ハワイのFM局KCNN主催の野外フェスが、ホノルルのビーチで毎年7月、2日間に渡って開催されます。大自然の中、大迫力の重低音で、メロディアスな歌声が響く「ハワイアン・レゲエ」野外フェスには1日あたり7,000人のロコ達が集まり熱くなります。観光用につくられた古典ハワイアンではなく、ハワイのストリートから誕生した「ハワイアン・レゲエ」。ジャマイカ系ほど暑苦しくなく、歌唱力も驚くほどレベルが高く、サーフィン発祥の地から自然発生したスタイルだけに、まるでハワイの波のように「重いリズム」に「優しいメロディー」、この「アロハ」からくる深い「優しさ」が、とにかく気持ちいい。本企画は、90年代の名曲を中心に、ハワイはマウイ島のレゲエ・アーティスト達らが、ゆるやかで優しくカヴァーした楽曲を収録。多くのハワイのミュージシャンは、「音楽は神様と繋がる聖なる存在」と考えており、「感謝」をする気持ち「アロハ」を込めて「音楽」を表現しています。本企画は、多くの「アロハ」が込められ、マウイ島にて制作されました。80年代後半から90年代前半、世界の音楽シーンはクラブ・ミュージックが誕生し、R&B、ヒップホップ、グランジブームと混沌として常に刺激的でした。“ガンズ・アンド・ローゼズ”“レニー・クラヴィッツ”ら90年代の名曲が、2010年「ハワイアン・レゲエ」スタイルで蘇ります! 空前のバンドブームでバンドに夢中だった35歳〜40歳の世代、仕ことに打ち込むキャリア・ウーマン、世界的不況で疲れ気味な30代が多い中、本アルバムを聴いて、10代の頃の素晴らしい仲間達、あの頃の恋愛、ただ走ることだけしかできなかった青春の淡い思い出、ハワイのエネルギーを通して、そんな思い出にひたるのも、素晴らしい時間を過ごせるかと思います。ボジティブな癒しのエネルギーが詰めこまれたアロハ・スタイルのカヴァーアルバム『アイランド・カヴァーズ』日本の音楽シーンのカヴァーブームに終止符を打つべく、圧倒的なスキル、ソウルフルな歌唱力をご試聴してみてください。