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SuG 2014年ツアー WE CRY OUT HELLYEAH 恵比寿LIQUIDROOM LIVE REPORT

満を持して活動を再開し、11月19日(水)に2014年第3弾となるシングル「CRY OUT」をリリースした5人組バンドSuG。その曲を引っさげて行われたスタンディングツアー“WE CRYOUT HELLYEAH”は、大阪と名古屋での公演を大盛況のうちに終え、この日、恵比寿LIQUID ROOMでファイナルを迎えた。

SuG

オープニング前からのオーディエンスの高揚感、期待感がしびれるほど伝わってくる――。ある意味異様とも感じられる会場内の盛り上がりは、その場にいるだけで気持ちを高ぶらせた。

そんな中、ステージが眩い光に包まれ、まるで神が降臨したかのようにヴォーカルの武瑠が立ちはだかる。そして彼が1曲目に選んだのが「HELLYEAH」。浮気者名義で配信リリースされた新曲でこの日のライヴはスタートした。その刹那、恵比寿LIQUID ROOMは大声援に包まれ、メンバーもそれに応えるかのように早くもアクセル全開! とても1曲目とは思えない盛り上がりを見せた。続いて、重厚なロックチューンの「MISSING」「Nevermind」が歌われ、悲鳴にも近い歓声が飛び交う。武瑠も会場を見渡しながら、「こんばんは、SuGです!! しかし、でっかい声だな〜。今回、熱量のすごいライヴツアーで、大阪、名古屋とやってきたけど、今夜はそのツアーファイナル。しかもホームの東京なんで、余裕でハードル超えて盛り上がっていこうぜ!!」と嬉しそうに挨拶。その後も、「gr8 story」「Fast Food Hunters」とアッパーなナンバーでオーディエンスを一気に狂喜乱舞の世界へいざなってゆく。会場中一丸となったヘッドバンギングは、会場の空気が薄くなるような息苦しさを覚えるほど、激しい。それが地響きのようになってボルテージの高まった空間を揺らす、揺らす、揺らしまくる。もちろんメンバーのテンションもすぐに影響、ドラムのshinpeiが握るスティックに力が入るのを肌で感じることができた。さらにmasatoとyuji(共にギター)が奏でるギターサウンドも、クールに響きわたり、Chiyuのベース音も重く、力強さを増していった。それがまたオーディエンスの心に火をつけ、今にも爆発してしまうのではと思えるほど会場内のエネルギーが急速に高まっていった。

MCでは、SuGの兄貴的存在であるChiyuをいじるシーンも。武瑠が「せ〜の、アニキ〜〜!」とはやし立てると、オーディエンスも一緒に大声援。笑いを誘うなど、ほのぼのとした時間を楽しんだ。ファンとの距離感を大切にする、彼ららしい演出に心地よい雰囲気に包まれた。

さらにライヴ中盤では、「無条件幸福論」など静かな曲も披露。それまでの激しさからうって変わり、小気味よくドラムがリズムを刻み、軽やかなギターサウンドと武瑠ののびやかな歌声が融合して会場に響きわたる。高揚感が生んだ熱量はそのままだが、静かな時間の流れに身を委ねるように、オーディエンスは聴き入っていた。そして幸せはまだまだ続く・・・。武瑠からのMCで「3月4日(水)、遂にSuGのNewアルバム『BLACK』が発売決定しました! 活動休止、復活の想いが詰まっているアルバム、全ての色を塗り重ねてできた『BLACK』。今のSuGではなく、“今までのSuGの全て”が詰まったSuGにしかできない『BLACK』です。楽しみにしててね!」とアルバムリリースおよび2015年のライヴスケジュールをサプライズ発表。会場内が歓喜の渦に巻き込まれた。

その後、初期衝動が詰まった”SuG流パンク”、新生SuGらしい1曲であり、本ツアータイトル曲でもある「CRY OUT」や、ライヴで定番の人気曲「不完全Beautyfool Days」「mad$hip」などをノンストップで披露。「Rolling!!」では、渦のような人の流れを生み出す激しいサークルモッシュが繰り広げられ、会場のボルテージがこの日、最高潮に達したことを示した。その興奮はうねりとなり、本編の締めとなる曲「39GalaxyZ」まで続いたのは言うまでもない。

高まる気持ちのままアンコールを求めるオーディエンスたち。再びステージに登場したメンバーが「Howling Magic」でそれに応えると、アーティストとファンの垣根を越えた独特の一体感が会場内を包み込んだ。さらに、心も体も踊りだすカラフルなパーティー・チューン「小悪魔Sparkling」や、歌詞も印象的なラップ調の「輪廻せんちめんたるギャング」が披露され、最後は「B.A.B.Y.」で20曲2時間に及ぶライヴは終了。会場を後にするファンたちの満足そうな表情は、この日のライヴが大成功に終わったことを物語っていた。
TEXT: OFFICE CUBE 池辺円香(いけべ・まどか)

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TOUR 2015“BLACK”決定!

【日程】

2015年4月18日(土)
仙台darwin(宮城)
2015年4月19日(日)
郡山Hip Shot Japan(福島)
2015年4月25日(土)
札幌KRAPSHALL(北海道)
2015年5月 2日(土)
松山サロンキティ(愛媛)
2015年5月 3日(日)
岡山IMAGE(岡山)
2015年5月 5日(火)
松江canova(島根)
2015年5月 6日(水)
広島ナミキジャンクション(広島)
2015年5月16日(土)
熊本B.9 V2(熊本)
2015年5月17日(日)
福岡DRUM Be-1(福岡)
2015年5月24日(日)
柏Thumb Up(千葉)
2015年5月30日(土)
水戸ライトハウス (茨城)
2015年6月 5日(金)
HEAVEN’S ROCKさいたま新都心 VJ-3(埼玉)
2015年6月13日(土)
新潟GOLDEN PIGS RED STAGE (新潟)
2015年6月14日(日)
長野LIVE HOUSE J (長野)
2015年6月20日(土)
静岡Sunash (静岡)
2015年6月27日(土)
神戸VARIT .(兵庫
2015年6月28日(日)
三重 M’AXA(三重)
2015年7月 4日(土)
名古屋E.L.L(Electric Lady Land)(愛知)
2015年7月 5日(日)
梅田CLUB QUATTRO(大阪)
2015年7月11日(土)
金沢AZ(石川)
2015年7月12日(日)
京都MOJO (京都)

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SuG

2006年に結成、Vocal:武瑠、Guitar:masato、Guitar:yuji、 Bass:Chiyu、Drum:shinpeiによる5人組バンド。
バンド名は黒人のスラング"thug"からきており周りの意見を気にせずに自分たちの思ったとおりに進む人たち、または"悪友"という意味がある。 "HEAVY POSITIVE ROCK" を掲げ、 あくまでもポジティヴなスタンスでメッセージを伝えていくという明確なコンセプトをもとに活動し2010年メジャーデビュー。作曲はメンバー全員で行い、多彩な音楽ジャンルとの融合だけに留まらず、バンド界の天才異端児Vocal:武瑠が各作品ごとにコンセプトを作り、作詞から基づいた世界観・ミュージックビデオ監督・衣装等のアートワーク全般を担当し、自ら作品の企画書・衣装・小道具の調達から制作までも行い、アルバム・小説・映像・ファッション等を連動させ"3D音楽"として提示し、それが音楽業界に留まらず、サブカルチャー、ファッション業界等からも支持され、また海外ヨーロッパやアジアを中心にミュージックビデオやファッションが高く評価され、海外人気飲料水の商品CMへの起用など、国・世代・ジャンル問わず幅広い層に人気が急上昇している中、2012年12月29日の国立代々木競技場第二体育館公演を最後に活動休止となる。 2013年9月20日に原宿にてゲリラライヴを行ない、活動再開を宣言すると、2013年12月29日、活動を休止した時と同じ場所・国立競技場代々木第二体育館にて復活を遂げる。

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