SKE48の2020年第一弾シングルとなる「ソーユートコあるよね?」が1月15日にリリース。通算26枚目となる今シングルは、思わず口ずさみたくなるキャッチーなサビが印象的なアップテンポナンバーで、初センターに抜擢された須田亜香里を中心にフレッシュなメンバーが選抜された。その中から今回、初選抜となった北川愛乃、畑結希と2回目の選抜となる野島樺乃の3人に楽曲の話しからMV撮影の裏バナシなどを聞いてみた。
26th Single
「ソーユートコあるよね?」
2020.01.15 On Sale
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- 「ソーユートコあるよね?」は2020年のスタートにぴったりなアッパーソングですが、最初に聴いたときの印象は?
- 北川
- いままでにないSKE48の楽曲だなと思いました。明るくポップな曲調の中に、いろいろなサウンドが聴こえてきて面白いなって。歌詞は最初に聴いたとは、「え?これいいの?」と思うような感じだったんですけど、よくよく読むと自分のポリシーを貫いて生きていこうというメッセージが見えてきて、自信がもらえました。
- 高畑
- これまで嫉妬心を書いている歌詞はあまりなかったので、すごく新鮮です。よこにゃんが言うように、こんなワガママでいいの?と思う歌詞なのにメロディはポジティブで明るいから、その意外性にも驚かされました。
- 野島
- 前作の「FRUSTRATION」がクールでセクシーな曲だったので、今作はガラッと変わって“THE・アイドル”という雰囲気ですごくいいなと思いました。サビ以外も頭に残って口ずさみたくなるフレーズがたくさんあるので、一度聴いたら忘れられない曲になるんじゃないかなって。今回、振付をDA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんが担当してくださって、これまでのSKE48のダンスにはない動きや体の使い方をしているんです。
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- これは実際にダンスを観てみないと!
- 北川
- ぜひ、観てほしいです! 私はステップにすごく苦戦しました。DA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんが躍るとすごく軽やかで簡単そうに見えるのに、私が踊るとドタバタしちゃって(泣)。
- 野島
- わかる! 私もダンスはあまり得意なほうではないから、結構苦戦したんですけど、DA PUMPのKENZOさん、から「思い切り楽しんでほしい」と言われて、失敗するのを怖がるより、はっちゃけて踊るようにしました。今回、ゴム跳びを飛ぶようなステップの振り付けの「ケンロップダンス」が入っていて、そこは見どころです!
- 高畑
- 楽曲だけでなく、ダンスもキャッチーな感じでマネしやすいので、DA PUMPさんの「U.S.A.」みたいに流行ってくれたらいいなと思っています。
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- そんなダンスがたっぷりみられるMVはすごくカワイイ雰囲気に仕上がっていますね。
- 北川
- 4グループに分かれて、それぞれ“ショッピング”“カフェ”“お花屋さん”“楽器店”で楽しんでいるメンバーを撮影しているんですけど、私はカフェのグループ。(佐藤)佳穂ちゃんとケーキを食べさせあいっこするシーンがあるんですけど、そのケーキに佳穂ちゃんが苦手なシナモンが入っていて、笑顔で食べていますけど、本当はすごく頑張っています(笑)。
- 野島
- 私はお花屋さんグループでお花を使ってダンスをしたりと、すごく女の子っぽいMVに仕上がっています。監督から「もっと楽しく!もっとしゃべって!」と何度も言われていて、そのうちみんな普通に楽しみ始めちゃって。そうしたら、みんなカメラを意識せずにお互いの顔がかぶりあってしまって、今度は監督から「顔がかぶっているから!」って注意されるぐらい素になっちゃいました(笑)。
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- 確かに「普通に楽しんでいる感」がすごく出ていました。
- 北川
- そう思っていただければ嬉しいです! 私たちも「いつもカフェで友達としゃべっているような感じにして」と言われていたので“普通に楽しむ”を意識していました。
- 高畑
- 私は楽器グループだったんですけど「売れないバンドマンが憧れの楽器を持って売れるために頑張る」という裏テーマがあって…。あ、このテーマは私たちのグループが勝手に作ったんですけど(笑)。見どころはそんな裏テーマと、ショーウインドーの中で踊っているのでそれを見てほしい! 蒸し暑くて大変でしたけど、頑張って踊ったので。
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- 今回、北川さんと畑さんが初選抜ですが、実際にメンバーに入ってみていかがですか?
- 北川
- 決まった時はドッキリなのかと思ったぐらい、まったく信じられなかったです。昔からSKE48が大好きでドキュメンタリーもたくさん見ていたから、選抜に入るのがどれだけ難しいことか知っていたので、自分が入れるなんて!と。最初はそんなフワフワした気持ちでしたけど、こうやって取材をしていただいたり、MVを撮影したりしているとだんだん実感が湧いてきて頑張らないと!と思うようになりました。
- 高畑
- 私もよこにゃんと同じで、決まった瞬間はフワフワした気持ちになりました。そこから少しずつ「とうとう選抜メンバーになったんだ」と強い気持ちが湧いてきて、頑張ろうと思っています。私は会社員を辞めて20歳でSKE48に入って24歳で初選抜を叶えたので、遅咲きではあるかもしれないけれど、頑張れば夢は叶えることができるというのを多くの人にも知ってもらいたくて。今回、センターの(須田)亜香里さんも10年目で初センターなので、SKE48は希望のあるアイドルグループだなって。夢を持って頑張る人たちの後押しができたらいいなと思っています。
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- そんな初選抜の2人に対して、前作で初選抜を果たした野島さんからアドバイスがあればぜひ!
- 北川&高畑
- 先輩、お願いします!!
- 野島
- いやいやいや!先輩なんてやめてください! アドバイスというか、私が初選抜のときに先輩たちから言われたのは「楽しんで」という言葉。楽しいことはあっという間に過ぎるので、ひとつひとつのお仕事を大切に楽しみながら向き合って過ごしていくことが大事なんだなって。ただ、先輩たちの言葉を言っただけですが…。
- 北川&高畑
- 先輩、ありがとうございます!!
- 野島
- 先輩じゃないからやめて!!
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- でも、先輩の言葉を後輩に伝えていくのはいいですよね。SKE48の仲の良さが伝わります。2020年のSKE48や個人の抱負があったら教えてください!
- 北川
- 2019年は先輩の卒業が重なって寂しいけれど、私たち後輩が先輩たちが築いてきたものを受け継いでいこうと思っています。今、6期生が中心になってメンバーを引っ張っていっていますが、私たち8期生もいつかは中心になって「8期生の時代だ」と言われるようになりたいです。そのためにも選抜を定着させていくことが個人的な目標です!
- 野島
- 2019年は人生で一番充実していた年で、初めてのことをたくさん経験させてもらった年でした。でも、まだまだ自分の実力不足を感じることも多いので、SKE48といえば野島がいる!と思われるぐらいの実力をつけていきたいと思っています。
- 高畑
- 私は2020年は「シンプルに楽しむこと」が抱負。この4年間は「選抜に入るため」「総選挙に入るため」と先のことばかり考えて、そのときを楽しむことを忘れていたので“今”を大切にして楽しんでいきたいです。SKE48としては先輩方が築いてきた良いところを受け継ぎつつ、私たち後輩は進化させて新しいSKE48を見せられればと思っています。
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「ソーユートコあるよね?」
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