するのではなく、溶け合うことを望む。Predawnの音楽に浸っていると、いつの間にか自分も世界も1つになってしまうかのよう。抗いがたい快楽を求めて、春の眠りへと落ちていく。これが本物の“至福”ということだろう。

>ALBUM<

『Absence』
2016/9/21 Release.