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Vocal 鈴華ゆう子
■『四季彩-shikisai-』収録曲について、聴きどころ・演奏のこだわりポイントを教えてください。
M3「Strong Fate」作詞/作曲:鈴華ゆう子
映画『残穢』のイメージソングとして書き下ろした曲です。日本古来の“和の恐怖”を和楽器バンドならではのサウンドで表現しました。歌詞の世界観は、物語へ忠実に寄り添っており、少しずつ少しずつ恐怖へと誘います。サビは力強く壮大に、行き着くその先を思わさるような感覚を味わっていただければと思います。
M4「ミ・ラ・イ」作詞/作曲:鈴華ゆう子
リオオリンピックのために書き下ろした楽曲です。
それぞれが思い描く様々な形の未来。
弱気になった心に光を灯し、背中を押す事のできる曲として皆様に届けたいという思いで作りました。
実体験を元に思いを綴りました。
M13「鳥のように」作詞/作曲:鈴華ゆう子
悲しみにくれている最中にみた夢の中の世界。鳥となり大海原を愛しき貴方の声のする方を目指し、羽を広げ自由に飛んでゆく。自分が飛ぶ姿の影を追いかけながら。どこまでもどこまでも。
飛んでいるその瞬間は、もうすぐ貴方の元へ今にも辿り着けるのではないかと…それは幻であり、ほんのひとときの儚い夢。
アルバムの中でどの楽曲よりも、静寂の中で奏でる雅な和の美しさを意識しました。
世界観を作り出す要となる箏をメインとし、鳴り物にも拘りました。アルバムの中で箏からレコーディングして作った曲は、これだけです。
ボーナストラック「チルドレンレコード」作詞/作曲:じん 編曲:和楽器バンド
これまでライヴにて鈴華と町屋のツインボーカルとして何度も披露し、ファンの間でも任期を得、愛されている楽曲をついに音源化。
和楽器が入ったらこうなりましたという、私たちならではのアレンジを楽しんでもらえると思います。
■『四季彩-shikisai-』リリースにちなみ、“春”にまつわる歌で好きな楽曲を教えてください。
松任谷由実「春よ、来い」
父がまだ生きていた頃、子供だった私が歌ってとても喜ばれた曲で、ピアニスト時代はソロでもヴァイオリンやフルートなど他楽器とのアンサンブルでもよく演奏しました。
日本で世代を超えて愛されてる曲だと思います。
■このインタビューをご覧の方へ一言お願いします!
今回のアルバムでは、歌い方もかなりバリエーションをつけて拘ってみました!
新たな私の歌い方もぜひ、見つけてください!
こうして、自身が出かけた曲について語れる機会をとても嬉しく思います。これを読んでくださった皆様がもっと和楽器バンドに興味を持ってくださる事を願っています。応援よろしくお願いします。