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東京・SHIBUYA AXで開催された、ドンヘ&ウニョクの2ndシングル「I WANNA DANCE」購入者イベント。開演前から熱気ムンムンの会場には、まず2人のバックダンサーが登場し、イベントがさらに盛り上がるよう、「I WANNA DANCE」のサビの振りをファンにレクチャーしてくれた。何度か一緒に踊りながら、会場はワイワイ楽しい雰囲気で練習。期待感はさらに高まり、あとはドンヘ&ウニョクの登場を待つばかりだ。 - ステージが暗転すると、たった今覚えたばかりの「I WANNA DANCE」のイントロが。その瞬間、会場の外まで響くような大歓声がこだまし、ボルテージも急上昇! 柄違いの派手なジャケットとスキニーパンツに身を包んだドンヘ&ウニョクは、横並びでクールなパフォーマンスを披露し、ファンもサビのダンスでノリノリ! ミラーボールが回るフロアはパーティームード一色で、途中、ウニョクの片手倒立にも大歓声が湧いていた。
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2人が一旦ソデに下がると、進行役のパーソナリティが登場しトークコーナーがスタート。会場全体で改めて彼らを呼び込むと、ウニョクはステージ中央のイスを軽々と飛び越えながらダッシュで走り込んできて、ファンはその様子に大爆笑。そのまま舞台端でタッ!と止まると、ファンが持つウチワを借りて“オレオレ!”と指差し、かなりハイテンションな様子だ。ドンヘも高くジャンプしながら走って現れ、早速“チャラ男”全開(!?)の投げキッスを連発。「みなさんの笑顔がまぶしすぎて目が開きません!」(ドンヘ)、「君、かわうぃーねー!」(ウニョク)と、開始早々からトークのつかみはバッチリだった。
新曲についての質問では、「この曲に込められたメッセージは?」と聞かれたウニョクが「どうですか?」と逆に通訳さんにマイクを向けたり(笑)、話題の「じぇじぇ・・・!」発言でも沸かせるなどひと通り盛り上げた後で、ようやく真面目モードになって「前作『Oppa,Oppa』から1年、みなさんの応援のおかげでまた新曲を出すことができました」と感謝の意を。ドンヘも「『Oppa,Oppa』をみなさんが応援してくれたから、こうしてまた会える機会ができたと思います」と、ファンをメロメロにするキラースマイルを見せていた。
SUPER JUNIOR-Mのヘンリーが参加したカップリング曲「Love That I Need」については、ドンヘが「今までにない曲調でみなさんビックリしたんじゃない?」。ウニョクは「僕とドンヘの感性豊かなヴォーカルが際立った曲」と自信満々に語り、「SUPER JUNIOR K-R-Y(歌に定評のある3人のユニット)にも対抗できると思う。イェソンさんだったらこんな雰囲気は出せなかったんじゃないかな(笑)」と、ウィットに富んだコメントでも盛り上げた。さらに待望の日本1stアルバム『Hero』(7月24日発売)に話が及ぶと、収録シングル全てがオリコンTOP3と聞いたドンヘが「ビックリアルバム! ビックリエルフ(ファンの呼び名)!」と、ファンにエアーキス。その黄色い歓声が悔しかったのか(笑)、ウニョクも対抗して「チュッ」とやると、2人は向き合って大笑い。「ちょっと遅くなったけど、こうしてアルバムが出せるのは気持ちがいいです」(ウニョク)と笑顔を見せていた。7月27-28日と東京ドームで開催される“SUPER SHOW5”についても「また新しい曲やパフォーマンスを準備しています!」と2人。「行く人ー!」の問いかけに会場から手が挙がると、ウニョクもピシッと挙手(笑)。ドンヘは「日本へ行くときは、エルフに会いに行ってデートをするような気持ちです♥」と愛嬌を振り巻いていた。
続いては、お待ちかねの質問コーナー。前もってファンから募った質問から「お互いココだけは負けないというところは?」の問いに、ドンヘがまず「顔!」と日本語で先制し、勝ち誇ったように笑う。すると、ウニョクが通訳さんに日本語を聞いて「背!」と反撃。その後も、いちいち日本語を聞きながら「目!」(ドンヘ)、「口!」(ウニョク)とやり合う2人。ダメ押しの「歯茎!」(ウニョク)にドンヘが「参りました」と降参してバトルは終了(笑)。ファンからもカワイイふたりの攻防にクスクス笑い。続く質問「アドレナリンパワーが出てると思うのはどんな時?」には、ドンヘが「ステージでみなさんを見つめるだけで出ます!」、ウニョクが両手を広げて「今でしょ!?」とキメ顔(笑)。彼らのコミカルなトークに、会場は終始温かい雰囲気に包まれた。
後半は、ゆるやかな1曲「Love That I Need」をイスに座って熱唱。ファンは2人の甘い歌声にうっとり耳を傾けていた。そして、この日解禁の重大ニュースとして、さいたまスーパーアリーナでのファンクラブイベント(9月26日)を発表。ウニョクは「僕たちが来るたびに応援してください!」とメッセージを送り、最後はファンとの記念撮影タイムも設けられた。イベントはこうして大盛況のうちに終了・・・のはずだったが、鳴り止まない歓声に応えた2人はラストにもう1曲「Oppa,Oppa」をパフォーマンス。ウニョクが「みんな、盛り上がれー!」と日本語でアオると、場内は再びお祭り騒ぎ! 彼らが退場した後にはNewアルバムから表題曲「Hero」のティザー映像も特別上映され、プレミア感たっぷり&ファン大満足の1日は幕を閉じた。
text:川倉由紀子